・再インストールお作法

 更新日: 2009/09/30

何をどうやってもPCがヘソを曲げたままで、『最早、なすすべなし!』となった時の最終手段が、OS の再インストールである。 Windows9×時代は、季節の変り目辺りに衣替えと同じように行なわれてきた恒例行事であるが、XP 導入後、オペレーティング・システム自体が簡単に壊れる事が少なくなった為、『アレッ!どうやるんだっけ?』と、記憶の糸を辿るのに四苦八苦されている方も少なくないようだ。

マイクロソフトの思惑と違い、XP に対する熱狂的支持者は結構多いが、Windows9×時代の度重なる再インストールという儀式に辟易した世代の影響が少なからずあるようだ。 (KEW の廻りには少数派ながら、Vista が最高!Me が一番使い易い!等と、のたまう人もいる。)

閑話休題、お題に『再インストール・・・』と表記しているが、その前に、『こんなの、試してみたら?』という話から始めてみる。 再インストールを行なう前の基礎知識(ブルーバックや、ブラックバックの表示で、何となく実際の表示に似せて、再インストール時のプレッシャーに免疫を与える?)も、含めてみた。

・その前に_1 ・その前に_2 ・パーティション ・クリーンインストール ・メーカーPCの注意点

XPの設定に戻る
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・その前に_1

先ずは、PC起動時に[F8]キーを押しまくり、『Windows 拡張オプション メニュー』を呼び出す。セーフモードブート専用と思っている人もいるが、ここでは下の方のオプションに注目。

セーフ モード
セーフ モードとネットワーク
セーフ モードとコマンドプロンプト

ブートのログ作成を有効にする
VGA モードを有効にする
前回正常起動時の構成(正しく動作した最新の設定)  ←こちらを選択後[↵]

Me から登場した『システムの復元』というシロモノがあるが、どの時点に復元するか?が結構難しい。上記を選択した場合は、少なくとも致命的な復元とはならない。 うまく起動できたら、PCの機嫌が良い間に、大事なファイルをバックアップしておこう。

『Windows 拡張オプション メニュー』から、『セーフモードとコマンドプロンプト』を選択し、コマンド経由で『システムの復元』を起動することもできる。コマンドプロンプトが起動したら、

C:\Documents and Settings\ユーザー>%systemroot%\system32\restore\rstrui.exe [↵]

%systemroot%\system32\restore\rstrui.exe とタイプして、Enter[]。
『システムの復元』が、起動したら復元ポイントを選択する訳だが、ハズレポイントばかり引いていると、古い正常ポイントがどんどん削除される。 普段から復元ポイントのメンテナンス等を行なっている方は、成功の確率が高くなるが、そもそも、そんなマメな方が『OSが起動できない』という状況になる事自体まずない。なお、こちらから起動した『システムの復元』は修復専用で、復元ポイントの作成削除等メンテナンスはできない。

復元ポイントの選択方法は、そもそも不具合が出たのは、『あのアプリのインストール?』、『このドライバーの更新?』等の記憶から、それ以前に戻すのがセオリーだが、『問題のアプリインストール直後再起動するポイント』を選択した場合、正常に起動した後、問題の物がセットされ不具合を再現する事になってしまうので注意されたし。

再インストールTOP

・その前に_2

『回復コンソール』経由で、チェックディスクを行なうことでOS が復活する事もある。不幸にして『回復コンソール』がインストールされていない環境でも、Windows XP セットアップCDからは起動できる。
近頃『CDブートできない環境はない?』と思われるので、以降は、それを前提に話を進める。

最初に、BIOS(バイオス)の設定を確認する。BIOS を呼び出すには、PCを立ち上げ直後、[Delete]キー(Award BIOS)、[F2]キー(Phoenix BIOS他、メーカー製)等、呼び出し方法はイロイロだが、起動時のロゴを良〜く見ると表示されている。確認したいのは起動順位で、[CDDVD][FDD][HDD]の順であれば、取り合えず問題ない。

BIOS 確認の間に、セットアップCD(SP適用済みインストールCDでも自動化していなければOK。『回復コンソール』からのアクセスだけなら他人様のモノでもOK。)をドライブにセットし、BIOS 確認だけで済んだら、[EXIT WITHOUT SAVING]、起動順位を変更した場合は、[SAVE & EXIT SETUP]等を選択。終了確認の後、再びBIOSが読み込まれた後、次の表示でCDブートを行なう。

Press any key to boot from CD...  ← 表示中に、何かキーを押す。(5秒以内)

