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 週日すけっち 
11/1
時雨降る季節

時雨という言葉を聞くと思い浮かぶのは舞踊「時雨西行」。
数年前、NHK「芸能花舞台」で西川あやめ、西川長寿さんで名古屋市民会館の舞台。

11/4
一宮フェスティバル


「ふるさと発見、伝統行事フェスタ」として昨日、本町アーケード内で2.00〜6.00迄、開催されました。
市制80周年記念事業と銘打っていますが、伝統行事が受け継がれているのは周辺地域が多く、旧市内に伝えられてきた「桃花祭」が衰退してしまった現状の中、地元の長老の努力で地域全体で盛り上げて来られた努力には頭が下がります。
今回は、市内には初めてのお目見えもあり、知らなかった人達も大いに興味を持たれたようです。
毎度の事乍ら、PRが徹底しません。ポスターと広報だけではアッピールが不足です。
「千秋獅子屋形」の川口保存会長(86才)は、子供に、厳しく笛、太鼓の指導をされてきました。
私が、終日、祭の取材をしたとき
「これほど努力をしているのに市は文化財指定でないので視察に来てくれない。歴史も重要だが、資料だけで価値判断をされては困る」と言われました。
今回、初めて「獅子屋形」を市民の皆さんに披露できた事は念願が叶ったと言えるでしょう。
お囃子だけは市民会館の「民俗芸能の集い」で披露されて来ましたが、現地での道行は心和む風景です。
「黒岩祇園提灯山車」も小さな地区が総力を上げて「祭事」と「お囃子」を立派に守っておられます。
「瀬部臼台」は輸送が困難で、仮台での披露でしたが地区が結集した盛り上げでした。
十三団体の出演でしたが、それぞれ限られた条件の中で立派に披露されました。
地域が結集して、努力をし、押し付けではなく楽しみを持ってやっていかれる姿を見習わなければいけません。
都市部では、個人それぞれのレジャーに走り、地域の連帯が希薄になってしまった事を、振り返って考える時が来ていると思います。

11/6
「よさこい一宮」への想い


一宮には「舞夢踊華」「祭人」の、二つの「よさこいチーム」が誕生しましたが、まだ、趣旨がハッキリしていません。
「グリル・ド・おいち」を引っ提げて「ど真ん中祭り」デビューを果たしましたが、一宮の人には、今一、まだ理解されていません。それは、ご当地、一宮の表現不足だと思います。
名古屋学生チーム「鯱」は名古屋甚句の一節「鯉の滝登り」。鳴海「猩々」は「鳴海音頭」。豊川「コンコン」は「コンコン踊り」。安城「北斗」や、その他のチームは、見聞して、よく分かる表現と唄があります。
一宮は、かっての産業は毛織物でしたが、今はハッキリした目玉になるテーマが無いという事情がありますが、折角、今までに作られた唄などを、盆踊り、民踊グループが取り上げないという事にも責任があります。
「よさこい一宮」が成長発展する為には、曲、振り付けに、ハッキリ一宮だという事をアッピールする表現をして欲しいのです。定番として何時までも残るものを作って欲しいのです。
多少、ダサいと言われても、多くの人が受け入れなければ、パワーのある市民チームの結成は難かしいでしょう。
今、既に活動している皆さんの努力が、一時の、「よさこいブームバブル」と消え、落胆される事がないよう、息の長い活動に成長するよう心から応援したいと思います。
慌てず、焦らず、着実に力を付けて行って下さい。
放電ばかりでなく、充電もしっかりし、パワーアップしなければなりません。
燃え尽きて、消耗してしまうようなのは駄目です。
安城、鳴海、豊川、瑞浪などのように、全世代市民チームになるようにしましょう。

