思いついたことを書き留めます。

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2022年4月23日(土)
医学部合格!

先日3年前まで在籍していた生徒のお母さまから電話がありました。
大学合格を直接私に報告しに来てくれるということで、本部教室まで来てくれたのです。
その子は
高校も北海道ではトップレベルの高校だったのですが、現役で医学部に合格したとの事でした。

高校受験が近づくと受験勉強に専念するため、そろばんをやめる子が多い中、その子は中学3年生まで在籍しそろばんを続けていました。(もちろん出席日数は少なくなりましたが。)
明るいニュースを持ってきてくれてありがとう!私も久々にA君の元気な笑顔を見られて嬉しかったです。

2021年4月9日(金)
そろばんをやめなければならないことを、涙ぐんで話してくれた子

数ヶ月前一人の中学生が「忙しくなってきているので、今月でソロバンやめます」とその日の帰り際に私に涙ぐみながら言ったのです。
中学生となり勉強・部活そして生徒会活動等、生活が小学生の時とは大きく変化したのでしょう。1年生でありながら2学期の生徒会副会長に選出されたということも他の生徒から聞いていたのでした。
とてもよく頑張っていて、真面目で下級生の憧れのような子だったのです。
ここまで頑張ったA君は私にとっても誇りに思えました。
A君に「そろばんでもとても頑張っていたんだから、これから中学校でも頑張ってね!A君ならできるから」と言いましたが、涙ぐみながら話すA君に私ももらい泣きしそうになりました。
以前、高校受験(勉強)のためソロバンをやめなくてはならない中学3年生の子が、8月最後の練習日の帰宅後、声をあげて泣いたという話をお母さまから聞いたことがありました。
お母さまが泣いている理由を聞くと、「だってもっとソロバンを続けたかったんだもん」と言って泣き続けたそうです。
この子も今回やめた子も、どちらも有段者でした。
一生懸命頑張っている子がやめることは残念ですが、ここまで頑張ったことで身に付けた「学習意欲」・「集中力」・「忍耐力」などを活かしてこれからも頑張って欲しいと願っております。

2020年7月22日(水)
真剣に練習する子から与えられる刺激

多くの生徒はいつも熱心に練習しているのですが、そういう子たちを見ていると指導する私たちも良い刺激を受けます。
「この頑張りの効果を必ず出せるように応援してあげよう…」という気持ちになるのです。
コロナウイルスの関係で休塾の期間もありましたが、その間にも実力を出来る限り落とさぬようにするため、家で練習するプリントをそれぞれの教室の授業日に教室(会館)前で配布しました(本部では教室の玄関で渡しました。)。
プリントを受け取りに来ていただいた保護者の方々からたくさんの励ましのお言葉を頂きました。又自宅での子供の様子をつづったお手紙をくださった保護者の方もいらっしゃいました。いろいろなお心遣い本当にありがとうございました。
プリントは毎回必ず受け取りにくる子も何人もいたのです。反対に全く来ない子もおりました。
授業が再開されると、やはりそれが練習の成績にはっきりと現れてきました。
多く練習した子たちは飛び級で試験を受験できるほど実力が向上していた子も何人もおります。

嬉しい驚きでした。反対にほとんど休み中はやっていなかったような子たちも6月以降の練習でほぼ通常通りに戻ってきたようです。嬉しく思います。
子供達・保護者の方々からの“良い刺激”を受け止めて、この大変な状況を乗り越えていきたいと思います。

2018年4月20日(金)
17回目となる珠算指導

3月初旬、今回で17回目となる珠算指導のため地元の小学校へ行ってきました。
16年前の2002年(平成14年)の2月、民生委員の仕事で数人の民生委員と小学校を訪問したのです。
その際校長先生から、「今年4月から学校は完全週5日制になります。毎週2日の休みになるため、ヒマをもてあます子が出たら困るので、月に一度程度何か子供達のためにスポーツとか花壇作りとか考えたいと思っているのですが、佐々木さんのソロバン指導もその一つに考えているのです。どうでしょう?」と言われたのです。
私は、「それもお受けしますが、3年生の算数の教科書にソロバンのページがあると思います。私で良かったらお手伝いさせていただいてもよろしいと思っていますが?」と言うと校長先生は、「ウソじゃないですよね?信用していいですか?」と言われたのです。
翌日その校長先生から電話が来て、「都合が良かったら今年からお願いします」と言われお受けしました。

その2週間後くらいだったと思います。初めて小学校の教壇に立ったのです。
依頼される指導は1クラス2時間づつです。
3年生ですが2時間では加減算だけでも全員にマスターさせることは難しいことです。
塾の個別授業とは異なる一斉授業の難しさを実感します。「子供達にあくびをさせない授業を…」という思いから、「人間ソロバン」・「(おもしろい)数字の話」等を授業の合間に入れて授業を進めていきますが、子供達からはその都度「おお〜っ(^o^)」という驚きの声が聞かれます。これらの情報は珠算の業界誌・研修会等で得たものです。先輩・お仲間の先生方に感謝したいと思います。
子供達に実際に計算問題を解いてもらうとき、担任の先生だけではなく、校長先生や担任を持っていない先生方が一人一人をサポートしてくださいます。
今回の授業の数日後、ボランティア(福祉関係)の会議があったのですが、今回サポートしてくださった小学校関係者の一人が会議に出席しており、「前にも一度(サポート)したけど、授業がすごくおもしろかったから今回もう一度(サポートに)行ったのです」と、とても嬉しい言葉をいただきました(^o^)。
数日後子供達が書いた感想文集が届けられました。一人一人の感想が書かれてますが、「授業が楽しかった」・「(計算方法が)よく理解出来ました」等、私が読んでとても嬉しくなる内容ばかりです。
子供達の感想文はボランティア授業を行う私にとって何よりも嬉しいご配慮です。ありがとうございました(^O^)

2017年10月31日(火)
「懐古」

先日、元教え子のK君からメールが来ました。何と10年ぶりのメールでした。
10年前の2007年当時の教え子のお母さんから寄付の依頼がありました。そのお母さんは地元の高校を卒業しており、同窓会の役員をされていたのです。
その高校が創立30周年となったため、記念文集を発刊することのなり、地元の会社等から経費捻出の目的で寄付を募ったのでした。
文集には寄付をした企業等の名前が掲載され、当アカデミーの名前も掲載されたのです。
その高校の卒業生であったK君は当アカデミーのメールアドレスを知ることが出来、「懐古」というタイトルでメールをくれたのです。
彼はその当時東京の有名私立大学の博士課程に在籍しており、現在は国立の高専の準教授だそうです。とても丁寧で、さすが文学研究者は違うなぁと感じる文面でした。私の返信が恥ずかしいほどです。でもその恥ずかしさは、彼にメールが出来るという嬉しさには叶いませんでした。
珠算を習っていた頃も「誠実で真面目な子」という印象が強かったのですが、メールを読んで、大人になった今も変わっていない、いやさらに大きく成長したK君を感じます。

私は彼に珠算(暗算)を指導しただけです。でも彼の成長に僅かでも関わることが出来たことを大変嬉しく思います。嬉しさを「感動」というタイトルにして、返信させてもらいまいした。本当にありがとうK君。

※この文章は先日の「先生のひとこと」に加筆修正をして転載したものです。

2017年5月19日(金)
沖縄返還

今週の月曜日、「沖縄が返還されて45年」というニュースが出ていました。
実は「ささき暗算アカデミー」が「広島珠算教室」として出発したのが同年の5月1日だったのです。
確か教室近くに住む2人の小学2年生でスタートしたはずです。その2週間後に「沖縄返還」があったのです。
佐藤栄作総理がテレビで「沖縄返還バンザーイ!」と両手を挙げていたことを懐かしく思い出しました。

今は“子供達の学力の土台を強固に…”という考えで、指導方法や教材にいろいろな工夫を凝らしていますが、最初は自分が習ったように購入した教材を使って教えていただけでした。

今年の入学生は「親御さんが元私の教え子」というケースが多いのです。
昨年秋に札幌から「子供にそろばんを習わせるときは佐々木先生に…と決めています」という嬉しい電話がありました。
まだ3才ということでしたので、「今はゆったりとさせてあげて、もう少し大きくなってから考えて…」と話しましたが、とても嬉しい電話でした。
最近、かなり古い書類等をかたづけたりしているのですが、そういう(元教え子であった)現在の生徒の父母の名前まで見かけると顔まで懐かしく思い出してしまいます。
それだけ年齢を重ねたということでしょう(笑)。
でも若いときより、子供達に指導するという行為は楽しく感じられます。
子供達にエネルギーを与えられているような気がします。

2014年9月28日(日)
元教え子との再会!

昨日地元中学校で文化発表会が行われました。
お招きを受けているので毎年行きますが、午前授業があるため開会式が終わると同時に退席します。
今年もそうしましたが、帰りに玄関を出たとき、通りかかった女性が「そろばんの佐々木先生ですか?」と聞いたのです。
何と何と30年以上前の元教え子でした。それも彼女は東京の旧師範大学の学芸大出身で、管内で小学校の教員をしているのです。かなり優秀な教員です。

彼女は新卒で市内の小学校へ赴任し、担任を持たされた中にその当時の私の教え子がいたのです。
つまり私のその当時の教え子の担任となったのが私の元教え子だったのです。なんという奇遇でしょうか?

昨日、その当時の教え子の名前を出されたので、10年くらい前のその子の大学合格の話を聞かせてあげました。
その子は「そろばんは好きだけど勉強はキライ」と言って、(全国大会の読み上げ暗算で優勝したほどでしたが)高校は当時進学校とは言えないレベルの学校へ進学したのです。
それが高校3年になって、近所の大学生から勉強の仕方を教えてもらい、現役で北大に合格したのです。
予備校などにも行かず独力で成し遂げた北大合格。
これを話すとその教員の元教え子は驚いていました。
昨年は小学校時代の同級生の弟との出会いがありましたが、今年は元教え子との20年ぶりくらいの再会でした。
人生って、不思議で面白いですね。

2013年11月4日(月)
こんなことが起きるなんて…

1ケ月ほど前の9月の末のことです。民生委員の石狩管内の専門研修が今年は北広島市が当番のため、北広島駅の側の芸術文化ホールで開催されました。開催当日と前日の会場準備のため、2日間授業には出られませんでした。
研修日当日の午前の講師が、開会式直前に舞台の裏で、私たち役員に紹介されましたが、このとき私は「何か?」を感じたのです。「何か?」とは…?
実はそれが何であるかは感じた自分も分からなかったのです。

普通「初対面」の人を紹介されても、「ああそうですか。貴方が00さんですか?」で終わってしまうのですが…。何故「何か」を感じたのかもわからないまま午前の研修は終わったのです。
そして昼食の時間になったのですが、「講師の先生が他の都市からおいでになっていて一人で昼食を食べてもらうのは気の毒ではないか?」ということになり、北広島市の3地区の会長と社会福祉協議会の事務局長が講師の先生と一緒に昼食をとることになりました。
5人で弁当を食べながら雑談が進んでいましたが、1人の会長が「ところで講師の先生のご出身はどちらなんですか?」と尋ねたのです。すると講師の先生は、「生まれてから(今も)ずーっと北見です。」と答えたのです。
これを聞いていた私は高校2年まで住んでいた北見の学校時代の知人の名前と、講師の先生の「K」というそれほど多くはない苗字を頭の中で(必死に)考えていました
するとほどなく、小学校の同じクラスに「K・K」さんという講師と同じ苗字の女の子がいたことを思い出したのです。