Windows Setup
=============

のブルー表示に変わったら、一応CDブートは成功だが、この後各ドライバーが結構な時間をかけて読み込まれる。起動FD(フロッピーディスク)が6枚に及ぶのも、各ドライバーの膨大な読み込みが影響しているのかもしれない。
Serial ATA HDD(ハードディスクドライブ)や、ATAカード(RAID他)経由のHDDの場合、こちらが表示されてすぐに[F6]キーを押し、専用ドライバーをインストールする必要が生じる事がある。[F6]キーを押してから暫くしてから反応する(FDから起動した場合、 6枚中4枚目をセットした後表示される)ので、決して慌ててはいけない。新たな表示(基本は、[]キー選択。)が出てから、指示に従ってFD等を挿入すべし。

・Windows XP のセットアップを開始するには、Enter キーを押して
  ください。

・インストール済みの Windows XP を回復コンソールを使って修復
  するには、R キーを押してください。

・Windows XP をインストールしないでセットアップを終了するには、
  F3 キーを押してください。

今回は修復目的の為、[]キーを押す。使用許諾契約書に同意([F8]キーを押す)してから、

半角/全角キー   :106 日本語キーボードの場合    ← 106 の場合は[半角/全角]キーを押す。
スペースキー      :101 英語キーボードの場合

106 Japanese Keyboard (Including USB)
・よろしいですか? (Y/N)    ← [Y]キーを押す。

キーボードの選択が終わったら、次の画面を待つ。

1: C:\WINDOWS
どの Windows インストールにログオンしますか? (取り消すには Enter キーを押してく
ださい)   [↵]
Administrator のパスワードを入力してください:********  [↵]

の画面がでると思わずEnter[]したくなるが、一般的な環境では、 とタイプしてからEnter[]。
次の、パスワードの入力では、Administrator のパスワード設定がない場合や、Home Edition 環境では、何もタイプしないで Enter[]。

C:\WINDOWS>chkdsk /r  [↵]
ボリュームによって08/25/0811:14pが作成されました。
ボリュームのシリアル番号は、****-****です
CHKDSKがボリュームをチェックしています...
CHKDSKは、追加チェックまたは回復を実行しています...
CHKDSKは、追加チェックまたは回復を実行しています...
CHKDSKは、追加チェックまたは回復を実行しています...
50% 終了しました。

chkdsk[半角空き]/r とタイプしてEnter[]。
ここからは膨大な時間を要するので、妖しげなクロックアップ(CPU)等の環境以外の方は、散歩でもしてリフレッシュしたほうが良いカモ。 データの無い空きスペースまでチェック&回復を行なう設定なので、HDD容量が大きければ大きい程時間がかかる。

    4096 バイト各アロケーションユニット。
7325632 ディスクのアロケーションユニットの合計です。
7308911 利用可能なディスクのアロケーションユニットです。
C:\WINDOWS>exit  [↵]

チェックディスクが終了したら、exit とタイプしてEnter[]を押す。これで回復コンソールが終了し、勝手に再起動が行なわれる。 うまく起動できたら、PCの機嫌が良い間に、大事なファイルをバックアップしておこう。等と、同じセリフがでた所で注意事項を一つ。 元々『My Documents』フォルダを別HDDのドライブに移動している準備の良い方の場合は、そちらに関してのバックアップは必要ないが、確認しておきたいのが『プロパティ』である。 『共有』タブで、『  このフォルダをプライベートにする』にチェックが入っていると、再インストール後『My Documents』フォルダにアクセスができない事が有るので、要確認。

再インストールTOP

・パーティション(Partition)

ここから、やっと再インストールの本題に入る。
今日、HDDは Big Drive (137GB 超。正確には、28bit LBA(理論上、28×512=137.4389・・・GB(ギガバイト)上限、 1kB=1024byte 換算では、128GB 上限。を越えた 48bit LBAが当たり前で、逆に少容量のHDDを探すのが難しく、かつ価格が逆転する現象も生じている等、心機一転ビッグドライブを起動ドライブとして再インストールしたい方は多いだろう。
 XP ServicePack 1 以降、48bit LBA(Logical Block Address)に対応となったが、マザーボードのBIOSが、どこまで対応しているかは以外と分かりにくい。 (BIOSからHDD容量が正確に見えている場合でも、フル対応かどうかは分からない。) その場合でも、起動パーティション(Cドライブ)サイズを137GB未満に抑えておけば、ほぼ大丈夫なようだ。そもそも膨大なデータファイルは別ドライブに保存するのが基本である。

