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 週日 すけっち 
9.1
夏は終わりましたか

7年ぶりと言われた今年の夏、盆踊りで汗だくになった夏。
汗だくの中で猛暑との区別がつかずにいる間に、どうやら通過したような夏。
一週間前には「ど真ん中祭り」の中にいたのに随分前の事のように思える、この落差。

9.3
暑い長寿祈願祭


地区の恒例行事「長寿祈願祭」が2日、午後、小学校屋内運動場で行われました。
9月に入って、すぐの日曜日はエアコンに無い会場は、まだ、相当暑いのです。
「敬老の日」は15日なのですが、役所の日程もあるのでしょう。昨年も同じ頃でした。
地区役員として、11時からお手伝い、終会後の整理まで5時間程、会場に居ました。
祈願祭(1時間)アトラクション(30分)で、小学生の金管バンドと、地元の日本舞踊会の踊りがありました。
暑いのです。「うちわ」か「扇子」などを使わないと暑くて居られません。
70才以上の皆さん(500人くらいの出席)が、2時間近くの間、窮屈なパイプ椅子に座っているのは気の毒です。
お土産は、祈願祭終了後、差し上げ、その後、アトラクションが始まります。
私達は、お土産の手渡しと、その後、名簿の確認です。これが結構、慌しくて忙しいのです。
今年は、アトラクションで、かって、お稽古をしていた赤堀流の師匠の会の出演でしたが、憶えた曲(木遣りくずし、深川など)が聞こえてきますが舞台に目をやる余裕は全くありません。後で、誰が踊られたのか尋ねたくらい、一瞬も見ることは出来ませんでした。
同じ暑さでも、一週間前の「ど真ん中祭り」は野外である事と、暑さは承知の上で活動し、踊り子のパワーにも引き込まれて、さほど苦にはなりませんでしたが、建物の中での事務的な仕事は苦手です。
もう来年はやらない事にしています。
色々な仕事をさせて貰いましたが、一旦卒業して、来期は実務より文化的な事をやろうと思います。

9/07
今日の「中日春秋」を読んで


少なくして学べば則ち壮にして為すこと有り
壮にして学べば則ち老いて衰えず。
老にして学べば則ち死して朽ちず。
(幕末の儒学者 佐藤一斎の著「言志四録」より)

たまたま、昨日、ラジオで、童門冬二さんが、今は「起承転結」では無く「結」は無い「起承転転」で終わりは無いと話しておられました。
そこで「勉強」という言葉です。
何時から使われるようになったのか分かりませんが、私はあまり使いたくない言葉です。
「勉めを強いる」という言葉には、それなりに語源があるのでしょうが、物事を知る事は強いられてするのではなく、自分が興味を持って色々調べたり試して見たりする事は強いられてするのではありません。その過程で、人や自然から学ぶことは多くあります。
ですから「強いられて勉める」のではないのです。
面白がって学ぶのですから苦痛ではありません。
その点では受験勉強は文字通り「勉強」でしょう。
子供は、幼時には色々な事に興味を持ち、あれもこれも面白がってやりますが、だんだん自分の能力や感性に合った方向に向かいます。
が、その辺りから個性を失わせるような周囲の環境に迎合させられて行きます。
偏差値という物差しに無理矢理合わせられて行く教育はもう学歴社会が崩壊して行くこれからの社会では無意味でしょう。
稽古事は、ごく一部の人以外は「飯の種」にはなりませんが、幅広い人格形成の為には不可欠です。
物質文明だけの社会が如何に無味乾燥であるかは現代社会が証明しています。
生産一辺倒の社会構造が呆気なく「中国」の人材とコストに駆逐されていく有様は、経営者に将来を見極める能力が無かったのでしょう。
学力の低下、英語力も乏しい日本が立ち直るのは相当な努力が必要でしょう。
年功序列の高齢者が、まだ取り仕切っている経済界が早く世代交代をしないと将来の展望は拓けないでしょう。
国際社会では40、50代が当然のように社会を動かしているのですから。