私は講師の先生に、「自分は生まれてから17才まで北見でした。小学校の同じクラスにK・Kさんという子がいたのですが、この名前に覚えはございませんか?」と尋ねたら、「それは私の姉です」と答えたのです。
信じられませんでした。「今朝、お会いしたとき(何故か)感じるものがあったのです」と言ったら、「私は2つ年上の姉のクラスによく遊びに行ったものです。担任はA・O先生でしたね?」と言うではありませんか。驚きました。ズバリその通りなのです。講師は私の少年時代に見たことがあった人でした。A・O先生は3年〜6年まで4年間受け持ってくれました。クラスは1年〜6年まで変わることがなかったのです。つまりこの講師のお姉さんとは6年間同じクラスだったのです。でも彼女はとても静かな女の子で、ほとんど話をしたことはありませんでした。
彼が北見北斗高校のグランドの横に住んでいたことも思い出しました。そしてそこからあまりはなれていない所に私の家族も一時期住んでいたことがあり、高校のグランドで弟や友人と遊んだこともあったのです。グランドの側に住んでいた彼とも、もしかしたら一緒に遊んだことがあったかもしれません。いや私の弟は彼と同級生なので、その可能性は大きいのです。
何十年ぶりの再会でしょう。顔は年齢相応になっていても、やはり目のあたりには少年時代の面影が残っていて、そこに私は「何か」を感じたのでしょう。信じられない再会でした。こんな不思議な出会い(再会)が何の予告もなく起きるなんて、人生って不思議で、面白いものですね。(^o^)

2012年4月1日(日)
父親が我が子の前で叱られる?

先週の土曜日です。入会したいという申し出で、(親御さんには)説明をし、入学予定の子には体験をすることになっていました。私は、入学にあたっては必ず親御さんに当アカデミーの指導についての説明をします。納得した上で入学して欲しいからです。

そのときは2人の子どもとお父さんが来ました。他のスタッフに子ども達の体験指導をまかせ、私は父親に説明をしました。
父親の付き添いは珍しいのですが、この父親は時折私と目が合うとすぐに視線をそらすのです。「ヘンな人だなぁ」と思いました。
説明中、そういうことが何回かありましたが、何と父親は少し時間が経ってから「実は僕は先生にソロバンを習っていました。」と言ったのです。
私は教室に父親が入ってきたときから、何となく「見たことがあるような人だなぁ」とは思っていたのです。
でもその父親は「兄も習っていて、兄は真面目に来ていたのですが、(その頃は週3日制)僕は週に1回程度しか出席せず、よく先生に叱られていました」と、我が子が横にいるのに、正直に過去の自分を語ってくれたのです。
私と視線を合わせられないのは、どうやら私の恐い(?)イメージが残っていたのかもしれません(笑)。
「でも先生、ボクはあのとき使っていたソロバンと通学バッグは捨てずにまだ持っているんです」と話してくれました。
感動しました。叱られてソロバンに良いイメージを持っていない筈なのに、35年前使っていたソロバンとバッグをまだ持っていたとは…。そして子ども達を私に託そうとしている彼を見て本当に嬉しく思いました。
彼と話していて、私は20代の若かりし自分をフッと思い出していました。元気が良かった(?)のでしょうね(笑)。

もう40代半ばの彼ですが、「帰ったら(千歳在住の)兄に電話で先生のこと話します」と言ってくれました。
彼は細面ですが、お兄さんは丸顔で兄弟なのに似ていないなぁと思ったことも懐かしく思いだしたのです。
転勤のない仕事ではこういう感動的なことがよくあるのです。嬉しいですね(^_^)

2011年11月27日(日)
嬉しいサプライズ!

11月24日(木)、地元の小学校から「子どもの健全育成のための交流会」に招かれ、午後の(授業の前の)僅かな時間でしたが行ってきました。
学校の玄関を入って教頭先生から「佐々木さんは今回表彰されます」と突然言われたのです。事前に何の話もなかったので驚きました。何故?
この小学校には「大曲の匠」という名前で、地域の住民が小学校に様々な場面で協力する形が10年ほど前(学校完全5日制開始の時)からできていたのです。
「花壇作り」・「安全に通学するためのパトロール」・「本の読み聞かせ」・「スキー授業の補助」等。
もちろん私は「3年生の算数に出てくる珠算」の指導です。今年の3月にも行いましたが、丁度10回目でした。
私を含め、8名の「大曲の匠」が体育館の壇上のイスに座らされ、全校生徒・教職員・地域の連合町内会長を初めとする数十名の来賓の前で表彰されたのです。
でも嬉しかったのはこの表彰が、学校からのものではなく小学校の児童会だったことです。
校長室から体育館の壇上まで、8名の1年生が私たち1人1人と手をつないで歩いてくれたのです。
私の後ろの人の口から、「まるで孫のよう」という言葉が漏れてきました。表彰式も全て児童会の主催です。賞状も1枚1枚手書きでした。
その日そろばんの授業に来た6年生の子が、「私の友達が書いたんだよ」と教えてくれました。印刷された賞状とは違い、温かみを感じます。
まさに「(嬉しい)サプライズ!」でした(^o^)
いただいた賞状と手作りの「飾り」はここの教室の黒板とその横の壁に飾らせてもらっています。今まで何度か表彰を受けましたが、どんな賞状にも勝る、私にとってこれが最高の表彰(状)となりました(^o^)
小学校の子ども達、そして指導されている先生方、こんな嬉しいサプライズを本当にありがとうございました(^o^)

2011年7月10日(日)
ん?何かヘンじゃない?

今年入った1年生の男の子がいます。学童があるため、いつもその教室には生徒の少なくなった時間帯にやってきます。その子が歩いていると、カバンが動いているような感じがします。体が小さくカバンが不釣り合いなくらい大きく見えるのです。他の1年生と比べても少し幼く見えるカワイイ男の子です。

先日私が玄関で、ある父母と話をしているときその子がやってきました。話がほぼ終わったとき、その子は靴を下駄箱に入れ終わって私の手をつかんだのです。
いや正確には手をつないだのです。私は「ん?どうしたの?」と言ったら、彼は照れくさそうな表情で「先生行こう」と教室に入るよう促したのです。私も何となく照れくささを感じながらR君と一緒に(手をつないだまま)教室へと入っていきました。
スタッフも他の生徒も驚いたようでしたが、みんなすぐ笑い顔に変わりました。
1人のスタッフには「先生お祖父ちゃんとお孫さんみたいですよ」とからかわれました。悪い気はしませんが、私はまだお祖父ちゃんではありません(笑)。
でもこの日以降R君は「先生、ずっとボクの側にいて…」といつも言うのです。
もちろんお母さんがお迎えに来たら、「ママ〜!」と言ってお母さんのところへ走って行くのです。
浮気者(?)のカワイイR君です(笑)。

2011年3月18日(金)
学校の先生から「(指導への)熱意が伝わってきた!」と言っていただきました!

先日スタッフの1人に義母の不幸があり、そのスタッフはその日やむを得ず授業を休んだのです。
普段頼りにしているスタッフであるため、いつもよりかなり忙しい状況になったのです。そのとき、先日入学したばかりの子が採点中のスタッフに「大変ですね、ボクのお父さんも先生なので(忙しいときの大変さが)よくわかります」と言ってくれたそうです。
実はその子は隣の札幌市の清田区から来ている子で、以前から自宅近くの珠算塾へ通っていたのですが、珠算は3級の練習に入ったにもかかわらず、暗算は7級ということでした。
おそらく、そこの珠算塾では「そろばんをするようにしなさい」という程度で、暗算について特に改めて指導はしていないものと思われます(こういう珠算塾はけっこう多いと聞きます)。
そこは珠算関係者なら、誰でもその名前を聞けばすぐわかるほどの(札幌および近郊)では大手の珠算塾です。
親御さんはその珠算塾に見切りを付け、ネットで当アカデミーを見つけて連絡をくださいました。
рナの説明よりも…と説明と体験に来たとき、本人とご両親が揃っておいでになったのです。
父親も一緒に説明を聞くというのは初めてではありませんが、それほど多くはありません。
これまで来ていただいたどの父親も、私の説明を熱心に聞いていただきましたが、今回のお父さんは「私が特に力説したい当アカデミーの特色」の説明(暗算に重点を置いた指導、そのための教材の工夫)の時、笑顔で大きくうなずいてくださっていたのです。それがとても印象的でした。でもその反応の意味は今回のその子の話でよく理解できました。
私の説明をお聞きになり、「(指導に)熱意を感じた」ということでした。嬉しいことです。そう感じていただいたことも、笑顔で反応を示していただいたことも、ましてその方が、教育のプロである学校の先生でいらしたことがさらに私を喜ばせてくれました。
嬉しかったです。以前知り合いの学校の先生に当アカデミーのことを説明することになったとき、説明を終えた私にその先生は、「ビックリした!これまで佐々木さんに対し、普通のそろばん塾の先生をイメージしていたから…」と言われたことがあります。
又入学時に
説明を受けた母親から、コメントで同じような反応を頂いたことも過去数回ありました。
今回は私に直接ではなかったのですが、自分のお子さんにそのように話をされたようです。ありがとうございます。
感激を胸にこれからも研鑽を積んでまいります(^o^)

2011年1月28日(金)
カワイイ封筒に入った、嬉しいお手紙(^o^)

     『お世話になった先生方へ』

私が小学1年生の秋にそろばんを始めてから6年が経ちました。
最初は計算が速くなりたいと思ってそろばんを始めてみたけれど、練習していくうちに大会にも出させてもらえるくらいに上達しました。
今思えば、ここまでよく続けてこられたなと思います。
でもそれは教えてくれた先生方のおかげです。
そろばんを習ったから計算が得意になりました。数学(算数)が好きになりました。
今までお世話になりました。ありがとうございます。

このようなお手紙を昨日の授業時に今月で辞めることになった中1の子からもらいました。とてもカワイイ封筒に入っていました。
私は嬉しくなって他のスタッフにも見てもらいました。
子ども達は辞めるとき、「お世話になりました、ありがとうございました」とお礼を言ってくれる子が多いのです。でも
文字(手紙等)でお礼を言う子はちょっと珍しいのです。

2年程前、最後の練習日におこなったベスト200の答案用紙の余白に、「先生方の指導が優しかったからそろばんが楽しかった」「そろばんに来るのが楽しみでした」と書いてくれた子がおりました。
今回は「私達への手紙」を家で書いてきてくれたのです。とても感動しました。
この子の家では試験の合格シールはお父さんが貼ってくれる役目だったそうです。
お母さんももちろんですが、お父さんも子育てに大きな関わりを持ってくださっていることが感じられます。
だからこそ子ども達も素直に育っているんだと思います。
その素直な性格が私達への「お礼の手紙」となったのだと思いました。嬉しい手紙をありがとうIちゃん、元気で頑張ってね(^o^)