従って、『パーティションを切る。』という行為が必要になってくるのである。
Windows9×時代は、FDISK コマンドを使ってパーティションを切っていたが、64GBの壁とか、起動パーティション8GB以下とか、FAT16では2GBまでとか、一度構成すると再インストール後修正不可で最初からやり直し等、かなり不便なものであった。 しかし、XPでは起動パーティション(Cドライブ)をセットしておけば、他のパーティションは再インストール後『ディスクの管理』から、OS上で設定できるようになっている。

近年、『再セットアップディスク』や、『リカバリーディスク』が付属されていないメーカーPCも見かけるが、その場合はHDD内に『再セットアップ領域』『リカバリー領域』が保存されている為、パーティションの切り直しを行なうと領域のデータが消えてしまうので、事前にメーカーの指示に従ってセットアップディスクを作成しておかなければならない。 また、同じ起動パーティション(Cドライブ)にそのまま再インストールするだけの場合も、この項の作業は行なってはならない

その前に_2 を参考に『回復コンソール』を起動する。ここから後の作業を行なうと、HDD内のデータは全て消えてしまうので、事前のバックアップを忘れない事

1: C:\WINDOWS
どの Windows インストールにログオンしますか? (取り消すには Enter キーを押してく
ださい)   [↵]
Administrator のパスワードを入力してください:********  [↵]
C:\WINDOWS>diskpart  [↵]

新しいHDDの場合は、当然WINDOWSディレクトリが存在しないので、起動直後は C:\> の表示となり、diskpart のみをタイプし、 Enter[]キーを押すことになる。
自動インストールディスクを使用しない場合は、ここで設定しなくてもセットアップ時にパーティションを作成するオプションが選択できるので、こちらは参考までに。

既存のHDDを全てチャラにして再利用する場合、diskpart を使ってパーティションを切る前に、既存のパーティションを削除する事から始める。diskpart コマンドは非常に多機能なプログラムで、コマンドプロンプトから起動した場合は、 パーティションドライブ内のデータを残したままサイズを拡張する(起動ドライブを除く)といった操作までできる。オプション指定を行なう事で、直接パーティションの削除や作成もできるが、上級者以外は、diskpart をユーザーインターフェースモードで起動する(引数なし)方法をお奨めする。

ユーザーインターフェースモードで起動したら、ドライブを選んで、『選択したパーティションを削除・・・』で、[]キーを押す。確認画面で、[]キー。『このパーティションを削除するには・・・』で、[]キーを押す。 全パーティションを削除するまで繰り返す。

ここからパーティション作成へ。『未使用の領域にパーティションを作成・・・』。[]キーを押す。
『作成するパーティションのサイズ(MB):*********_』には、設定できる最大値が表示されているが、[Back Space]キーを使いつつ、MB(メガバイト)単位で所定のサイズを指定して、[]キー。
二つ目以降のパーティション作成は再インストール後に行なうので、[Esc]キーを押す。

C:\>format c: /q  [↵]    ← /q は、クイックフォーマットのオプション指定。
警告:リムーバブルでないドライブ
C: のデータはすべて失われます。
フォーマットを続行しますか   (Y/N) ? y  [↵]   ← y とタイプして、[↵]キー。

ついでにフォーマットも行なう事にする。format[半角空き]c:[半角空き]/q とタイプして、[]キー。
y とタイプして、[]キーを押すと、クイックフォーマットが始まる。この場合はファイルシステムを指定していないので、NTFS(NTファイルシステム)でのフォーマットとなるが、現時点で、他のファイルシステムを使うメリットは、かなりコアな設定をされる方以外ではないだろう。 また、パーティションを切り直し直後の環境では、クイックフォーマットで充分かと思われる。
フォーマット後、exit とタイプして、[]キーを押すと、回復コンソールが終了後、再起動が行なわれる。

ここまで行なえば、SP2(3)適用済み自動インストールCD に交換しつつ、後は再インストール終了を待つのみである。通常のセットアップは事項へ。

再インストールTOP

・クリーンインストール

その前に_2 を参考に、Windows XP セットアップCDから起動する。(なお、新しいHDDの場合は、Windows XP セットアップCDがセットされていると、自動的にCDから起動される。)

