2.10 目出度く完結 感謝
私のパソコンの今の能力は、CPU.IntelCore2 Duo E6300.メモリー1G.HD250G
WinVista CMEです。DVDはマルチが二台ですから作業は容易です。バックアップ用に外付けHDの購入を考えています。
私の能力では、これで充分足りていると思います。
パソコン歴は古く、「HITACHI・BS」から始まり、一時、「PC8800」にしましたが面白くなく「SHARP・68000」を永くやりました。その後が「TOSHIBA・BREZZA」で、どちらも特徴のある面白いコンピュータでした。「BREZZA」のマルチモニターは今も目の前で動いています。フルセットで\400.000近くしました。アンチNECで、その後は、CPUはAMDで自作しました。「Duron660」HD46G、メモリー224M、Win2000でした。
パソコンブームが陰りを見せ始めたのは2001年頃からです。その頃からビデオ編集を始めました。ビデオカメラは「Hi8」で、S端子から読み込みましたが、ソフトもまだ弱くアナログ編集、トラックも一本でBGMやナレーションはオーデイオミキサーで同時読み込み、ボリュームレバーの操作など手がもう一本欲しいという離れ業をやっていました。今のデジタル編集は何でも有りですが、私のパワーが続かなくなりました。
その後も、ハードはグレードアップを重ねて来ましたが、コストが完成品と変わらなくなり保証の事もあり現在はショップ完成品にしました。
メデイァは、「カセットテープ」から「フロッピー」へ、そして「5インチデイスク〜3.5インチ〜CD〜DVD」と変わってきました。しばらくZipも使いました。大きく状況も変わり、今や次世代DVDデジタルTVの時代です。
「インターネット」を始めたのは1999年ですから9年目ですが、当時は「ダイアルアップ」で、通信費がかさむので深夜11時から早朝7時までの固定料金￥1.800の「テレホーダイ」を使っていました。夏は良いのですが冬の早朝は震えながらやっていました。プロバイダーは無料20Ｍを使いました。2000年、ケーブルインターネット24時間接続￥6.000にした後も容量の関係で使っていました。
OSは「Win95」から「97」へと代わり「2000RC」がテスト版として雑誌に添付されました。
「Me」が発売されたのは2000年の九月です。「Win2000」は先行販売でビジネス指向という併行でした。2000年は一つの変わり目でした。「TOSHIBA」のワープロ生産中止。「プレステ1」の終了など曲がり角でし。
2002年「WinXP」へバージョンアップ。プログラムツールでは「・NET」が登場、ソフトも転換期に入りました。
2003年、100Ｍ無料プロバイダ（ダイアルアップ）に移行。マザーボード変更。ＤＶＤドライブや家庭用レコーダーの普及が進みました。「ビデオカメラ」もDVになりビデオ編集もデジタル編集になりました。
過去の画像データもデジタル化しDVDへ転送しましたがまだ夥しい「ベータ」、「Hi8」、「VHS」のテープがそのままです。尚も進化は進み、今や「ビデオカメラ」はハイビジョンが半数になったという情報。次世代ＤＶＤが急速に普及しています。
2005年、「YahooＢＢADSL50M」に移行。そして今回、光回線に移行します。
この間のインターネットの情報の充実は凄まじく、殆どの情報は忽ち検索できます。自らの発信も必要ですが重複する事もあるので、まずその確認も必要です。無駄の無い効率的な情報を知る手段も必要でしょう。
さて、当ＨＰは二月末を以って一旦終了致します。データはバックアップしますから何時でも再アップ出来ますが、光回線移行に伴いプロバイダーも変わります。転送は出来ますが、ある日突然とか、尻切れトンボは良くないので、この機会に一旦完結します。当初の目的は殆ど達成出来た事を感謝します。
再アップの際は「ゼロスタート」で、能力に伴ったシンプルな構成にします。
新年度からを考えています。そんな頃「木村さんちの四方八方ばなし」で検索してみて下さい。
光回線へ 1.16
二月初めに光回線へ移行します。現在はYahooBB50Mでの運営です。ＨＰ容量が200Ｍという事が選択の理由でした。膨張したファイル数は2000（50Ｍ）を超え、かなり混乱状態になりました。
光回線への移行ですが、やはりＨＰ容量の関係で殆どのプロバイダーは基本50Ｍですから選択肢としては「BIGLOBE」の100Ｍということになりました。多少高くなりますが止むを得ません。従ってＵＲＬも変更になります。
まだ暫く日数がありますから、その間にＨＰの整理をします。「らんだむコラム」のバックナンバー整理や古いファイルのバックアップ退避などをしますのでその間更新を控えます。
ＨＰは開いていますので訪ねて頂ければ幸いです。
