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週日すけっち
11/1

考える季節

屋外のイベントは一段落しました。連続やら重複やら悪天で、かなりパスしました。
トワイライトコンサート(鶴舞公園奏楽堂)、名古屋祭り(山車揃え)、撞木館(エンデイング宴)、博物館(盛り場)、コシタさん講演(アメリカ横断5000Kマラソン)など。
これからは屋内に居る事が多くなります。日没も早くなるし寒さも増すので夕方からは出掛けなくなります。その代り本はタップリ読めます。日向ぼっこで読むのは気分が宜しい。
かなり以前から挑戦しているプログラミングですが、この所かなり理解が進んできました。
解ってくると「よく考えた物だな」と感心します。DOSからの入力しか出来なかったものがWindowsに変わりプログラミング手法も画期的に変わりました。それだけ難解にもなりました。
その段階でプログラミングを止めた人も多いようです。手法が大きく変わって過去の方法と現在の方法を併せ持たなければならなくなりました。
「C++を理解していなければVisualeC++は不可能です」と前書きに書かれると、そこでストップです。事実そうでしょう。だからと言ってC++をマスターしてからと1000ページの解説書に取り付くと何時になったらモノになるか絶望的になります。
そうこうしている間に.NETが普及し始めました。(Basic,C++,C#、など)総合開発環境が共通化され、それぞれの解説書を読むと相互連係(クロスオーバー)されています。
ユーザーはマイクロソフトが開発するAPIや関数をどう利用するか応用する知識を必要とします。
その為の基本的な知識が必須ですが、それは必要に応じて辞書を引くようにヘルプやリファレンスを手元に進める事になります。
バブル以来、日本人は必要なものは豊富に有った資金を使って手に入れれば、自分は、さほど努力しなくても何とかなってきました。もうそれは通用しません。よほど覚悟をして勉強をしないと生きていく事が大変な事になってきました。
生産活動は海外に流出し逆に優秀な人材が流入してきます。
株価や不動産の価値はドンドン減価され国の全体資産そのものがデフレ化に陥ってきました。
早急に国内消費が増大する事は暫くは期待出来ないでしょう。今すぐ購買をする必要な物がないからです。新しい産業の創造と言っても人材が育っていません。
悲観的な事ばかり並べましたがこれが実情です。グルメだレジャーだと言って遊び呆けていた時代は終焉したと思います。
アカデミックやカルチャーの高揚化に思考を転換、失われたモラルの復活を図らなければ、この国の再生は当分出来ないと思います。

11/6
シーズンオフ

色々な行事も冬は休み。学校などでは学芸会やクリスマス会がありますが、これはプライベートな行事なのでHPとは馴染みません。
そこで、当HPも、開設以来書きっ放しで更新していないサイトも多いので加筆修正削除のクリーニング作業を致します。
一つ、今は壊され「JRタワーズ」に姿を変えた「国鉄名古屋駅(竣工昭和十二年)」の六十余年の想い出を書きたいとは思っています。
そういう事で、やたらと増幅し50M近くになったHP容量のスリム化とリフォームを致します。
部分営業状態になります。宜しくお願いします。

11/11
取材制限

今まで、プロや特定団体(稽古事の発表会)は禁止が多かった取材制限が、民間のイベントや、諸団体の公演、発表会などで、写真、ビデオなどの撮影禁止のアナウンスが多くなりました。
プログラムにも一行書かれています。
アナウンスが無くても注意をされる事も有ります。撮影の可否を受付で確かめた方が良いでしょう。
行き過ぎたプライベイト取材や、周囲を配慮しない、目に余る横暴な取材はよく見かけます。
タレントのコンサートやイベントの生写真を、メデイアを介してオークションなどで金銭に換えるに到っては規制されても仕方が無い状況もあります。
インターネットの普及で多くの画像やデータが溢れ、無断転用コピーされては収拾が付かなくなります。
「メディア規制法案」が問題になっていますが自主規制が出来なければ発動されるかも知れません。
「報道の自由」を掲げても、社会の秩序を乱す目に余る報道は規制されるでしょう。
当HPも注意を怠らず、良識を守る事を意識しなければなりません。
「目は口ほどに物を言い」で、情報伝達には画像動画が圧倒的な伝達力があります。
ますます高速化する情報化時代に、どういう正しく情報伝達をするか考えなければいけない事になります。
情報を発する側の人格やモラルが一層問われます。心すべきです。

11/14
趣味の範囲

趣味の範囲と思っていても、ある程度進むと、それでは済まなくなってきます。
それが進むとセミプロという中途半端な立場になります。
「道楽」という言葉があります。今の若い人は「道楽」の意味がわかるでしょうか。
文字通り「道を楽しむ」のですが、仕事や家事を、放ったらかしにしてまで楽しむようになったら困ったものです。
文化でもスポーツでも、同じようなケースは沢山あります。私も身に幾らか覚えがあります。
さて、今、プログラミングの本を読んでいます。今までは合間を見ては反復しては読んでいましたが「行きつ戻りつ」で遅々として進みません。
イベントも少なくなり外出の機会も激減したので本気で取り組もうと毎日読んでいます。
覚える事は膨大ですが、ある時期は集中して押し込まないと沁み込みません。
ノーベル賞受賞の小柴教授が「若い時は詰め込む事が必要だ」と語られました。
私は若くないですがそう思います。いい加減な態度では身に付きません。
今の私が、それをやっても役には立ちませんが与えられた時間を無駄にしたくないし、若い時に出来なかった事をさせて貰えると思って挑戦しています。
プロへの道の壁を破るには相当なパワーが必要です。お金も要ります。