09/10
自作システム設定ほぼ終了


自作に取り掛かって、OSも「Win2000」に移行への作業が大体終了しました。
とにかくマザーボードのマニュアルが英語版のみという状態なので、雑誌の記事やインターネットのメーカーHPなどを参考にしましたが、初期設定の侭ではサウンドが鳴らなかったり、BIOSの設定を変えなければならなかったりです。
それの為の勉強をしてきた訳ではないので知識が不足、一筋縄では行きません。
ワープロとインターネット位にとどめて置けば、何も、こんな苦労をする事は無いのですが性格でしょう。
「CPUはDuronn600Mhz、HDは合計46G、メモリーも寄せ集めで224M」という事で「Win2000」でも充分早く動いています。
今やGhzの時代とはいえ、アマチュアにはこれで充分です。
HDなどはビデオ編集や、大きなプログラミングでもやらない限り有り余ります。
ビデオ編集は色々考えて来ましたが、撮影ソースがキッチリしている事が、まず重要で、それが整理されていなければ、つまらない物になってしまいます。
これが又、撮影者の素養や人格を反映します。ハードの性能だけでは表現出来ないので難しい所です。
30GのHDはパーテイションは3つに分けましたが、1つは、まだフォーマットしていません。13.5GのHDは「Win98」が入っています。以前のパソコンから外した2.1Gはデータ保存に使います。
デジタル放送の記録にハードディスクレコーダーなどいう物も既に登場しています。
DVD−Rも出て来ましたが使いこなせるかどうかは人次第です。
ZIPは壊れたようですが修理代に少し追加すればCDRーWが買えてしまうので、もう止めです。
誰かZIPを持っている人が居れば借りてHDに転送したいとは思いますのが・・。

09/12
ある瞬間、物事は変わる


物事は、ある瞬間に急展開します。
アメリカにおける、同時自爆テロ。まさに57年前の日本軍の神風特攻です。
パールハーバーが既に特攻でした。神国日本、天皇は神であるという、教育を受けた思想によるマインドコントロールによるものでしょう。
前の総理も、まだそんな事を言っていました。
「生きて虜囚の辱めを受けず」と多くの人が無駄死にをさせられました。
その家族も大きな犠牲を強いられた事は、今までに体験として書いてきました。
戦争を知らない世代が想像の世界でなく、戦争の現実を目の当たりにし、こういう状況をしっかり見据える事が必要です。
ある戦争問題のサイトで猛烈な議論が戦わされています。
実感の伴わない机上の空論と思え議論に加わる気持ちは湧きません。
平和ボケした呑気な言葉遊びとしか思えないからです。
「行学二道」という言葉が有ります。行動と学問の両方を実践しなさいと言う事です。
議論と共に戦争の現場に立ち実感すべきです。体験を実感すれば、つまらぬ言葉遊びどころでは無い事が分かるでしょう。議論も命懸けでする覚悟が無ければ、所詮、遊んでいるだけだと言えます。それが平和ボケなのです。
アメリカは、戦争をしても、リモコンによるミサイルピンポイント攻撃で兵士が死ぬ事は無いと考えていた過信が直接攻撃という手段を招いたのです。
力ばかりでなく平和と協調を図らなければ反発を買うでしょう。
京都議定書、弾道ミサイル網などアメリカの力の過信は危険が一杯です。
この事件が、どのような目的によるのか、まだ分かりませんが、日本人も、単一に物事を考える所がありますから心すべきです。個性を重んじない、横並び体質は危険です。
外務省事件やや郵政族の選挙違反など、がんじ搦めの体制から抜けられない事を続けていれば国は衰退の一途を辿るでしょう。
日本はこれからどういう方向に向かうべきか指針を示して欲しいと思います。
私自身、これから何をすべきか毎日考えては、あれこれ試行錯誤しています。