2010年11月18日(木)
カワイイ?先生(^_^)

昨日、ある1年生の女の子が、授業が終わったので退室した直後戻ってきて折りたたんだ紙を私に差し出したのです。紙は2枚ありました。何だろう?不思議に思って紙を開いてみるとそれぞれに(小さな女の子が書いたもの…と一目でわかるような)男の子と女の子が描かれておりました。
いやその男の子・女の子の横には「せんせい」と書いてあったのです。つまり見たところ「小さな男の子」・「頭にリボンを結んだ女の子」と思われたのは、私達の事だったのです(^_^)
でもおそるおそる、「これって先生達のこと?」と聞くと、「ウン」とうなずいたのです。
私達があまりにも「かわいらしく」描かれていることに、いかにも1年生の女の子らしさを感じて嬉しくなりました。
「ありがとう(^o^)」と言う私の言葉を聞いて、その子は照れくさそうにしながら帰って行きましたが、私達からソロバンの指導を受けていることに対して、その子は自分の気持ちを表現したかったものと解釈しました。
このところ特に感じるのですが、「子供に関わる仕事」って、本当に感動することが多いですね(^o^)
先日その感動体験を知人に話したところ、「羨ましい仕事ですね」と言われました。
私も最近特にそう思います。こういう仕事に携われるのは、幸せなことだなって…(^_^)

2010年10月5日(火)
いろんな子が…

9月検定の結果が出たので子ども達に知らせてますが、様々な反応が…。
珠算2級を受けた6年生の子は結果を知らされて直後に、「先生ありがとうございました(^O^)」と言って頭を下げてくれたのです。この反応に私の方が驚きました。
普通は、「ウワー良かった!」「ヤッター!」というふうに、声に出して喜びを表現する反応なのです。
それを見ているだけでもこちらは嬉しくなるのですが、この子は私に対し指導してもらったことへのお礼を言ってくれたのです。
ここまで私に配慮してくれるなんて…。私は信じられない気持ちでした。「Rちゃんが一生懸命頑張ったから合格したんだよ。良かったね」と言うと、満面の笑みで応えてくれたのです。彼女自身が考えて言ったものなのか、親御さんがそう言うように話したのかはわかりません。でもこれは長い珠算指導でも数少ない「反応」でした。指導する喜びを感じさせてもらいました。Rちゃんありがとう!先生はRちゃんの言葉に感動したよ。(~o~)

また今回暗算2級に合格したある子は…。(1級の練習に入ることになるのですが)
暗算1級の乗算問題は、5ケタをイメージしなければならず、最初はなかなか大変です。
このため私はオリジナルの「導入問題集」を作成しており、これを使うのです。1級問題でもイメージするのは4ケタですむように作問してあります。これを使うとイメージするのはは今までと同じ4ケタなので,普通はほとんど抵抗無く解答してくれます。そしてこれをある程度続けることで、(本人が無意識のうちに)5ケタのイメージが自然にできるように作成してあります。
ところがこの子は、「導入編」をもらい私から説明を受けた後、全くやろうとはせず「先生わからない、教えて!」と私を呼んだのです。この子はいつも「自分で考えてみよう」とせず、簡単に頼る習癖のある子なのです。やってできないのなら細かく指導しますが、全くやるそぶりも見せずに私達を呼ぶ…(*_*)。
私はここで一瞬良からぬ案がひらめいたのです。それを口にしてみました。
「Yちゃん、今回暗算2級受かったんだよね?2級は4ケタをイメージするんだけど、Yちゃん2級合格したのに4ケタをイメージしないで合格できたの?」と聞いたのです。もちろん彼女はきちんと珠算式で4ケタをイメージできることは承知の上の質問でした。Yちゃんは「できるよ、だから受かったんじゃない!」と答えたのです。私は「それなら、もう一度言うけど、かける数は多いけどイメージするのは2級と同じ4ケタなのにできないというのはおかしいよね?連盟へ連絡して“4ケタのイメージができないから2級合格を取り消して下さい”と言おうか?」と私が真面目な顔でからかったら、Yちゃんは、「それはイヤ。先生私やってみる!」と計算を始めました。そして導入問題を10問計算し、ミスはたった1問だったのです。そのミスの1問もすぐに自分の力でなおしたのです。これは“脅迫”でしょうか?それとも私の“作戦勝ち”でしょうか(笑)。
「安易に人に頼ろうとせず、自分から進んで学ぼうとする姿勢」を身につけることが、学ぶうえで一番大切ではないかと考えます。

2010年8月9日(月)
優しいお姉ちゃん(^o^)

ある日の稲穂での授業のこと。6年生の女の子を間にして、1年生の仲良し2名の女の子が一つの机(3人掛)に座っていました。
1年生の2人はいつも一緒に来て隣同士に座って練習しているので、この2人が一緒でも何の疑問も起こらないのですが、今日はその2人の間に6年生の子。
しかも3人ともニコニコと良い雰囲気で練習をしているのです。
この3人はどういう関係なのだろう?
私は疑問に思ったので直接その子達に聞いてみました。
すると1年生の子の一人が「このお姉ちゃんはね、学校で私達1年生のお世話をしてくれているお姉ちゃんなの。とても優しいお姉ちゃんなんだよ」と説明してくれたのです。
「とても優しいお姉ちゃん」と言われたMちゃんはちょっと照れくさそうにしながらもニコニコと笑っていました。

一人っ子や兄弟姉妹の末っ子は、集団の中で「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」としての自覚がなかなか持てず、普段は年下の子に対しても年長としての行動がうまくとれないような子も見かけます。
Mちゃんは姉妹2人の妹です。
彼女の「お姉ちゃん」として…というような行動は、私は今までは見たことがなかったのです。

1年生の言葉を聞いて私も嬉しくなりました。
「そうだったんんだ。Mちゃん良かったね、Mちゃんのこと“優しいお姉ちゃん”と言ってくれたよ」と言ったら、Mちゃんは
ますます照れくさそうにしながら、でも本当に嬉しそうな顔をしていました(^o^)良かったネ、Mお姉ちゃん!

2010年8月3日(火)
羨ましいくらいの計算力!

受験のため、7月末で辞めた子のお母さんからお手紙をいただきました。
(前文省略…
姉の方ですが、家でも話し合いましたが本人の意志は変わらなく、「やりきった」そうです。
小学校1年生から今(中3)まで長い間お世話になりました。
今では考えられない程集中力のない子でした。

本当にそろばんのお陰、先生のご指導のお陰で、ここぞという時の集中力、頑張りが出来る子になりました。子ども達にはいつも「財産は残せないけど、身につけられる財産は残してあげる(笑)」って話していました。
羨ましいくらいの計算力と集中力、努力、挫折…いろいろ身につけてくれたかなぁーと思っています。
まだまだ弟はお世話になりますが、姉は卒業します。
先生には本当にお礼を伝えきれないくらい感謝しております。ありがとうございました。
こんな嬉しいお便りをいただきました。私達に「教える意欲」を起こさせてくれるご父母の皆さんに私の方が感謝します。感動的なお便りをありがうございました。

2010年7月28日(水)
嬉しい思いでが出来ました…

7月11日(日)恒例の行事となっている岩見沢の北海道グリーンランドへ行ってきました。

当日親しい友達が来ていない2人の男の子がいました。もし単独で遊ぶなら、広い園内で万一何かあった時に私達に知らせることはできなくなる恐れがあります。
私はこの2人に「今日は必ず2人一緒に行動すること」を約束させました。
会場につきバスから子ども達を下車させたとき、何とこの2人は手をつないで降りてきたのです(^_^)。
私はこれだけでも嬉しかったのですが、2人は帰りの集合時間までの5時間近くを仲良く2人で遊んでいたのです。
その翌日発刊された塾報にこのことを掲載したのですが、次の授業日にこのうちの3年生のお母さんから…

「7月号の塾報に書いてあったグリーンランドの日帰り旅行の時、先生が声をかけてくれた子の一人がうちの子ですね。お友達作りが苦手なので、旅行も一人で過ごすのでは?と心配していたので、帰宅して“楽しく遊んできた”と聞き、本当に嬉しく思いました。
そろばんだけではなく、色々とご指導いただいてありがとうございます。これからも宜しくお願いします」


ところがこれを受け取ったすぐ後の授業で、もう一人の1年生の子のお母さんからも…

「先日はグリーンランドでご配慮いただきありがとうございました。帰って来るなり“すごく面白かった。明日もまた行きたい!”と言っていました。
一緒に回ってくれたお兄ちゃんが、行きたかったアトラクションを十分に回れたのか心配は残るのですが、どうぞ“ありがとう”と
お礼をお伝え下さい。おかげさまでとても良い一日が過ごせたようでした。」

2人にとっても、またお母さん達にとっても嬉しい出来事になったようです。
毎年子ども達を引率して行くのですが、子ども達・お母さん達のお陰で私にとっても今年は忘れられない旅行となりました。

2010年7月5日(月)
ヒマ?そうでもなかったです((^_^))

昨日参議院選挙の期日前投票の立会をしてきました。
過密スケジュールの昨今、12時間拘束を受ける立会人の仕事は無理…と思い、お断りする考えでいたのですが、断り切れず1日だけお受けしたのです。
立会人は椅子に座っての仕事、普段の自分の仕事とは180度違った動きであり、とても一日持たない(?)のでは…とも思ったのです。ところが…
3年前の市議の選挙に元教え子が立候補し当選していたのですが、彼が家族で投票に現れたのです。
私は小学生だった彼と、3年前にポスターで見た顔があまり変わっていなかったためわかりましたが、声をかけるとエッ?という表情の直後「そろばんの先生?」と聞いてきたのです。すぐ思い出してくれたことが嬉しかったです。
彼のことは小学生時代しか知りませんでしたが、今は186aという堂々たる体躯。圧倒される気分でしたが「私のこと覚えていてくれたんですか?」と聞いてきました。「お姉さんの顔も覚えているよ」という答えに終始笑顔で応じてくれました。ほぼ30年ぶりの再会でした。
この後、休憩時間に市の若い職員が「佐々木先生ですよね?」と話しかけて来たのです。
何と15年位前の教え子でした。当時は坊主頭で、今回普通のヘアスタイルでしたから、見た目ですぐには分からなかったのです。
名前を聞いて名乗ったのは苗字でした。聞いてもピンとこないのです。「俺も年をとったかな?」と思ったのですが、下の名前を聞いてすぐに思い出しました。そして、はにかんだような目元は昔のままでした。S君という名前でしか彼を呼んでいなかったのですから、苗字では分からない筈です(笑)。
彼の家の隣はやはり同じ教室で学んでいたN君兄弟の家。N君の兄は高校に入って長崎で開催された全国高校珠算大会でチャンピオンに…
弟も小学生のときの読み上げ暗算日本一になっていたのです。
そのあと投票作業のお手伝いの方から「そろばんの佐々木先生ですね?」と。
この方のお子さんも私の元教え子だったのです。残念ですが、この方の息子さん(10年くらい前の教え子)のことは思い出せませんでした。このほか現役の教え子が父母と投票所に現れたり、元教え子の親御さんが投票に来たりと、それなりに充実した(?)一日でした(笑)

2010年6月20日(日)
君は若い???