・Windows XP のセットアップを開始するには、Enter キーを押して
  ください。

・インストール済みの Windows XP を回復コンソールを使って修復
  するには、R キーを押してください。

・Windows XP をインストールしないでセットアップを終了するには、
  F3 キーを押してください。

クリーンイントール、修復インストール、どちらの場合も[]キーを押す。ちなみに、既存の起動ドライブを一度チャラにして(フォーマットして)から 再インストールを行なう場合もクリーンイントールと呼び、既存のWindows に上書きインストールすることを、修復インストールと呼ぶ。
使用許諾契約書に同意([F8]キーを押す)してから、キーボードレイアウトを選択する。

・選択したパーティションに Windows XP をセットアップするには、Enter
  キーを押してください。

・未使用の領域にパーティションを作成するには、C キーを押してください。

・選択したパーティションを削除するには、D キーを押してください。

****** MB ディスク 0 Id 0 (バス 0 atapi 上)[MBR}
    未使用の領域                                                ******MB

新しいHDDの場合は、上記のように表示されるだろう。 全領域を起動ドライブにする場合は、そのまま、[]キーを押せば良いが、Big Drive の場合に、[]キーを押してパーティションを作成する方法を選択してみる。

新しいパーティションの最小サイズは          8 MB です。
新しいパーティションの最大サイズは  ****** MB です。
作成するパーティションのサイズ(MB): 15000_   ←MB(メガバイト)単位でサイズを指定して、[↵]キー。

・選択したパーティションに Windows XP をセットアップするには、Enter
  キーを押してください。

・未使用の領域にパーティションを作成するには、C キーを押してください。

・選択したパーティションを削除するには、D キーを押してください。

****** MB ディスク 0 Id 0 (バス 0 atapi 上)[MBR}
  C:パーティション1:[未フォーマット]             14998MB(14998MB 空き)
    未使用の領域                                                ******MB

上は約15GBを起動ドライブに充てた例。今日では環境にもよるが、この4〜8倍程度をお奨めする。
起動ドライブ以外は、ここで作成する必要は無いが、上記を繰り返すことで全てのパーティションを作成しても良い。なお、8MB分はパーティション情報収納用予約領域なので含めることはできない。
C:パーティション1:[未フォーマット] を選択して、[]キーを押して次へ。

NTFS ファイルシステムを使用してパーティションをフォーマット (クイック)
FAT ファイルシステムを使用してパーティションをフォーマット (クイック)
NTFS ファイルシステムを使用してパーティションをフォーマット
FAT ファイルシステムを使用してパーティションをフォーマット

上記のクイックフォーマットが選択されていると思うが、そのまま[]キーを押す。以降は、
フォーマットの終了後、ファイルがコピーされ再起動が行なわれ、殆どは自動で行なわれるので後は待つのみだ。決して再起動時にCDブートしてはならないし、セットアップCDは挿入したままにしておかなければならない。 特に、『SP適用済みインストールCD』で、Hotfix まで含めている場合再起動の回数が増える場合があるが、デスクトッブが表示されるまでヒタスラ我慢すべし。

自動インストールディスク作成の経験がある方には必要ないかもしれないが、インストール中入力を求められる項目についてメモっておく。

愛媛県松山市在住で英語の苦手なKEWの例。
地域と言語のオプション 『日本』、『日本語』確認。
ソフトウェアの個人用設定 組織名はここで記入しなくても良い。
プロダクトキー 5桁づつ枠内に入力。
コンピュータ名 15文字以内。
日付と時刻の設定 『大阪、札幌、東京』確認。
ネットワークの設定 『標準設定』
ディスプレイの設定 文字が読めれば良い。
ようこそ 画面で『次へ』。
コンピュータの保護 『後で設定します。』
ユーザー名の指定 1名は入力が必要。
設定が完了しました 『完了』

上記には示していないが、途中ネット接続しようとする項目は全てキャンセルする。って言うか、OS のインストール時に現在ではネット接続できない状態にする(ブロードバンド環境ではLANケーブルを外しておく)のがセオリーだ。

ブラウザやメーラー経由でウイルスに感染すると勘違いされている方も多数いらっしゃるが、左記を経由せずにマイクロソフトと通信できるという状態とは、不特定多数からもアクセスされている状況と同じ事を知るべきである(ルータ経由で不要なポートを閉じている場合は別だが)。 
特にセットアップディスクが XP Service Pack 2 以前の場合は、多大なるセキュリティーホールへウイルス(ワーム)を御招待している状態となる事に・・・。

OS のインストール→ Service Pack 及び、Hotfix アップデート→
マザーボードのチップセットドライバインストール → DirectX のインストール→
その他のドライバインストール(グラフィックボードのドライバを最初にインストール)