11/10
笛の音


笛の音の凄さを再認識しました。
「一宮フェスタ」黒岩山車の笛方は三人で、二人が交互に吹いています。一人は年長者ですが、二人は十、二十代の若者です。指導も厳しいのでしょうが、かなり力強く響きます。すぐ唾が付くようで取り替えては吹いていました。
他の、お囃子も笛を吹きますが、子供は大勢で吹きますが子供らしく優しさがあります。
能、長唄など、邦楽では笛、鼓、太鼓などを含めて「鳴り物」と言われます。
それぞれ、一人での演奏ですが大きな効果を発揮します。
三味線、語り(長唄、義太夫、常磐津、清元など)は、それぞれ五人程が、後列一段上に並び、鳴り物は、その前で演奏します。
さて、笛ですが、鳴り物の中では旋律(メロデイ)を奏でます。太鼓、鼓は拍子(リズム)です。
この音が凄い。強弱、呼吸、旋律、独立した楽器としても確立しています。
歌舞伎舞踊などの伴奏でも一際目立つ存在です。
能では、謡、鼓、笛の構成です。
名古屋の藤田六郎兵衛さんの能管演奏を間近で鑑賞しました。
物凄い音色に頭がクラクラし、身体がおかしくなりました。自律神経にまで響く音です。
各地に祭り囃子があります。名古屋市、古出来町王儀之車の人形囃子は、名古屋市無形文化財指定の名調子です。祭礼時と名古屋まつり宵祭りに披露されますが素晴らしい演奏です。
どこの祭りに出掛けても笛と太鼓の音が聞こえてくるとワクワクして足が速くなります。
それほど笛と太鼓は日本人の心に響くものです。

11/12
一宮消防音楽隊コンサート


今年のコンサートは、11月11日、PM1.30〜3.45まで市民会館で開催されました。
ゲストは、神崎 愛さん。フルート演奏とボーカル。
第1部は市制80周年記念で祝典行進曲(作曲 団 伊玖磨)。歌劇「アイーダ」「リゴレット」など。
第2部は神崎 愛さんが加わって「愛の喜び」「荒城の月」「花のワルツ」のフルート演奏。
「虹の彼方に」「シャレード」のボーカル。
今年、出来たばかりの一宮市シンボルソング「人・街・未来へ」の披露と観客との合唱。
鳴り止まぬアンコールに応えて「シェルブールの雨傘」を歌い上げコンサートは終りました。
三年続けて行っていますが、いつも1600近い客席は満員。入場制限されるほどの人気です。
今年は、上品でソフトなコンサートでした。
昨年は三人のジャズマンが華々しいリズムを展開しました。
一宮消防隊は歴史が古く、市制発足以前からのスタートで、それぞれのソリストも実力者揃い。
プロに近い(プロかも?)人もいるとか。
リズムパーカッションの多彩さは、いつもながら素晴らしいものです。
「名古屋市消防音楽隊とリーリーエンジェルス」のコンサートは入場が抽選という大人気。
一宮七夕パレードにも度々登場します。今年は来演しましたが、去年は無かった。
プラスバンドの楽しさが、満喫出来ます。
ただ、近頃の私は、金管楽器の鋭い金属音より、和楽器の、竹、木の音や、三味線などが心に馴染むようになりました。
絵画も洋画より日本画が心が落ち着きます。
年齢と共に、本来の日本人に回帰してきたのでしょうか。

11/17
公民館活動


公民館の行事は多面に亙ります。
体育系と文化系とに大別されると思いますが、体育スポーツの行事は館外が多く、情報が、その度、チラシなどで伝えられます。
文化レクリエーションは、館内の部屋で多くの種類の行事を継続して行っていますが、地域に伝えられるのは、年度始めだけです。
その成果の集大成を、地域の人に公表披露するのは文化展です。これは、展示出来る物(生け花、絵画、書、陶芸、手芸、写真など)に限られ、無形のもの(舞踊、民謡、民踊、詩吟、剣舞、エアロビクス、カラオケ、大正琴など芸能関係)は発表の機会はありません(当地区は)。
その他、茶道、外国語講座など学習講座も内容はわかりません。
都市中心部の公民館は、施設も狭く設備も不充分です。周辺地区は市の支所、出張所等との併設が多く中心部より立派な設備を整えています。これは、中心部の人は市の施設(スポーツ文化センター、青年の家、産業体育館などを利用しやすい点を配慮しているのでしょう。
11日、ある地区の「公民館祭り」に行ってきました。かねてから総合展示をしていると聞いていました。
今回は「よさこいソーランチーム」が、その地区公民館でも練習を始め初披露をするというので行って来ました。
今までも、そのように聞いていましたが小学校の体育館を利用。
フロアには、パネル展示で色々な作品や、活動報告などの紹介。コーナーでは、簡単な飲食もチケット販売。ビデオコーナーでは運動会などの様子が上映もされていました。
舞台では、前記のような芸能の発表。午前から午後4.30まで、次々登場する地元スターが、晴れ姿を披露しました。
私の地区では、こういう機会がありません。年中、練習、稽古に励んでいるグループはありますが、学校の体育館の舞台などを使った行事はありません。
これから高齢者のレクレーションが一層必要になります。
せっかく、練習や稽古をしているのですから、その成果を披露出来る機会が、あれば尚一層楽しみが倍増すると思います。
運動会はありますが、せっかく、習い憶えた芸能の成果を地域の皆さんに見て頂く、楽しい機会を作れないものかと思います。