先週、「21世紀の珠算を考える会」の研修会に行ってまいりました。
こういった研修では授業や指導に関して「何かヒント」を与えられ、とても前向きになれるので、
いい効果が出るのですが、今回研修でもすごい講師が多く、特に「サンライズ(珠算人の月刊誌)」の
発行人の高柳先生に再会できたこと、同じくサンライズの「YMCA」コーナーに執筆されているK先生にご挨拶できたことも、特筆すべきことです。
K先生は翌日(私が帰宅前)メールを下さいました。サンライズからはいろんな示唆を与えられるのですが、
特にK先生の文は示唆もさることながら、高柳先生同様考えさせられることが多いためお礼のご挨拶をしておきたかったのです。
また、懇親会で隣に77歳のとてもそのような年齢に見えない先生が座っておられました。
少なくても10歳は若く見受けられました。
その先生から年齢を聞かれて答えたら、「若いねぇ、羨ましいよ」と言われたのです。
驚きました。この元気の源は何だろう?
私の知り合いには「60になったら仕事は引退したい」という人もおります。
この77歳の先生は「21世紀の珠算を考える会」の“ご意見番的存在の先生です”と、
帰りのバス・電車でご一緒した「世話人」の先生がお話ししていました。
こういう先生の存在をしり、話が出来たことも今回の大きな収穫だったと思います。

2010年6月11日(金)
良い天気が続きます(^O^)

昨日、教室開設初期の教え子から電話がありました。
彼女は数ヶ月前偶然
、そろばんを習っていた同級生と数十年ぶりに再会したとのこと。
昔話をする中で、「そろばんの先生のこと覚えてる?」と聞いたら、「覚えているよ。そろばんの先生は私と生まれた月日が同じだった」と言ったそうです。
偶然同じだったから覚えやすかったとは思いますが、私の誕生日まで覚えていてくれたことがとても嬉しかったです。
その子はちょっと変わった名前(苗字も名前も)だったこともあって、すぐ(漢字で)名前を思い出しましたし、顔や静かな子だったことまで懐かしく頭に浮かんできました。
同じく昨日、元教え子のお母さんから電話がきました。「お世話になった子ども達も来年受験です。今後私にももてあますほどの時間が…。地域の高齢者のために、私にでも何かできることがあれば、やってみたいのです。お知恵をお借りできたら…」というものでした。

もちろん私が民生委員などの仕事をしていることをご存じなので連絡を下さったのですが、こういう考えの方がこの地域におられることが心強い、そしてその方が元教え子のお母さんであったことが大変嬉しかったです。
「今のお話を参考にしながら、何をしたら良いかを考えていきたい」とお話しされておりました(^O^)

2010年6月6日(日)
ようやく暖かくなってきました(^_^)

いつもゴールデンウイークに行っていた(年に1度の)釣りに、やっと2週間前に行ってくることができました。
釣果は息子とあわせて20a程度のウグイが7匹でしたが、やっぱり気分は良かったです(^-^)

でも今年はなかなか暖かくなりませんでした。
先月(5月)末、道東では雪が降ったそうです。

私の父が子ども(昭和の初め)の頃、5月下旬に1bの積雪になったことがあったと聞きました(そのとき父は北見の近くの置戸町に住んでいました)。
それに比較したら今年の寒さは、たいしたことじゃありませんネ(笑)。
北広島市中心部に向かう途中の農家の稲田では、水が入り稲が植えられました。
その稲田に今年も鶴のような鳥が数匹…、鷺の一種でしょうか?
ドジョウなどの魚か虫をついばんでいるものと思われます。じつにのどかな光景です(~o~)
又4月末に妻が我が家の茶の間の窓からキツネが歩いているのを見たそうです。20年前でしたら当たり前ですが、信じられない話です。
自然が好き、動物が好きな私は、本当にいいところに住んでいるんだなぁと思います。
5年くらい前まで本部教室に通っていた、当時高校生だった子が、地元の中学へ教育実習にきていることを知らされました。小学1年から高校1・2年くらいまで通っていた子です。その中学は6・7年前その子が通っていた母校です。どんな気持ちで指導しているのでしょうね?指導している中学生に当時の自分の姿を重ねているのかも…。
今本部に通学している中1の生徒のクラスで社会を担当しているそうです。教え子の成長を耳にするのは、本当に嬉しいものです(^O^)

2010年5月11日(火)
歯科医院での治療中のこと…

歯科医院のB先生には6年前からお世話になっております。
医者嫌い、病院嫌いだった私を180度変えてくれた先生です。
今ではここの先生も、地元の内科のK先生も私は「オトモダチ」気分で通院しています。
B先生はいつもいろんなこと(子ども達の勉強に関わる話が多い)を話しかけてくれるのですが、昨日は「今年の入学者の状況はどうですか?」と聞いてきたのです。
実は今年はいつもと少し違って、4月末の時点で昨年1年間の入学者とほぼ同じ数の入学があったのです。
しかも6割以上が1年生なのです。いつもは1年生は入学者全体の2割程度だと思います。
「入学の動機」を聞いてみると、「ネットで調べて」とか、今年は一度だけ入れた「新聞折り込み」、というのも数件ありますが、ほとんどが在籍者からの「口コミ(評判)」です。
私が一番最初に開設した団地中の教場には…、そこの小学校は各学年が1クラスであるにも関わらず、1年生の入学者は10名前後もありました。おそらく1年生のクラスの3〜4人に1人が来ていることになると思います。学年が上がればそれはあり得ることですが、1年生の4月時点でのこの数字は今まで無かったように思います。
新興住宅地であるから子どもが多い、だから生徒が多く来る…とは限らないですし、学年1クラスの小規模の小学校でも、これほど通学してくるという事実。
そんな今年の入学の状況を歯科医院のB先生に話しました。
今回のことで、私のところのような塾でも地域の皆さんから少しは信頼していただいている(単なる私の誤解?)…そんな気がして大変嬉しく思いました。
これからもさらに、より良い指導・授業を目指して研鑽を積んでまいりたいと思います。

2010年3月28日(日)
ガンバレ!

先週の水曜日、その教室の授業が終わる時刻、以前そこの教室に通っていたN君姉弟とそのお母さんの訪問を受けました。久しぶりの対面でした。
実は姉のAちゃんが今年大学受験、弟のK君は高校受験だったのです。
お母さんと一緒に合格報告に来てくれたのでした。
Aちゃんは旭川の教育大学へ、K君は地元の進学校である北広島高校へ合格したそうです。
「さすが!」だと思いました。この姉弟にはとてもいい思い出が…。
K君は小学生になる数ヶ月前、当アカデミーが毎年実施する「かけざん九九博士」に園児でありながら挑戦し、見事合格!その後の珠算・暗算の伸び方もなかなかのものでした。大会で同門の友人に破れ2位となり、大会会場で声を上げて泣いたことも…。
「先生の指導力は生徒の成長とともに伸びるもの」と私は思います。
私は15・16桁の読上問題を読めますが、それはこの姉のAちゃんがいたからだと思っています。
Aちゃんは小学生の時、全国大会で読上算で小学生の部で3番目の成績をとったのです。
その練習で、私もそこまでの桁数を読まざるを得なくなったことで、読めるようになっていったのです。
生徒にそういうレベルの子が出なければ、なかなかそういう桁を読む機会はありません。
その意味で先生(の指導力)も生徒とともに成長していくように思っています。
わざわざ揃って報告に来てくれたこと、本当に感激しました。
彼らの成長に僅かでも関われたことを嬉しく思います。
これからの2人のさらなる成長を願わずにいられません。
「ガンバレ!Aちゃん、K君」

2010年3月7日(日)
こんな丁寧なあいさつをする子が…

私はある団体の活動で、毎月第2週目の3日間「あいさつ運動」ということを行っています。
子ども達は私達の「おはようございます」の声に、歩きながら「おはようございます」と言って頭を下げてくれるのが通常のパターンです。
残念なことですが、中には下とか前方を見続けながら、私達の声が聞こえていないような態度をする子もおります。
ところが先月のこと…
その日は小学校の校門付近で私達は6名立っておりました。
私達はいつも整然と1列に並んでいるのではなく、横断歩道を挟んで1・2人づつ立っていたり、横断歩道から10bほど離れた校門そばに立ち、あいさつしています。
その日ある一人の女の子が、私のところで立ち止まり、きちんとお辞儀をしながら「おはようございます」と言ってくれたのです。
こんな小さい子からこのような丁寧なあいさつをしてもらったのは「初めて」かもしれません。
驚いたのは、その子は私達6名全員に、一人一人の前に行って、同じように立ち止まってきちんとあいさつをしたことです。
この小学校にはこんな素晴らしいあいさつをする子がいるんだ。
後日、別の用件でその小学校を訪問した際、私は校長先生にそのことを報告しました。
校長先生もそういうあいさつのできる子がいることを大変喜んでくださり、翌週発刊された「学校のおたより」にそのことを書いてくださいました。
昨日の土曜日、地元で開催された市長、市議・部長等の出席する会議においても、私はこの話をしましたが、難しい内容の話が多い中、この話には皆さんニコニコと笑顔で聞いていただけたようです。
私にとっても大変嬉しい出来事でした。

2010年2月5日(金)
脳の活性化にソロバンを…

今朝、市役所の高齢者支援課から電話が…。
高齢者に対しての催しで、ソロバンを指導してもらえませんかという内容でした。
高齢者の方に(ボランティアで)ソロバンを指導するということは、「そろばんは老化防止に役立つ」という脳科学者の話を耳にした頃から、私も考えていました。
高齢者の方でしたら小学校の頃は学校でのソロバン指導(昔は「そろばん」ではなく「珠算(たまざん)」と言っていたそうです)も今とは違い時間も多く割かれていたと思いますので、きっと(懐かしく思いながら)取り組んでもらえるのではないか…、そしてそれが高齢者の脳の活性化(老化防止)に役立つのなら…と考えていたのです。
私が考えていた「高齢者へのソロバン指導」は1ケ月に1・2度、定期的に開催する方法で、名前も「たまざんクラブ」というのはどうだろう。高齢者の方は「そろばん」より「たまざん」の方が分かりやすく懐かしい響きがあるのではないかと思われたからです。
でもそういう時間がなかなかとれず、思いついたときから10年以上実行できていませんでした。
子ども達に指導することは本来の私の仕事ですが、ボランティアで地元の高齢者の方とそういう定期的な時間を設けることも大切な仕事…と今も思っています。
ですから、この今日のお話(私の構想とは違って単発ではありますが)には「即、OK」の返事をさせていただきました。
来月は小学校でのボランティア授業も予定されていますので、3月中旬はボランティアが2つとなりました。
小学校では9回目となりますが、高齢者に対しては初めての経験です。
ガンバリます。そして、楽しみにしてます(~o~)

2009年12月18日(金)
佐々木先生が好き!