上記の順番が、後々のパフォーマンス的にも理想とされているようだが、『SP適用済みインストールCD』からのインストールや、メーカー製PCで『再セットアップディスク、リカバリーディスク』からインストール直後に『HotFix専用インストールCD』を実行する事は、理想の状態にオフラインで近づける唯一の方法と思われる。

再インストールTOP

・メーカーPCの注意点

メーカー製PCの場合は再セットアップについて詳細に書かれた冊子が付属しているケースが多い。『はじめにお読みください』等の冊子は、初心者以外は流し読みで良いが、『再セットアップ編』に関しては熟読をお奨めする。印刷物が付属していない場合は、PC内に再セットアップに関して記述されたファイルが必ずあるので、忘れずにプリントアウトしておこう。

自作PCを特殊ケースと考える方も多いが、実は、メーカー製PCこそ特別にカスタマイズされたシロモノである事を知っておいた方が良い。メーカーが違っても、同じOS、同じアプリの使用感はさほど違わないし、同じメーカーを長年愛用している方はそのクセもある程度分かるだろうが、こと再セットアップに関してはメーカー独自の考え方が反映され、同じOSのインストールとは、とても思えないケースもある。

『レジストリのあそこを××したら、メチャ速くなった。』という話につられて実行した途端、悲しくもブルーアウトした場合、メーカーのカスタマイズが原因であるケースもままある。しかし、カスタマイズ版付属OSを使用する限り『郷に入っては郷に従え』である。また、メーカー製PCを所有しながらメーカーのサポートページをチェックしない方が結構多い。不具合があった場合、機種毎に対策されたファイルが提供されている事が有るので、再セットアップを考える前に試すべきだ。

近頃の『再セットアップディスク、リカバリーディスクが付属しないPC』では、購入後、速攻で『再セットアップディスク、リカバリーディスク』を作成するのがセオリーだが、その方法は『再セットアップ項目』の結構後ろに記載されている事が多い為、ついつい後回しになってしまう方も多いだろう。不幸にしてPCが壊滅状態になり、最早『再セットアップディスク、リカバリーディスク』作成不能の場合も、メーカーから『再セットアップディスク、リカバリーディスク』を通常は(サポートが終了しない限り)購入できる。また、ディスク作成不能でも、HDD上の『再セットアップ領域』から再セットアップはできるが、この場合は、購入時と同じ状態にしかできない(全ての個人作成ファイルは消失してしまう)事が多い。

以降は、『再セットアップディスク、リカバリーディスク』使用を前提とする。先ずは、購入時以降に接続した機器全てを取り外す事から始める。メーカーはエスパーではないので、未来の機器に対してはカスタマイズされていない。この辺は、自作PCの場合はOSのヴァージョンに応じて、接続の可否を選択するが、メーカー製の場合は選択肢がないと思って置くのが賢明。

一般に『標準セットアップ』を選択すると、メーカー独自の考え方が反映され、Cドライブ××GB,Dドライブ××GB等と勝手にパーティションを設定し、しかも、全ての個人作成ファイルは消失してしまう。バックアップが既に終了している環境ではそれも有りだが、『カスタム設定』を取りあえず探してみよう。

第一候補は、『CドライブのみをNTFSで再セットアップする』等だが、全てをチャラにする項目も有るので、注意が必要だ。また、『Cドライブより大きい未割り当ての領域が存在する場合には、Cドライブのみの再セットアップができない場合があります。未割り当ての領域をパーティションとして確保してから、「CドライブのみをNTFSで再セットアップする」を行なってください。』との、注意書きもある。新規HDDは要注意だ。また、メーカーによっては、1パーティションを推奨し他の選択がない場合も有る。デスクトップPCでは、二つ目のHDD導入という選択肢もあるが、ノートPCでは致命的だ。その場合はバックアップが必要になるが、とにかく自分の作ったファイルが最重要であることを意識しよう。

・主なPCメーカー
メーカー名 付属ソフト/ドライバーの入手先
NEC http://121ware.com/download/
FUJITSU http://www.fmworld.net/cgi-bin/driversearch/drvindex.cgi
TOSHIBA http://dynabook.com/assistpc/various_download/
SONY http://vcl.vaio.sony.co.jp/download/
Panasonic http://faq.askpc.panasonic.co.jp/faq/dl
DELL http://www.dell.com/support/my-support/jp/ja/jpdhs1/
日本 HP http://www8.hp.com/jp/ja/support.html

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