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週日すけっち

6/5
さて・・。

大幅なシステム変更で暫くこのコーナーを休んでいましたがボツボツ始めます。
マザーボードの入れ替えを始め周辺機器の再設定などは一応終わりました。
関係の「ビデオクラブ」から、ソフトだけで出来る「ビデオ編集」のシステムを探して欲しいという依頼があったので、クラブ会長と探しました。
ハード(カード類)を伴うものは、会員初心者の汎用性の上で出来ないので外しました。
国産ソフトは2,3有り、使った事もありますが、発展性の問題と関連書籍が皆無に近いので、海外ソフトという事になると、2社程に絞られます。
結局「AdobePremiere」(市販関連書籍が有る)という事になりましたが、試してみると、多機能でありながら融通性の効かない所がかなりあり理解に時間がかかります。
これは別コーナーでレポをします。
コンピューターの機能がアップすると、それに伴い応用範囲も広がるので視野も広がりますが、投資も勉強(嫌いな言葉)も無限になります。
まだ「編集ソフト」に引掛かっていますがもうチョッと掛かりそうです。

6/10
データ量

今、ビデオ編集の作業をしています。
これが桁外れのデータ量。1Gに入る動画データは約4分。15分の撮影データを読み込むだけで4Gが消費されます。これにタイトルや特殊効果や静止画を加えると膨らむばかり。そこへBGMをプラスするとこれが1分4MB消費されます。それにナレーションと来た日には元データと加え30G位が消費されます。ですから40Gのハードディスクが最低必要という事になります。
インターネットに使う画像は20KB位ですから音楽(WAVE)1分で200枚表示出来る事になります。
これでは、通信網が光ケーブルになるまでは動画、音は送れません。
韓国は相当進化しているようですが、日本はかなりの立ち遅れです。
プロバイダーも容量が少なく、今しばらくは、この程度で行くしかないでしょう。
それにしてもビデオ編集は作業が多く、かなり手間取ります。
本来は撮影内容が一番肝心なんですがね。

6/13
ビデオ編集は・・。

ビデオ編集が、かなり手間取る作業なので、どういう方法が楽なのか調べてみました。
WindowsMeやXPにムービーメーカーというWMV出力限定のビデオ編集機能がありますが、これが最小限の編集方法で利用が出来ます。練習には良いでしょう。但しwindowsでのパソコン再生に限られます。
市販VTRへの再生はAVIからの、DV、(S)VHS、Hi8への録画が必要です。
ビデオ編集にはリニア、ノンリニアとに分れますが、「リニア編集」は、殆どリアルタイム処理が可能ですが最低¥50000は必要で、ボードによるハード処理になりますから個人で所有するには余程マニアックな人でなければ一考を要します。
ビデオ編集は頻繁にやるものではないので共同利用出来る施設があれば良いのですが・・。
「ノンリニア編集」はコンピューターの高速、大容量化が必要です。
それでもデータ変換には時間が掛かります。AVIからMPEG1に変換するのに10分のもので60分近く掛かるという状態です。
フルスクリーン(640-480)可能なMPEG2(DVDなど)は、その2倍ですから、もうソフトだけでの処理は無理でしょう。
特殊効果などを使わない単なる記録だけで良いのであれば、それを巧く整理しておくだけでいいと思います。
挑戦する気概は必要ですが、ある程度、学習しないと混乱するでしょう。

6/20
必要度

この所、ずっと、ビデオ編集ソフトの機能を試していましたが、あまりに仕様が多彩で、使いこなすには時間が必要だとわかってきました。
理解力の有る人は早いのでしょうが私には時間が必要です。
考えてみると、これほどの機能が果たしてアマチュアには必要なんだろうかという消極的な考えも起こります。
たかが画像一つ表現するのに画像処理ソフトを使って手の込んだ処理が必要なんだろうかと思います。周辺機器を購入すると、結構、バンドルソフトが沢山添付されています。中途半端といえばそうですが充分使用に耐えるものが有ります。
メーカー製のパソコンにも、初めから組み込まれていたり、ソフトで添付されています。
どれほど皆さんは使いこなしているのでしょう。ビデオ編集も、すぐ出来るセットも有ります。
中途半端とはいっても、何も無いよりは遥かに利用価値は有ります。
マニアックな人はともかく、アマチュアなら、それを使いこなして、不足を感じたらグレードアップすれば良いと思います。
あまり技術的な事にこだわっていると、本来の目的である情緒、風情といった情操面がおかしくなります。
便利ではありますが、能率一辺倒なデジタル社会に嵌らないよう、柔軟性のあるアナログ人間でありたいと思います。

6/26
データの巨大化

ビデオのデジタル編集をやると、桁違いのデータの移動量に驚きます。
一旦、コンピューターに取り込めば、その中での作業ではあまりトラブルは発生しません。
外部からのデータの取り込みや、その逆の、書き出し時にフリーズが多く発生します。
殊に書き込み時に一括取り込みをしても発生し易いのですが、一時停止や早送りなど細かい操作をすると一層トラブルが多発します。
CPUやHDは一応の機能があれば対応出来るのですが、問題が発生するのは、PCIバスラインに巨大なデータが流れる時、渋滞が発生し止まってしまうようです。
一度に巨大なデータが集中した場合、メモリーやHDにバッファ(保留)出来る余裕があれば、ある程度は避けられるかもしれませんが、何しろ、G単位のデータ量ですからソフトだけの編集では無理かもしれません。
リニア編集などは、とても無理で専用カードを含めた編集システムでなければ不可能ではないかと思います。
それも低価格の物でなく、¥50000以上の物でなければスイスイという訳には行かないでしょう。
以前は、それぞれ個別にレコーダー、タイトラー、オーデイオミキサーなどを揃え、相当高額な費用を掛けてセッテイングしたシステムが必要でした。
それを1台のコンピューターでこなしてしまおうというのですから強引な話です。
それだけの処理能力と使いこなす能力を問われます。
アマチュアにはとても不可能と思われた事が実現出来るようになったのですから、それなりの取り組みをする心構えが必要なのでしょう。
巧くいった時の快感(自己満足)は体験者だけに与えられる特権です。

6/29
人の力

この所、マザーボードなど一式を変えてからコンピュータは好調。
こうなるとハードの能力を、とやかく言うのは言い逃れになります。
お膳立てが揃えば、後は人次第。
人によっては、やたらと高い機能を追い求めてバージョンアップを図りますが、それほど凄い物をセットして何を目指しているのだろうと思います。
所詮、人の能力には限界があり、絶えず前進をしていなければアンバランスな事になります。
例えば、今回280分のビデオ画像を10%の28分に編集しましたが、三日かかりました。
手間だけではありません。考える時間が必要です。
アマチュアとしては、この辺りが一つの限界ではないかと思います。
とても60分の作品を作ることは難しいと思います。
30分の2倍の能力で60分作品が出来るという事は無いのです。
映画1本を作るのに、どれほどの資金、人材、気力が必要かという事は、かって「親鸞(三国連太郎監督)」の現場にエキストラ出演した時に実感しました。
アマチュアビデオの作品としては15分から30分の作品が年に1,2本出来れば良いのではと思います。そうであれば、現在市販ののコンピューターシステムで対応出来ます。
日常の記録は目的が違います。別に考えるべきでしょう。
重装備なハードに取り囲まれているだけでは何も生まれてきません。
自然や情操に育まれた豊かな感性が無ければ無味乾燥な毎日になります。
ハードに振り回される事の無いよう心のゆとりを持ちたいものです。
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