9/14
重苦しいと言えるか


テロや、不況で重苦しいと言う人が多いようです。
戦争体験をした世代は、幼時から成長段階に至るま必死に働き、殆どゼロになってしまった環境から立ち上がって来ました。
その重苦しさは耐え難いものでしたが、将来に夢を抱いて頑張って来ました。
今の重苦しさなどは、まだ軽いものだと思います。遥かな夢であった自動車(マイカーなんて格好良いネーミングは無し)は夢の又夢、自転車で、20K先の名古屋へ荷物を積んで半日がかりで往復した世代です。原動機付き自転車が現れ、軽三輪になり自動車の時代に。
電気製品が普及したのもその時代からです。
不景気だ。苦しいと言いますが、TVではグルメだ、新車だ、レジャーランドのオープンだ、タレントのふざけたギャグ番組と軽い話題が満載。
日本には、まるで緊迫感が感じられません。神戸の震災は戦災を彷彿とさせましたが,もう忘れかかっているようです。
消費を喚起して景気回復をと言いますが,これ以上何が必要ですか。
東海総研の水谷研治さんは「生活水準を下げて10年、我慢しなさい」と言っています。
私も、そう思います。日本は国力以上の贅沢をしていると思います。これでは赤字が増えて当たり前です。
生まれた時から、恵まれた環境を当たり前と思ってきた世代には辛いでしょうが、日本の力は、その程度なのです。そうしなければ日本は潰れます。
「おかしい」と思うのは、戦争体験をした世代までもが贅沢に浸っている事です。私には理解出来ません。
IT不況と言いますが、半導体もメモリーのような単純な物は値段は下がって当たり前。
携帯電話も飽和状態、もう限界でしょう。
ソフト産業を発展させると言っても、アイデアを産む源泉である情操教育を無視して来た、今までの教育からは発明発見はなかなか出現しないでしょう。
SONY、HONDA、MATUSHITAのような新鮮な企業が輩出しなければ、当分、日本再生は難しいと思います。

9/15
強者は思いやりを


今度のテロを思う時、いじめに対して、キレタ行動に出る子供を連想します。
キレルか、閉じ篭るかは、子供の性格によって変わりますが何れにせよ異常行動です。
「窮鼠、猫を噛む」と昔から言い伝えられます。そこまで追い詰めては悪循環に陥ります。
昨日、南山大学では留学生による追悼集会が行われたとニュース報道がありました。
報復が多くの意見でしょうが、一人の学生が「出来れば復讐では無く、平和的な解決を」と語っていた姿が印象的ででした。
「目には目を、歯には歯を」では永久ループに陥ります。
テロは、ますます過激化するばかりでしょう。
イスラエルとパレスチナの歴史的な悲劇的葛藤が証明しています。
「強いもの勝ち」という思い違いを考え直して、平和的解決が計られるよう願って止みません。
意見が違う相手を、力で排斥する考えは、思いがけない反撃を受けることを今度の事件は証明しました。
これ以上の犠牲者が出ないよう、指導者の知的で冷静な対応を望みたいと思います。

9/20
戦争はいけない


ブッシュ氏は戦争を、やりたいんでしょうか。
避ける努力を全くしない。テロは許されない行為だと言うことは、誰にも分かっている不法行為です。
ただ、テロを引き起こす背景を全く無視した議論は話になりません。
イラクのクエート侵攻は明らかに侵略でした。
今度の場合は、宗教や思想の問題も有りますが、考えが違うからと言って排除すれば良いという短絡的な手段は指導者としては許されないと思います。
徹底的に熟慮し、あらゆる手立てをシュミレーションし、世界が破滅的な混乱に陥ることが無いように思うばかりです。
日本は戦争になった場合、後方支援をするという。日本もテロの対象にされる危険が増します。
アメリカは今でも「真珠湾」を忘れません。今度の事件でも引き合いに出されました。
戦争は恨みを後世迄、永遠に残します。一時期、勝利したとしても本当の平和ではありません。
「強いもの勝ち」という思想が定着すれば暴力事件は益々増えます。
既に、日本は治安が脅かされています。人気の無い場所では、何時襲われるか不安な世相です。
男性も防犯ブザーが必要になりました。
テロでしか強者に抵抗する手段が無いような状況を、少しでも解消出来るようにする事が指導者の考える事だと思います。
世界のリーダーシップをとるべきアメリカが、感情に走らず、大国として尊敬されるような、理知的な指針を示すべきだと思いますが、今の状況は全く逆の方向を向いています。
一人のテロリストだけを取り上げ、世界観を見失うことがあれば、アメリカは、今まで築いて来た尊厳を失墜するでしょう。