趣味のグループで、無料、或いは僅かな会費で会が出来ると大勢の人が集まります。
それは結構な事ですが欠点が有ります。真剣に学ぼうとしない人が少なからずいます。
「どうせタダ同然だから、遊び半分でやれば良い」という考えです。
これでは何年経っても進歩がありません。そういうグループが、かなりあります。
ある程度のレベルを目指すのであれば、最低限の会費は集め、会の実質運営費(備品、道具、教材など)を整えるべきです。
資金が出来ても、飲食などへの使用に使いがちですがそれは禁止です。目的外ですから、それは別途です。
お金を払えば、それだけの対価を求めてやる気になります。
そうでないと「親睦の名の雑談の衆」になります。折角集まった人達のエネルギーが無駄になります。
「タダで何かを身に付けることを期待するのは無理」と私は思います。

11/18
再、消え行くもの

先日、ここに書いた「文化のみち」に有る、大正、昭和初期に建てられた名古屋市東区の建物の数々。
「歩こうイベント」には、孫の「ヤマハエレクトーン発表会」と重複して参加できませんでした。
16日、学校の学芸会がありビデオ撮影。正午で終わったので、そこから歩いて1K程の「文化のみち」を訪ねました。三年振りです。
やはり、かなり様子が変わっています。加藤邸は有りません。桜明荘は門を残し中は整地中。大洋商工の奥にある共同住宅は無人の様で通路にはガードが置かれ立ち入り禁止です。豊田佐助邸は水、土のみ保存整備の為、保守作業で開かれ申し込めば見せて頂けます。撞木館は先月末で閉鎖されました。
気持が救われたのは「料亭旅館(加茂免)」を通りかかった時、玄関門先で結婚式の記念撮影中。
庭園の紅葉と、レトロな建物を背景に、お嫁さんは綿帽子白無垢、お婿さんは紋付袴、親族も和服が多く、ホテルなどの結婚式が多くなった近頃では、あまり見られなくなった珍しい貴重な風景を見せて頂けました。「加茂免」がいつまで保存されるか分かりませんが新郎新婦には貴重な想い出になることでしょう。
「市政資料館(旧高等裁判所」の近くの屋根神様のある長屋も、よく見ると老朽が激しく、大きい地震や台風など自然災害には耐えられないと思います。
17日まで開催された「大正の名古屋をふりかえる」の展示を見てきました。
「名古屋市都市景観重要建築物等」という、37Pの立派な写真集が頂けました。建物や名木が解説付きでアルバム風に編集されたものです。街歩きの楽しみが増えました。
訪ねて、愈々限界が来ていると感じました。
戦火や災害にも耐え、精一杯頑張ってくれた建物に、お礼を言い自然に消えて行く姿を見守りたいと思います。

11/23
プログラミングの本

今、4種類のプログラミングの本を読んでいます。
古いバージョンからいうとC++、VC++、最新の、.NETBasic,C#です。
.NET本は、歩いて5分の所にある図書館で、来たばかりの新刊を2週間単位で借り、2度目です。
こんなのばかりを読んでいると鬱になりそうですが、交互に読み比べて違いを確かめています。
出版社によってユーザー対応の違いがわかります。インターネットのHPでのサポートの違いです。
こういう本には、今まで掲載プログラムのCDが、よく付いています。付いていないのもあります。
最近は、CDは付かずにHPからダウンロードする対応が多くなりました。雑誌にも多く付録として付いていますが、毎月買っているとかなり溜まります。雑誌でもHPダウンロードが増えてきました。
その内、G社はダウンロードでの対応がありません。他のN,S、S社などは著者のHPの紹介も加えて、かなりサポートがなされています。
こうなると、本を買うときもサポートの良い出版社の本を買う方が+@のメリットが大きいのでそれを選択した方が遥かに有効です。
世の中の情勢にも、ソッポを向けている訳ではありませんが、余りに無為無策、閉塞感ばかりが目立って希望のある展開が見えません。
毎日、そればっかりの米英の「イラク攻撃論」。イスラエルの「暴虐」。硬直状態の北朝鮮「拉致」。借金ばかり増やす「日本経済」。
せめて救われるのが「ノーベル賞」受賞のお二人の穏やかな目と表情です。
ブッシュ、ブレア、シャロン、そして、アメリカのライス補佐官など異常な目付きです。
私には、恐ろしい凶悪な犯罪者の目と表情に見えます。あの怖い表情から、世界の平和が齎されるとはとても思えません。
戦争に使われている莫大なエネルギーと、軍事費を、平和の為の文化学術の為に使えば、どれほど世界が明るく輝くかと思います。
世界には貧困と飢餓、身近には学資にも困窮する、交通、病気などによる遺児が募金を訴えています。利権や利益誘導の為の無駄な出費を要求する与党。許してはいけませんがどうも思いは届きません。
批判する意欲も萎えてきました。
残念ですが、しばらくは時の来るのを待つしかないかと思っています。
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