当アカデミーでは「より良い授業、より質の高い指導」を行う目的で、塾報発刊時に「何か書きたいことがありましたら、お書き下さい」と、ご家庭からコメントをいただくようにしております。
もちろん私達にとって良いことも、悪いことも書いていただいておりますが、先日あるお母さんから「娘は楽しく通ってますが、佐々木先生が好きなんだそうです」というコメントがありました。
その子が素直な子であることは、いつも指導しながらわかっておりましたが、こんなふうに言われると本当に嬉しかったですね。
その子は入学は他の子よりも少し遅かったのですが、順調に伸びていて、11月の珠算競技大会
にも参加し、入賞したほどです。
あまりの嬉しさに、賞状は持ち帰ったものの、他の荷物をバスの中に
忘れてしまったというエピソードまでできてしまったのです(笑)。

私は小学生のとき、担任となった先生から「先生を好きになれ、すると勉強ができるようになる」と、「好きになることを強要(?)」されました(笑)。でも中学生のとき、その先生の言った意味がわかりました。
「この先生いいなぁ!」と思われる先生が現れたのです。その先生の授業が次第に楽しみになっていったのです。

指導するからには、「全員納得できるレベルまで到達してもらいたい。」そういう思いで(誰に対しても)指導しているのですが、完全に思い通りにいかせることは、なかなか難かしいことです。
少しでもこの思いを100パーセントに近づけるべく日々努力をしています。

先日珠算5級の導入編を全面改定し、11月に6級に合格した子ども達に使ってもらっていますが、今までよりかなり「いい感じ」で理解・習得してもらえているようです。

子ども達に「楽しく珠算・暗算技能を身につけてもらえる」ようこれからも精進していくつもりです。

「珠算暗算学習が楽しい」=「佐々木先生が好き」であると私は勘違い(笑)して、がんばっていきます。

2009年11月11日(水)
2人の訪問者

先月の末、広葉教場の授業の終了間際、玄関の近くに高校生らしき2人の男の子の姿が見えました。
教室には1人の生徒がいるだけで、お迎えにくるような生徒はいませんでした。
2人に、誰か迎えに来たのを聞こうとしたら、「先生、僕誰だか判る?」と聞いてきたのです。
判るような判らないような…。「誰?」と尋ねたら、「Kです」と言うのです。
何と教室に残っていた子の兄でした。札幌の有名進学校に進学して、日々頑張っていることも妹のYちゃんから聞いていました。
横にいる高校生は全く誰なのか判りません。

するとK君は「この子はT君だよ」と言うではありませんか。
T君はとても素直な性格の子でした。名前を聞いて「あっそう言われると面影が…」
でも言われなければ、全く判らないくらい成長した2人の姿がそこにあったのでした。
突然の訪問は嬉しく懐かしいものでしたが、何故突然来たのだろうと思い聞いてみると、
たまたま駅で一緒になったので、「行ってみようか!」ということになったらしいのです。妹Yちゃんを迎えに来たわけではなかったのです。
嬉しかったです。私や教室を2人で懐かしがってもらえたことが…。
これからもガンバレK君・T君!(^^)!

2009年10月29日(木)
FMラジオから私の声が…

 地元のFM放送(FMメイプル)から出演依頼を受けました。19日に録音し、先週の21日水曜日に放送されたのです。

 今月の北広島市の広報が1日に市民に配布されましたが、そこに民生委員の担当地域と名簿が掲載されていました。たまたま顔写真入りでの私の記事が掲載されていたのです。

 おそらくそれで出演依頼となったと思われます。仕事の都合上、生出演ではなく、修正なしで録音されたものがそのまま放送されました。パーソナリティーからの質問に答える形で、もちろんメインは民生委員の仕事関係でした。

パーソナリティーの女性が私個人の仕事の話にも触れてきたのには、全く予想していなかったので、ちょっと…、いえ、かなりびっくりしましたね(笑)。

 昨年の今頃、STVテレビの取材を受けましたが、今年もこういうことがあるとは…。
人生何があるかわからないものですね。

2009年10月22日(木)
メールを頂きました(^_^)

 先日のこのページに書いた「渡り鳥」に関して、メールをいただきました。
文面からご近所にお住まいの方のようで、その方も私と同じ時間帯にご覧になったそうです。
大変嬉しかったです。ありがとうございました。
 

 実は私が、このページに書き込んだその夜、娘が同じく白鳥の群れ(渡り鳥)を見たのです。さらにその次の日の朝、NHKのニュース内で渡り鳥の特集を放送しておりました。この付近ははウトナイ湖に向かうコハクチョウの渡るルートになっていたようです。

 同日、稲穂教場からの帰り道、大曲公園方向から大曲東小学校方向の民家へと、エゾリスが私たちの車の直前を横切ったのです。久々に見るエゾリスでした。動物好きの私にはたまらない感動でした。
リスに関しては子どもの頃、知人から譲り受けた野生のリス5匹を飼育していたこともあって、ことさら愛着のある動物なのです。
自然豊かな地域に住んでいることを嬉しく思います。

2009年10月16日(金)
渡り鳥を見ました。

 1週間前の9日(金)、授業から帰宅し玄関前の階段を歩いていたときのこと。
「クワァー、クワァー」という鳥の鳴き声が聞こえてきました。すでに8時近くのことであり、曇っていてほとんど真っ暗な空を見上げると、なんと渡り鳥がきれいな「Vの字」を描いてすぐ上の空を飛んでいくではありませんか。私は一瞬夢を見ているかのような錯覚に襲われました。

 こういうめったに見られないものを見た興奮を、家族に伝えました。
「こんな暗いときに鳥は飛ぶの?」とつっこまれましたが、綺麗な線を描いてすぐ上を飛んでいたのは事実なのです。(後で調べると、野鳥は鳥目【とりめ】ではなく、夜も見えており、渡り鳥は危険を避けるために夜に渡ることが知られているそうです。)
 

 寒い夕方でしたが、とてもすがすがしい気持ちになりました。

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2009年7月7日(火)
「21世紀の珠算のを考える会」に参加しました。

 6月に福井県で開催された、「21世紀の珠算を考える会」に参加してまいりました。
5年前「百マス計算」などで有名な陰山先生がその年の、この大会に講師として参加したことで、私も初めてこの大会に参加し、5年ぶりに陰山先生が再び講師として出席されるということ、当アカデミーが「珠算」から「あんざん」に名前を変える契機となった大阪の平沢先生も今回講師として出席されるということで参加してきました。

 写真は講習の後の懇親会のとき、撮ったものです。私は「撮りたいのは陰山先生だけなんですが(笑)」と言ったら陰山先生はじめその周りに集まった先生方が大笑いしてしまったのを撮しました。

 陰山先生から5年前のこの講習で教えていただいた「必ずあまりの出て繰り下がりのある割り算の百マス」を授業に取り入れ、その効用も十分感じているので、陰山先生ご本人にその現物をお渡しし、授業での成果をお話ししてみたかったのです。
陰山先生は実に気さくな先生で、私の話にもにこやかに耳を傾けてくださいました。

 又10数年前に茅ヶ崎の講習会で当アカデミーが名前を変える契機になった平沢先生ともお話をすることができ、嬉しい参加となりました。

でもさらにフラッシュ暗算など、パソコンなどで珠算界に大きな影響を与えてこられた大阪の
梅田先生ともお会いでき、感激です。
 その
梅田先生は翌日このホームページをご覧下さり、「好感の持てるサイトですね」というメールをいただきました。嬉しかったですね。この良い刺激をこれからの指導に少しでも取り入れていこうと思っています。

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2009年4月20日(月)
カナダの高校生にそろばんを指導

18日(土)に、北広島市の姉妹都市である「カナダのサスカツーン市から来てホームステイしている高校生に、日本の文化であるそろばんを教えてもらえませんか?」というお話が当アカデミーの生徒のお母さんからありました。

以前もそういう事例は数回あったのでさほど抵抗もなくお受けしました。
当日二人のカナダ人高校生が来ました(写真の2人)。
もちろん日本語はほとんど話せません。
当アカデミーの「入学者の体験用教材」を使って説明し、フラッシュ暗算も見せて、どちらも実際にやってもらいました。
なんと、この内の一人は2ケタの3口(2桁の問題が3回点滅する)フラッシュ暗算の問題を正解したのです。
もちろん珠算式暗算で計算したわけではありませんが、2・3回やってそれを全部正解したのには驚きました。
普通筆算式の暗算でこれを正解することはほとんど皆無と言っていいくらいなのです。

ホームステイ先のNさんのお話では、その子は物理系が好きなのだそうで、そこに正解した理由があったのではないか…ということでした。

「Interesting!」(おもしろい)と言いながら、結局予定時間をかなりオーバーするほど、楽しんでやってくれました。
写真のときは右手で計算してますが、左側の子は途中から左手で計算し、右手で答えを記入していました。
Nさんから、「指使いが違っている」との指摘がありましたが、私は「いや、今は日本文化に馴染んでもらえればそれだけでいいと思うので、堅いことは言わないでいきましょう(笑)」と言って黙認しました。


いままでも外国の方や(片言しかはなせない)日系人にそろばんを指導することは何度かありましたが、ここまで楽しんでやってくれたのは初めてだったと思います。
私も「親善に少しは役に立ったのでは…」と、とても楽しいひとときを過ごすことができました。

2009年3月25日(水)

3月10日(火)・11日(水)の両日、今回で8年目となる地元の大曲小学校へ3年生の算数の教科の「そろばん」の指導に行ってきました。
8回目ではありますが、いつもながら塾とは異なる緊張感があります。

終わって数日後、教頭先生が子ども達が書いてくれた感想文を文集のかたちにして届けて下さいました。その一部をご紹介します。

・佐々木先生におしえてもらってそろばんできちんと計算できるようになりました。

・やさしくおしえてもらってそろばんが大好きになりました。

・おこづかいを毎日2倍にしたらどうなるかというのが、とてもおもしろかったです。

・フラッシュ暗算おもしろかったです。

・そろばんとても楽しかったです。弟がいるので、3年生になったらよろしくお願いします。

8年前の1回目もこのようにしていただき感激しましたが、子ども達の反応がよくわかり、とても嬉しく思いました。ボランティアの仕事ですから、このようなことをしていただくと特に感動してしまいます。
先生方のあたたかいご配慮に心より感謝します。

2009年3月3日(火)
30年ぶりの元教え子!