七十三年前の風景 1.7
「名古屋都市センター」で、平成十九年十二月五日から今年二十年一月六日まで「写真で散策 広小路通りのいま・むかし」の展示がありました。十二月二十一日に、他へ行ったついでに立ち寄り一通り見て来ましたが、一月五日、改めて訪ね、ゆっくり拝見、解説文も総て読んで来ました。江戸時代・明治・大正昭和初期・昭和２０・３０年代・４０・５０年代・現代と、今後の「まちづくり」への展望と変遷の歴史が展開されていました。
映像コーナーでは「第一回名古屋まつり（昭和３０年）」のカラー映画（エルも社製作）が上映されていました。戦後十年、まだ充分国力の復活はなされていない時でしたが、住民パワーが爆発するようなエネルギーを感じました。私は当時十九才ですが、昭和二十年の空襲で名古屋から一宮へ転居、あまり行く機会はありませんでした。焼失を免れた名古屋の山車が八輌登場していました。唐子車の囃子方の姿も見えます。古出来町は、まだ焼失した山車の再建中でした。手作りのお祭りという姿は戦前の名古屋三大祭もこうであったろうと思わせる雰囲気でした。最近の「名古屋まつり」は、山車・神楽揃えの他は近代的というか、欧米スタイルというか、日本のお祭りという雰囲気からは違う感じが強くなり違和感を感じるようになりました。多少野暮くさくても手作り感が欲しいと思います。
「都市センター」12Ｆの「まちづくりライブラリー」では、二月二十五日まで「昭和10年代の名古屋の風景-人とまち-」の企画展開催中です。昭和12年から17年の写真が当時の地図と現在図との比較で解り易く展示されています。10枚の写真と昭和10年〜16年のできごと、当時の物価の表、昭和12年の市電路線図を綴じた資料が頂けます。ライブラリー利用には登録（カード制作費300円）が必要です。
この展示は、私が生まれ育った時期と同じで、こういう時代に自分がそこに居たという思いを改めて感じました。名古屋駅や東山公園の完成、桜通りの竣工がその時期です。
その頃、私は、鶴舞公園の前、板橋町から幼稚園に通い、十五年に葵町に転居、十七年に葵国民学校入学です。広小路、大須、覚王山、東山動物園などへ市電でよく行きました。原風景です。
資料では、十四年に第二次世界大戦が始まり、だんだん物価が上がり食料物資が不足し始め、十五年には週休停電、砂糖、マッチ切符制、米通帳制の実施です。
レコードが2円43銭ですが、これはカレーライス10皿分です。レコードはＳＰ片面3〜4分ですから随分高価です。我が家に「勧進帳」が何枚組かで有りましたが、父は是非欲しかったんでしょう。蓄音機も全部空襲で燃えてしまいました。新栄町のレコード店へ一緒に行きましたが鉄針が無くなり竹針を見た記憶が有ります。こうして考えると、やはり私は随分年取っているんですね。
色々、苦難もありましたが、コンピュータやらビデオやらハイビジョンやら、自宅に居ながらあらゆる情報が得られます。歌舞伎なども劇場へ行けなければ、録画しておいてゆっくり何度もヘッドフォンで大音量で臨場感が味わえます。
人生には何度も通らなければならない関門が有りますが衰えながらも枯れ果てるまで歩きましょう。
それが自分に与えられた使命ならば・・・。
年の初めに 1.1
明けましておめでとうございます。
毎年、前へ前へという気持ちは失わないように過ごして来ました。
今年も、その気持ちは続けますが年齢体力に対応しようとなると今迄のようには行きません。
これは当然の事です。体力が消耗すると、気力も落ち、思考力も曖昧になり不満足な結果しか得られません。これは却って不満が残り、ますます気力の低下という悪循環に陥るので、コンディションの良くない時は無理にやらない方がサッパリしていて良いかという事になりますが、それも残念なのです。
そこは永年の経験で、老練とはまでは行かなくてもシンプルな思考になれれば良いと思います。
昨年は、川合玉堂さんの絵を多く見る機会がありました。老年に入られてから疎開の地であった青梅に定住されてからの穏やかな絵に魅せられました。不要なものは削ぎ落とし、自然の中に人の姿を置き枯淡でいて心を癒す情景が表わされています。当然、太平洋戦争も見ておられます。「荒波」という荒れ狂う海だけを描いた作品が玉堂さんの戦争でした。戦後すぐの昭和二十年に描かれた「早乙女」は変わり無い自然の営みを描かれました。水・木・家・人・雲・雪・雨など、朦朧体といわれる画風が心を和ませます。
伊勢門水さんの、能・狂言・祭の画は、軽妙洒脱な人物表現は人生の楽しさが伝わって来るものです。
私は、昨年で大体の事は区切りがついたので、今年からは、気張らない随筆や色紙のような表現の出来るようなシンプルな暮らしを送りたいと思います。
年明けに光回線への変更に伴いプロバイダーの変更をします。空白期間が出来るかと思います。
再開の節は無駄話に、時折、お訪ね頂ければ幸いです。 |