十月、ここ数年来枯れが進んでいた「枝垂れ桜」が手術で半分になりました。
それでも消滅の危機が無くなったので一安心です。
十二月十日。午前通り掛かった所、五人ほどの人が木の周りを掘り起こして作業中です。
親方らしい人が指導しています。根の先の方を掘った若い人が「これは桜ですか」との声に「違う、桜の根は黄色いんだ」根の周りの土も入れ替え、ポット状の物を埋めました。肥料の補給の為の物と思います。
枝の剪定の後、柱を立て雪吊りのようにロープで枝を吊りました。ここ数年枯れが進んでいたので見かねて、私は五月ごろ電話で「近所の者ですが多くの人が気に掛けていますから手当てをお願い出来ますか」と名前は言わずに電話をして待っていました。
「木はどういう状態でしたか」と親方らしい人に尋ねましたら「2年程前の剪定が強すぎて切り口から水が入り腐ったんだろう。幹も西日でかなり焼けていたからシッカリ手当てをしておきます」と言われました。
その時の話では最近「日本さくらの会」の人達が道路沿いの桜の様子を視察して行ったそうです。
無くなった枝は戻りませんが、来春以降又元気を取り戻し見事に花を咲かせてくれることでしょう。
この桜の事は「太平洋と日本海を結ぶ」コーナーを御覧下さい。
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