2月は一度もこのコーナーに書き込むことができませんでした。
私は珠算以外に、結構いろんなことを頼まれてやっておりますが(珠算以外は無料奉仕です)、先日その中の市の方との役員会議があり、出席しました。
私の席のすぐ隣(といっても私は角の席なので斜め隣)に市役所の人が座りました。
なんとなくその一人の人の名札に目をやると、昔私が教えた生徒の名字と同じなのです(ちょっと珍しい名字であるため気がついたのです)。
顔を見ましたが似ている風もないので、あっさり「なんだ別人か」とがっかりしました。
でも、大人になっているんだから顔は子どもの頃とは違っていて不思議ではないはず。どこか面影があったら…と見てみると、あるのです。もしかしたら…ともう一度名札に目をやると、今度は名字だけではなく名前まで見えました。
なんとそこに書いてあるのは、元教え子の名前と全く同じだったのです。彼も私が見ていることに気がつきました。
そこで私がニコニコしながら自分の顔を指さし、「わからないかい?」という表情をしました。
でもわかった風ではありません。そこで、自分のバッグから名刺を取り出し、彼にこっそり渡しました。
すると彼は、「あっ!」という表情をしました。
思い出してくれたのです。
でもそのときは、彼の上司があいさつの最中であり、それだけで終わりました。

その日の会議の市役所からの情報は、その元教え子がその後ですべて説明したのです
元教え子は40を少し出たくらいの年齢になっているはずです。嬉しい再会でした。
彼の
親御さんはこの近くに住んでいて、もちろん同じ町内会です。いつか時間を見つけて彼と話をしてみたいと思っています。楽しみです。

2009年1月14日(水)
成人式です(私が…ではありません)。

何回目の(成人式?)と、からかわれそうですが、実は会場の入り口で、毎年新成人を対象に「模擬投票」をするのです。私は北広島市の「明るい選挙推進協議会」の委員をしており、毎年成人式の当日、市役所の人たちとその模擬投票のお手伝いをしております。
今年は4人の元教え子から声をかけられました。
でも私は「先生!」と声をかけられたから
教え子であろうと思っただけで、顔を見てもわからなかったのです。
で、「名前は?」と聞いて
「あぁ、何だ00君じゃないか!」
となったのです。でも男の子も女の子も変わるものですね。

この成人式で7〜8年ぶりで会うこととなる、子ども達(20歳だから大人達?)に驚かされるのがとても楽しみ(?)という変な趣味を持ってしまいました(笑)。

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2008年12月9日(火)
本当に久しぶりで書きます。

忙しすぎて先月は書いていなかったのですね。一昨日久々の休みとなり、それでも教室の蛍光灯の交換や残務整理で時間を費やしてしまいました。

書いていなかった期間においての大きな出来事は、やはり11月30日の大会です。選手として参加するこの大会で、他の珠算塾の選手と競い合って賞状をもらって帰ることができれば自信ができ、その後の練習に意欲的に取り組むことができるようになると思うからです。

この大会で特筆すべきは、稲穂のAちゃんの読上算でしょう。夏の全国大会で読上算で優勝したA君とともに第1問目の16桁を正解したからです。私はA君が正解するであろうことはほぼ予想していましたが、Aちゃんが第1問目から正解することは考えておりませんでした。それだけに2位とはいえ、嬉しかったですねぇ。そのほか大会初出場のメンバーもぞくぞく入賞し、いい経験になったことと思います。この写真は地元の北海道新聞地方版にも掲載されました。
子供達にも大きな励みになったことと思います。

2008年10月19日(日)
久しぶりのテレビ出演

昨日STVテレビの取材を受けました。最近そろばんが見直されてきた…ということで、取材をさせてほしいということに…。

 札幌にも多くの珠算塾がある中でなぜ隣町のうちに取材が?

 理由はうちのホームページでした。【算数・数学への効果を考慮する指導方針が良かった】と言っていただいたのは、とても嬉しかったです。

 うちとしては6回目のテレビ出演になりました。過去の出演はレベルの高い選手を擁していたときと、大会の取材でした。今回のような取材目的は初めてのことであり、ちょっととまどいもありましたが、珠算界のためには良いこと…と、お受けしたのです。本部教場では火曜日・木曜日はテレビ局の方々が教室に入り取材して回るような余裕はほとんどないため、比較的ゆとりのある土曜日の夕方ということで、日程調整ができました。

 うちの内容の取材というより、そろばん業界全般の取材といった感じでしたが、久しぶりの経験に私もちょっぴり緊張しました。もっと緊張したのは当日何も知らずに授業に出てきた子供たちでした。玄関に入るなりテレビカメラが目の前に現れ、立ち尽くす子も…。

 でも緊張しながらもみんな協力してくれて私もホッとしました。テレビカメラを意識して、普段よりも真剣にそろばんを弾く姿がほほえましく、たまにこういう刺激もいいのでは…と思いました。

2008年9月19日(金)
今朝のひと騒動?

今朝、キリギリスが1匹いなかったんです。籠の入り口のフタは空いていてエサのキュウリも籠の外に…。
キリギリスが自分で入り口を開け閉めするわけじゃないし
これは間違いなく我が家で飼っている猫に違いない。
ネコは2匹いるけれど、
こういうことをするのは「ミミ」しかいないと断定できる。
もう1匹の「ジジ」は
自分は猫のくせに、自分を猫だとは認識していないフシがあって、「ミミ」とは仲良くしないし、遊ぶこともない。
今回のキリギリスがうちに来たときもおそるおそる遠くから見ていたのは「ジジ」、
籠の近くによってちょっかいを出していたのは「ミミ」。あとは家族以外、家には生物いない。
どう考えても「ミミ」が犯人であることに疑いの余地はない。でもキリギリスの「ジョージ」はいったいどこへ?あたりを見回してもまったく姿形はない、気配も感じられない。
おそらく「ミミ」の胃袋に収まったに違いない。いくらキリギリスとは言え、ちょっぴりショックだった。
でも当の「ミミ」はいつものペースで甘えてきて、私の肩に乗り、「ゴロゴロ」やっている。
相手が猫なので、怒る訳にもいかず、心の中で「コンチクショウ」と思いながら、甘える「ミミ」を抱いていた。
間もなく上から降りてきた妻が今朝の異常事態に気が付いた。妻も「ミミ犯人説」を唱え、「ジョージ」が食べられたと推測した。と、その直後「いたーッ」という妻の声。
何と仏壇の横にジッとしている「ジョージ」の姿が…。(仏様の御加護?)ヨカッタヨカッタ。
「ミミ」疑ってごめん。でも入り口を開けたのはやはりお前だろ?悪いヤツだ。

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2008年9月16日(火)
マイケル?

今月発刊予定の塾報にも書きましたが、9月1日の恵庭からの帰り道、国道が混雑していたため羊ヶ丘通りを通り帰ってきましたが、窓からキリギリスの声が…。それが「捕まえてくれ〜」と聞こえてきたのです(?)。私は「しょうがないな、この忙しいときに…」とつぶやきながらも、1匹捕まえて、車のダッシュボードにあった手袋に入れ、帰宅しました。
数日後、1匹じゃカワイソウ〜と、もう1匹捕まえてきました。現在我が家の出窓では2匹が大合唱シテマス。今年はあまり気温が上がらず、寂しい夏だったようですので、せめて、このキリギリスの声を聞いて夏の気分を味わおうというシュシ(?)です。ちなみにマイケルというのは、娘がこの最初に捕まえたキリギリスにつけた名前です。後から捕まえたのには、ジョージとつけました。
でもあと僅かの期間で無罪放免となる身です。メデタシメデタシ。

2008年8月24日(日)
いくら北海道と言っても…

いったいこの寒さはなんでしょう?
お盆を過ぎれば朝夕多少肌寒くなるのは当然ですが、9月中旬の寒さなんて…。
1ケ月後の気温じゃないですか。でもね、11・2年前、子どもの小学校のPTAの役員をしていた関係で、連合町内会主催の盆踊りの見回りに関わっていたときのこと…
その年は
異常に寒く、重ね着をしても寒くて、誰かが「七輪」をテントの中に持ち込んでくれたため、それで暖をとって、やっとビールを口にできた(笑)のです。
でもその年は8月がそんな気温が続いたのに対し、9月に入ってから暑くなり、25度〜30度の気温が9月一杯くらい続いたのです。そのためいつもは8月下旬から9月上旬で終わるセミの声が9月下旬まで聞くことが出来たのです。おかしな天候の年でしたね。それに比べると今年はまだいい方かもしれませんね。
しかし暑い日が少ないのは寂しいですねぇ。来週から少し暖かさが戻る…ということですが、早くそうなって欲しいです。

31日にあんざんチャンピオンカップが開催されますが、大会参加者がちょっと少なく残念に思います。
さらにそのための特別練習も…。ウ〜ン。31日はどんな結果が出るんでしょうね。
このあとの大会にはもっと気合いを入れていこうかな?

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2008年7月13日(日)
日帰りバス旅行

楽しそうな姉妹の笑顔。
6月29日の北海道グリーンランド(旧三井グリーンランド)での
楽しく遊んだ日の一コマです。
毎年この時期に行っておりますが、中には毎年参加する子もいて、日珠連恵庭支部では欠かせない行事の一つです。
楽しむ行事ではありますが、団体としてのルールを守ることを子供達に理解してもらうのも、目的の一つとしております。
塾報312号にも数枚掲載しましたが、写真からは楽しさばかりが強調されているようです。

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2008年7月13日(日)
遅くなりましたが、5月の選抜大会の写真を載せてみます。

久々の少人数の参加になりました。実力のある子達が、中1になって忙しさを考慮し、参加を見送った事例、
又過去に大きな実績を残した中学生・高校生も数名おりましたが、
やはり忙しさで参加できなかったようです。
そんなこんなで、当アカデミーにとっては実力派が10名近く抜けた大会となりました。
8月のチャンピオンカップは、地元での開催。
力のある選手は極力出場して欲しいと思います。

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2008年5月8日(木)
携帯で証拠写真を撮りました。

連休の5月4日、息子と恒例の釣りに行ってきました。
最近一人で行くことはなく、息子が休みで帰ってきているときに行きます。
それも今の時期、年に1回だけ…年々忙しくなってますし、しょうがないですね。

毎年同じ所へ行くのですが、護岸工事で魚の好む場所が年々少なくなってきているんです。
しかも今年は(2月は降雪が多かったのですが、その後)3月は一度も融雪機は動かしていなかったのです。そのため雪解けが早かったということでしょうか?いつもの場所には先客が…。しょうがなくその向かい側に陣取って、息子と釣り糸をたれたのです。すると間もなく私の竿に大きな「引き」が…。「どうせウグイだろう」と思いながら竿を上げましたが、これが、思いの外「引き」が強いのです。道糸を切られないように…、と慎重に竿をたぐり寄せました。
ここで私は気が付いたのです。すくい上げる「アミ(網)」もそのあと釣った魚を入れておく「ビク(魚籠)」も忘れてきたことに。何と間抜けな話でしょう。私はしょうがなく静かに陸に引き寄せました。
やはり「鯉」でした。昨年の息子が釣ったのよりは、僅かに小さく、でも35a〜40aはありました。
このあと私は長さがこの鯉とほぼ同じ、ウグイをつり上げました。何を食べたのか、結構太っていました。イヤ中年太りのウグイだったのかもしれません。そのあと、フナも久々に釣り上げました(これは15〜20aほど)。

結局この日は7・8匹釣って、気分良く帰ってきました。反対に息子があまり釣果がなかったので、夏休みに時間が取れたらもう1回行こうと思ってます。釣った魚は全てその場でリリース(逃がす)しました。どれも綺麗な魚体でした。

2008年4月29日(火)
嬉しい書き込みが…

当アカデミーの入学願書には、どういう媒体で当アカデミーを知りましたか?とか、入学の動機は?と言ったアンケートがあります。

先日あるお母さんが、
お兄ちゃんの入学の時は「知人の紹介によって当アカデミーを知りました」ということでしたが、今回(弟さんの入学に際して)は、「兄が入学後、この教室での指導内容の良さに感激しております」というメモ書きをして下さいました。私たちにとって、とても嬉しい「入学の動機」でした。

これからもこのような嬉しい言葉をちょうだいできるよう、頑張ってまいります。

2008年3月22日(土)
ボランティア授業

今年も地元の小学校へ3年生の算数の「そろばん」のボランティア授業に行って参りました。
これは今年で7年目になります。初めて大曲小学校で教えた子供達は、今年高校へ入学です。早いものです。

今年、校長先生に、「塾でいつもおこなっているから大丈夫でしょう?」と言われましたが、塾での珠算指導は一人一人に「個別指導」を行いますが、小学校ではクラス全体への一斉授業です。「授業形態が異なるので、(いい意味での)緊張感がありますよ」と答えましたら、ちょっと驚いていらっしゃいました。

それにしても子供達の反応は良かったですねぇ。最近車を運転していたり歩いていると、下校時や遊んでいる子ども達が、私に手を振ってくれたり、ニコニコと、笑顔を私に向けてくれるんです。聞いてみると、みんな大曲小学校の3年生なのです。この反応は何なのでしょうか?
私の授業が「おもしろかった?」のでしょうか?