11/20
ビデオのデジタル編集


IEEE1394カードを購入したので、既に持っている編集ソフトを使って試しています。
「Panasonic Motion DVSTUDIO」と「MegaVi」という、二つの編集ソフトが手元にあるので、テスト使用中。
色々調べてみると、専用編集ソフト(ボード付き)といわれる¥30000以上するものは、一次元上の機能があり、それなりに多機能です。上は、きりが無いようです。
手元の、このレベルでも、ある程度の機能はありすが、ハード、ソフト共、苦しい所はあります。
コマ落ち、画面ブレ、ノイズが発生したりするので多量の編集は避けたほうが良さそう。
負担を軽くするには、撮影時に編集を最低限にするように考えておく事が必要です。
目茶苦茶撮っておいて、後から編集で何とか巧く見せようというのは甘い考え。
却って、どうしようもなくなって混乱するのではないかと思われます。
タイトルやテロップ位は、ともかく、BGMや、ナレーションは選曲や脚本作りが大変。
何度も何度も、いじくり回す事になります。デジタルは、殆ど劣化しないという点はありますが、かなり手こずりそう。
今までに撮影したものは、さほど編集しなければならないものは無いと思っているので、これから撮影するものは目的別に考える事が必要でしょう。完全記録目的か、編集作品かを前提にすべきでしょう。
アマチュアビデオは、それぞれの目的で好きなようにやれば良いのでしょう。
まだ暫く問題解決の処理をする事が多くありそうです。

11.24
続ビデオのデジタル編集


大分、要領が分かってきました。
色々な事が出来るという事は、それだけマスターしなければ出来ないという事。
色々な事が出来ても素材(ソース)の内容が駄目なら問題外。編集を活かすには、一層の撮影センスが必要です。
旅紀行などはTV局が人材と資金に物を言わせて、いくらでも凄い作品を作るので、これに挑戦してもナンセンス。
今までに、役に立ったのは趣味の学習に活用するのが有効手段と思います。
即ち、踊りの手順や唄との間合い(日舞、民踊)。民俗芸能(祭りりのお囃子、山車の動き)。建築物や碑などの細かい造作。スポーツ(マラソンなど)一生懸命頑張っている人達の本当の姿などでしょう。
私は人が苦しんでいたり、醜い姿は、撮りたくないので撮りません。その人達もそうでしょうから。
敢えて、そういう場面を面白がって撮る人もいますが、私は、たまたま仮に写っていたらカットします。
自分も嫌な気持ちになるからです。美しい姿は、より美しく、そういう場面が少なくても色々な角度から見付け出すようにします。無理矢理作り上げる事はしません。虚像になります。
編集作業に、色々可能性がプラスされることは良い事ですが、それだけ自分の能力の可能性が要求されます。
楽あれば、並行して、それなりの課題をこなす事が必要になります。
やればやっただけの事はありますが、趣味は、所詮、自己満足の世界なのでしょう。

11/28
続々デジタルビデオ編集


ビデオ編集をやろうと思うと大容量のHDが要ります。
Aviファイルでの作業になりますが4分で1G消費しますから、60分の物を作るには15G必要になります。システムやアプリなどを考慮すると30G位のHDを用意しなければなりません。
今まで使っていた13.5GのHDから30GHDへ引越しをしました。
13.5Gはバックアップに使います。一応、ビデオ編集の体制は出来ましたが、60分の作品を作るのは容易ではありません。編集作業が終るまでには何度も反復作業が続き嫌になるでしょう。
記録重視の物はSVHSなどでダビングすれば良いので、コンピュータを煩わす事は無いと思います。
デジタル編集するのは、より高度な作品を目指す人はプロの真似事位は出来るので魅力はあります。
前にも書きましたが、それ相応な能力が問われます。
一応、体制は出来たので、暫くは考えながら色々試してみようと思います。
アマチュアビデオは、一人で何もかも、やらなければならないので、あまり欲を出さないでやれば良いでしょう。撮影は継続作業なので、かなりの体力と集中力が要ります。
写真とは比べ物にならない情報が得られます。それだけに気をつけないと怖い事ですね。

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