いや、この良い反応から推測して、そう思いたいですね。
そして私にとって、これはたまらなく
嬉しい反応なんです。

2008年3月15日(土)
2ヶ月ぶりの書き込みです。

これまでの人生で最も充実した(?)、いや、これまでの人生で一番忙しい日々を過ごしているような気がします。
そのような忙しさが体調にも影響を与えたのか、1月末と2月上旬に脳神経外科と総合病院のお世話になりました。

脳神経外科では「特に異常なし」でしたが、総合病院にかかったときは、腹痛で夜眠れない状態でした。ですから、初めての診察で医師から「入院です」とあっさり言われたときには、ショックでした。でも入院はせず、毎日点滴を打って、痛みは消えました。幸いにも暦が味方をしてくれ(2月11日は祝日)、土曜日も休んで、おかげで3連休となり、入院中と変わらぬよう、身体を休めることができ、それが回復につながったと思います。日曜日でも休みのない生活が続いておりますので、やはり身体を休めることが大切である…と実感しました。

もう少し頻繁に【先生のつぶやき
】を更新出来るよう頑張ります(笑)。

2008年1月17日(木)
まだ2週間。もう2週間。

今年がスタートして、2週間ちょっと過ぎました。でも気分は1ケ月過ぎたくらいでしょうか?いろんなことがあり過ぎて…。

昨年メールをくれた、博士課程に在籍中の
元教え子は4月から研究生になるそうです。う〜ん、嬉しい知らせですが、メールが途切れないかナ?賢治君途切れさせないでネ。

岡山に住む大学からの親友とも2年ぶりで電話で話せました。晴耕雨読の生活は、ある意味ウラヤマシイ…。

元小学校の先生だった知人の年賀状には「これが最後の年賀状…」との一言が印刷されていて…。体調がかなり悪いとのことです。とてもいい方なのです。どうしたらいいのか?寂しいです。

成人の日に恒例の模擬投票のお手伝いをしてきました。同じく手伝っている(というよりそれも仕事の一部)人の中に、元教え子がいました。市の教育委員会に勤務しているそうです。懐かしかったですね。その妹さんがその日成人式に出てました。

昨日選挙関係のことで(明るい選挙推進協議会の委員をしているため)北海道政治講座というのに出てきました。その講師である自治行政局選挙部長の方が、「電子投票はブラックボックスのようで、実施するには自信がない」という内容の話をされていました。
「ブラックボックス」。そうです。私たち珠算界の人間に
とって、「ブラックボックス」と言えば「電卓」。計算過程が全くわからない代表選手です。
その点、そろばんは計算過程がわかり、間違いの原因も掴みやすい。そろばんとは関係のない話の中で出てきたその言葉に、一瞬「オッ」と思いました。

2008年1月1日(火)
新年明けましておめでとうございます。

今日から、2008(平成20年)年です。
昨年も、いろいろやりたいことがあっても、時間
などの制約で残してきたように思います。
今年は少しでも問題を解決し、納得のいく塾
の運営をしていきたいと思います。
昨年は暗算の級位の教材をほぼ完成でき
たことや、フラッシュ暗算の検定試験を開始できたことなど、僅かではありますが進歩があったように思います。
華やかな宣伝文句ではない、今学んでいる子供達の成長を最初に考える指導を目指してまいりたいと思っております。今年も宜しくお願い致します。

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2007年12月9日(日)
忙しかったです。

久しぶりでここに書くことが出来ます。先月から今月にかけてかなり忙しかったのです。1週間前の2日(日)は恵庭商工会議所で地区大会がありました。もちろん無事終了させなければならないので、かなり気をつかったと思います。
大会を無事に終わらせることの他に、子供達の意識を
大会に向けることで、大きなレベルアップを期待しているのです。今回もその成果が随所で見られ、感動しました。

そのほかに忙しかった理由は…。実は本業以外での部分で、大きな変化がありました。以前から関わっているある団体の責任者になることになったのです。正直言ってそれを受け入れるべきか、かなり悩みました。いや、本当はお断りしたのです。でもどうあっても、この場合自分が受けるしか道はない…と分かったとき、受けたくない気持をあきらめる決心がつきました。やむを得ない、自分には不相応な立場だけれど、周囲の人を信じて協力を仰ごう…と思いました。これ以上自分の時間が拘束されることは、正直言ってかなり無理がかかることが予想されます。
受けた立場をきちんとこなすには、仲間の人達の協力を頂かなければ絶対に無理…。それを条件として受けたのですが、協力を頂くには、まず自分から周囲の人達を信じなければいけないと思います。又最終的な責任は自分がとる覚悟も必要と思います。
その立場になって、今日でまだ9日目ですが、結構忙しさが増してきたことがわかります。でも私に気遣いしてくださる、委員の方もおられます。本当にありがたく思います。何とか頑張っていけそうに思います。

2007年11月19日(月)
寒いです。

今日は12月中旬の気温だそうです。寒いですね。
でも寒さはまだまだ
これからが本番。
若い頃マイナス35.8度を経験してますから、ちょっ
とやそっとの寒さじゃあ驚きませんね。でも私も歳です。寒さが骨身にこたえるようになってきました(笑)。
しかし地球の温暖化でかつてのよ
うな冬の寒い日はありませんね。いいことなのか、悪いことなのか?
良くないんでしょうね。この現象は。寒さはイヤだけど温暖化は何とか避けて欲しいと思います。
検定試験も終わりました。12月2日の地区大会に向けて本格的に練習開始です。子供達の意識を大会に向かせて、実力アップを図ります。

2007年10月12日(金)
2回目の原点。

5日前の日曜日、日本珠算連盟北海道ブロック協議会の懇談会が開催され、午前中に珠算指導者講習会がありました。
この講師の先生は神奈川県の
K先生。
実は前に一度お会いしたことがある先生だったのです。
11・2年前、日本珠算
連盟茅ヶ崎支部主催のオープン研修会があり、弟と2人で参加したのです。
研修会
終了後の懇親会の3次会あたりで、向かいの席に座った方がK先生だったのです。

今回休憩時間にK先生にご挨拶しましたら、何と私たちのことを覚えていてくださったのです。
「あのときは遠路ご苦労様でした」との言葉に、(私はK先生という名前を覚えている程度で)お顔は覚えていなかったのです。嬉しかったと同時に恥ずかしかったです。

茅ヶ崎では初めてフラッシュ暗算を見て、「これは見取り暗算でインチキな計算ができない画期的な教材」と興奮し、それ以外の内容も素晴らしく、帰路の飛行機の中で「塾名を変えて、まず自分達の意識を暗算へ向けなければ…」という気持ちになり、その翌月それまでの「佐々木珠算研究所」から今の塾名に変えたのです。
もちろん改革は名前にとどまらず、「いい」と思うことはどんどん取り入れていきました。
言わば、私たちの2回目の出発の原点となったところが茅ヶ崎なのです。
K先生はその茅ヶ崎支部のメンバーだったのです。
懐かしさとともに、「立ち止まらずに変革を…」という気持ちを思い出させていただきました。K先生ありがとうございました。

2007年9月27日(木)
孫にも教えて…。

先日、中1の男の子が一人辞めました。小学校時代から野球をしていたのですが、中学になって部活は野球部に入り、やはり体育系は忙しいらしく、辞めることに…。そのことを私に報告に来たとき、一緒にお礼の言葉を…と来られたお母さんが「姉弟3人お世話になりましたが、上の子から数えて12年間になります」と言ったのです。
考えてみるとそ
のとおりなのです。その長さに私も驚きましたが、3人とも素直な子供達だったなぁと、懐かしく思いました。そのあとで、そのお母さんが、
「先
生ここ(教室)は絶対辞めないでくださいね。そして私の孫にもそろばんを教えて下さい」と言われたのです。
ときどき嬉しい言葉を言われることはあるけれど、ここまで私を感動させる言葉って、そうないのでは…。と思われました。
嬉しくて、「ありがとうございます」と心から感謝の気持ちを伝えました。

2007年8月18日(土)
つらい…

久しぶりで書いているのに、とてもつらい気持ちなのです。
今日、元教え子の通夜に行ってきました。私の娘の同級生であり、私の住む町内会に生まれ育った子です。3日前の夜、その日の交通事故がテレビで放送されていました。「北広島市のSさんが幌加内町をツーリング中交通事故に遭い…。」
「間違いだろう。北広島市としか言ってないし…似たような名前は多い…」「間違いであって欲しい…」中学生の頃までのS君しか記憶にはない。でもその姉のTちゃんとは町内会の行事などでときどき会うことがあり、S君のことは聞かされていたのです。
10年位会っていなかったのですが、私はS君を(お姉さんとの話などで)身近に感じていたのかもしれません。授業を途中で抜けだし出席した今日の通夜でしたが、会場は重苦しい雰囲気そのものでした。


若い人に言いたい。親や婚約者を泣かしちゃダメだよ。これから社会を背負っていかなきゃならない大切な役目を負っている身なんだ。充分に気を付けて行動して欲しいと思います。

誰よりもつらい気持ちの筈のS君の親御さんが、私たち参列者の顔を見て「良く来てくれました」と言わんばかりの表情を見せてくれていました。本当は誰はばかることなく大きな声で泣き叫びたい筈なのに…。それを目にしたとき、さらに私の気持ちが沈み込み…
その直後、一言でも言葉を発したら落涙してしまうような感情の高ぶりに…。

帰宅後、いつもの夕食前のささやかなビールに、何故か酔ってしまい、その勢いもあって、この書き込みをしました。

2007年7月8日(日)
「懐古」?

1ケ月程前のこと、このタイトルでのメールが来ました。差出人はK君と言う元教え子。なぜこちらのURLがわかったかと思ったら…。

現在5年生の生徒のお母さんが北広島高校出身で、同窓会の役員さんをされております。北広島高校は開校30周年となり、そのお母さんから「同窓会誌を作製中なのですが、広告を載せませんか?」というお話があり、いったんお断りしたのですが強くお勧め下さったので、お言葉に甘え掲載させて頂いていたのです。
それが同窓生に送付され、東京で学業に励むK君の元にも送られ、URLを知ることになったらしいのです。

K君は現役のころ、特に読上算に強く、全国大会にも出場経験があり、私には忘れられない生徒の一人でした。「本当に真面目」という印象が強く残ってましたが、何と現在は大学院博士課程に在学中で文学を研究中とのこと。多くの教え子の中には国公立大学に進んだ優秀な子も多くいますが、大学院博士課程は初めて聞きました。

とても丁寧な文章でメールを送ってくれます。へたくそな私のメールが恥ずかしいほどです。でも教え子が大きな目標に向かって羽ばたいていることを知ることは、本当に嬉しいものですね。私も彼等に負けぬよう珠算・暗算指導に情熱を燃やし続けたい…。K君のメールで、そういう気持ちがさらに沸々と…。ありがとうK君。
そして「懐古」のメールをもらうきっかけを作ってくださったMさんありがとうございました。

2007年6月9日(土)
べんこ?

5月の大会の2日後から、今年のポスティングを開始。秋になり、寒くなると休止しますが、20代の頃から心と体の健康を考えて、ランニングをやってましたね。

今から5・6年前でしょうか、ただ走っているだけ…ということにむなしさを感じてきたのは。そこで塾報とかチラシのようなものを小脇に抱えて、いわばポスティングを始めたのです。雨以外の月〜金に行うのですが、朝目を覚ますのが4時半過ぎ。頭はまだスッキリとはしていない状態なので、少し横になったまま時間を過ごし、5時近くに起床。着替えてポスティングの準備をし5時前後に出発。ある程度着込んでいくため、必ず汗をかきます。いや、汗をかくために着込むのです。目的地に着いて40分〜1時間前後小走りでポスティングします。時には犬に吠えられることも…(決して怪しくは見えないはずなのに…)。

これで思い出すのが…2年前だったでしょうか。ポスティングの目的地に向かう途中で警察の検問にあい、免許証の提示を求められ、行き先とその目的を聞かれました。正直に話しましたら、「気を付けて…どうぞ」と通してくれましたが、なにやら免許証を見ながら書き写していたようなのです。「これは何か疑われているようだ」と思いましたが、こちらはキズ一つないきれいな身の上…(?)。でも帰ってきてテレビをつけてみると、地元のコンビニに強盗が入り、お金はとられなかったものの、腹いせに新聞紙に火を付けてレジ付近に投げつけボヤを出した事件があったと報道されてます。。犯人の特徴を聞いてみると、年齢・身長・服装・メガネやマスク(この日私はちょっぴり風邪気味でマスクをつけていたのです)など、ことごとく犯人の特徴がその日の私に似ているではありませんか。疑われてもしょうがない特徴だったようです。

ヘンなことを思い出してしまいましたが、先日犬を散歩している初老のオジサンと出会いました。私は犬とは「お友達」。出会ったばかりの犬に、顔をなめさせることも、ごく普通にできるんです。今回もすぐ手を差し出すと、犬は喜んで尾を振りながら私の手を舐めるではありませんか。するとそのオジサン「この犬は、他人にはすぐベンコするくせに家族には知らんふりなんだ」と、いじけているのです。私は「えっ、ベンコ?懐かしい言葉」と心の中で言ってました。昔何度か聞いたことのある方言なのです。どこの方言かもわかりません。でも子どもの頃に誰から聞いたのか、数度聞いたことがあるのです。その後テレビでも聞いたような気がします。「べんこ」は俗に言う「おべんちゃら」ですね。

ポスティングをしているといろいろなことを経験します。小泉前総理じゃありませんが、「人生いろいろ…」ということでしょうか?

2007年5月25日(金)
北海道選抜珠算競技大会が終了

去る5月19日、今年もルスツにて標記大会が開催されました。
当アカデミーからは今年は15名が参加しましたが、うち7名が10位以内に入賞。惜しくも11番目の成績(しかも10位との差は、たった1ポイント)をはじめとして金賞に6名。銀賞に2名という結果に終わりました。今年は優勝こそなかったものの、練習を通じてもこれまでの最高点をマークした選手や、昨年の入賞順位を上回った選手など…。全体的にいい結果に終わったと思います。この大会が終わったばかりですが、日珠連主催の「あんざんコンクール」が来月末に行われます。又これを予選として8月には日珠連恵庭支部主催の「あんざんチャンピオンカップ2007」が…。9月は全道商工会議所連合会主催の「全道珠算競技大会」が…(以下省略)
大会の練習を契機に実力が飛躍する選手は多いです。今年も大いに頑張って飛躍して欲しいと思います。忙しさが(僅かだけ)一段落したので、近々又書き込みします。

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2007年5月11日(金)
鯉を釣ったドー(但し釣ったのは息子です)

ようやく塾報が完成し、今週後半から子供達に渡しています。やはり塾報作製は時間と神経を遣います。だから終わってホッと一息といったところです。今まで忙しすぎて3週間以上もこのコーナーに書き込みをしておりませんでしたが、これからはもっと短い間隔で書くつもりです。

塾報にも書きましたが、連休に一度だけ釣りにいくのが最近の恒例となっています。今回息子が鯉を釣り上げたのです。その鯉と同じくらいのサイズの鯉が何回もバシャッと水面に現れるのです。まるで「お前なんかに釣られてたまるか」とでも言ってるようで憎たらしい鯉でした。
その鯉ではないと思いますが(バシャッとやる魚は釣られないと聞いているので…)同じくらいのサイズの鯉が釣れたことで、うっぷんを晴らしたようなきがします。
えっ、息子じゃなく僕の釣果ですか?あんまり言いたくないのですが、30aくらいの太ったウグイ(きっと中年太りだったのだと思います。)が一匹と10a〜15a程度のウグイが3匹でした。写真は釣った鯉のサイズと同じ大きさを紙に書いて、デジカメで撮ったものです。本物はもちろんリリースしましたよ。「今度来たときに、又釣られてくれよ」との祈りを込めて…。
でも久しぶりに楽しい3時間の息抜きの時間でした。今度は1bの大物の鯉を釣るゾー(笑)。

2007年4月16日(月)
元教え子と15・6年ぶりに再会しました。

4月8日、道知事及び道議会議員選挙の立会人をしました。3月29日には期日前投票の立会人だったので、市役所の隣の中央会館(もしかして中央公民館?)でしたから
知っている人に会う確率は割と低いのですが、今回は住んでいる地元です。
投票所に入場してくる人の3〜4人くらいに一人は知り合い(顔を知っているだけという人も含め…)です。
だから、13時間の長丁場でもさほど退屈ではありません(笑)。
15・6年ぶりに顔を見た元教え子(現在警察官)もおりました。身長も身体も私を越えており、歳月の長さを感じました。
彼の家は近所と言ってもいいほどなのですが、そろばんをやめたあとは会うことはなかったのです。
習っていた頃は、とても真面目な子でしたが、大きくなった今もそういう雰囲気は変わっていませんでした。嬉しいことにすぐ「あっ、先生」と言ってくれました。
そのほか現役の教え子もお父さん・お母さんの投票についてきていたり、大人になった元教え子から、「そろばんの佐々木先生ですね」と声をかけられたけど、あまりにも変わっていて誰だったかわからず「どなたでしたか?」と尋ねたり…。
開きっぱなしの玄関からは寒い空気が入ってきて大変だったけど、昔を懐かしむ時間を過ごしました。
立会人はの仕事は22日の市議会議員選挙のときも…。又いろんな人(元教え子も含めた)に会えることと思います。とても楽しみです。

2007年4月4日(水)
新しい年度に入りました。

先週、3月29日(木)〜31日(土)まで春休みでした。年度替わりの諸作業があるため、毎年とっている休みですが、今年は選挙の関係で29日(木)は期日前投票の立会人で丸一日つぶれてしまいました。又4月1日(日)も午前中、選挙の啓蒙活動で街頭啓発に参加し半日つぶれましたが、その際、現役の生徒や元生徒、そのほか7〜8名の方とお会いできました。嬉しかったです。いつもならせいぜい1〜2名とお会いできる程度なんです。
8日(日)と22日(日)も選挙の立会です。選挙関係も多いですが、今は民生委員の方も年度替わりで多忙を極めております。先週も、今週も午前中の半分くらいは民生委員関係の会議等で予定が埋まっております。その関連の電話連絡もしばしば…。
ウ〜ン何が本業なんだ?(笑)?


今日は体調管理で行きつけのK医院へ…。K先生とは診察時間の半分(ときにはそれ以上の時間)は診察以外の話になってしまうほど、親しくお話しさせていただいております。まさに私のホームドクターです。自分の身体は安心してK先生におまかせしています。今日は先生に「うちだけのホームページができました」と、アドレスを教えてしまいました。K先生、もし見てましたら、これからもよろしくお願いします。今日の血液検査の結果は、中年太り関係の他、異常はありませんでしたか(笑)?

3月、今年も新入生が仲間入りしました。「お試し」の終わったとき、「どうだった?」と尋ねると、「楽しかった」と答えてくれる子が多いのですが、入学後も楽しく練習できるよう、しっかり指導していきます。「楽しかった」と答えてくれる子どもの笑顔は本当にいいものです。それは私たちにも(指導の)意欲を与えてくれます。楽しく練習し、暗算ができるようになる喜びを味わって欲しいと思います。

2007年3月25日(日)
ボランティア授業の礼状が届きました。

先日(3月15日・16日)大曲小学校でおこなった、そろばんの授業に対し当日それぞれのクラスの担任の先生より、授業当日温かいお礼の言葉をいただいておりました。
後日、1組の担任の先生から、私が担当した算数の授業のことを
書いた「学級通信」が、担任の先生の「大変楽しい授業をありがとうございました」という添え書きとともに、届けられました。

ボランティア授業は6年目ですが、1年目から「授業の中身は全てお任せします」という言葉をいただいており、その言葉に甘えて私が内容を考えて授業をおこなっております。

たった2時間ですから、どう考えても全員に加減算だけですらマスターさせることは難しいことですので、「そろばんを使って計算していくと、どんなことができるようになっていくのか?」を考えてもらったり、ノートパソコンを持ち込んで「フラッシュ暗算の実演」をしたり、「百マス計算」をしたり、その他数字に関する面白い例をいくつか紹介したり、一組5人の子供達に「そろばんの珠」の役割を演じてもらい、学習の理解度を確かめてみたり…と。

私の授業は「楽しかった」と言わせて、あくびをする生徒は一人も出さない…を目標にしています。思惑通りの結果が出て私もとても嬉しく思います。昨年もこのボランティア授業で感動的な出来事がありましたが、今年は生徒からだけでなく(学級通信を届けて頂いたことで)先生からも感動を頂きました。ありがとう、高橋先生と子供達

フレーム
2007年3月5日(月)
やっと出来ました

当アカデミーのスタッフの一員である娘が、「北広島ささき暗算アカデミー作製のホームページを立ち上げたい」と言ってから数ヶ月。
プロの手を借りずに作った、娘の力作のホームページを皆さんに見ていただければ嬉しく思います。
私も生徒指導について自分の考えを書く場が出来、これから…に期待しております。