9/23
さくら道ウルトラキャラバン270K


一人で走る「ネイチャーラン250K」「ウルトラマラソン270K」はお馴染みですがKADOさんが発案。
コースの下見をしながら、車で伴走し駅伝形式で随時交替しながら走ってみようと春過ぎに呼び掛けがありました。
「それは面白い」と、かなりのランナーがその気になっていました。
その後、話が途絶えていたので、この話はボツになったのかなと思っていましたが、チョット前から話が復活。
急に復活したので、忘れていたんでしょう。他に予定が出来た為、初めの話とは大分話が小さくなって人数は12人(視覚障害の方2名)という事になりました。
中途だけ参加の人もいるようですが、後半は夜になり、しかも山道、暗闇の区間もあります。
トンネルや車にも注意が必要で少数の方が安全面ではいいかも知れません。
PM8時現在、154.7K、荘川桜まで達しています。
夜明けには金沢(ルネス金沢)にゴールするでしょう。
私の住む一宮市の裁判所前の佐藤桜では毎年二つのレースを見送っています。
今日も横断幕を掲げAM9.00見送りました。
春は、まだ寒く、雪が降る事もありますが今はそういう事も無く好天に恵まれ、好調に走っているようです。荘川桜では8度Cだとか。
裁判所前の画像は早速アップしました。
明日の朝にはゴールインの知らせがあるでしょう。

9/25
「さくら道ウルトラキャラバン」ゴールイン

レースは無事終了しました。 23.58分。
丁度、一昼夜、夜明け、日没前後は、まだ明るいですから夜は10時間くらいでしょうか。
私は同行できないので、自作の横断幕を記念撮影用に託しました。
このHPの「KADOさんのHP」リンクで伝えられています。
大人数の「ウルトラマラソン」は各地で開催されていますが、こういう企画は初めてでしょう。
個人で下見レースをされる方はありますが、なかなか完走は難しいようで、駅伝形式でという方法は良いアイデアでしょう。
初めは、30時間くらいで楽しみながらと言っていたようですが、スピードランナーに煽られて、24時間を切る結果になったようです。
今回は完璧な好天で、最低気温8度C(荘川桜)だったそうです。
満点の空は、プラネタリウムのようだと、携帯から中継された「KADO掲示板」に報告がありました。
金沢ゴールは、AM6.16分ころ、気持ちの良い夜明けのゴールだとの報告でした。
私の身替わり横断幕は、昨日午後、帰宅致しました。

9/28
「十代目坂東三津五郎丈」船乗り込みと、お練り


27日、名古屋では、初めての船乗り込みが、堀川(白鳥橋から納屋橋)で行われました。
12.30、白鳥出発、5K間を納屋橋まで、幟を掲げ、お囃子も賑やかに、4隻の船行列が納屋橋桟橋へ繰り込みました。
私は、納屋橋の一つ南の天王崎橋に、十二時過ぎに到着。ここは、納屋橋と、もう一つ南の州崎橋が見渡せるからです。
一時過ぎ、州崎橋のカーブから船が姿を見せました。二時間前から待ったという人もいて、歓声が上がりました。
先頭中央に、お目当ての「十代目襲名披露の三津五郎丈」が両手を振り、両岸や橋上のフアンにご挨拶。
二隻目には名妓連の綺麗どころがズラリ。続く船には、広小路や御園通り商店街、堀川を綺麗にしよう運動の面々が便乗、納屋橋桟橋に下り立ちました。
迎えの人力車には「三津五郎丈」と興行元御園座「長谷川専務(御曹司)」が乗り込み、広小路から御園通りを通り御園座へ。
「三津五郎丈」に続くのは、お付きのお弟子さん、名妓連の綺麗どころ、広小路商店街、御園商店街(男性は裃袴、女性は着物)法被姿は御園座関係。幟を連ね「八栄会」の「大和屋アー」と、大向こうの掛け声が響く、街並みのビルから紙吹雪。
凄まじかったには御園通りの大雪のような猛紙吹雪。
到着した御園座には、松原名古屋市長も出迎え。「三津五郎丈」始め、それぞれの披露挨拶の後、一本〆。
手拭巻きで、大混雑の船乗り込み、お練り行事は終了。
関係者の記念撮影があり、後は十月一日からの「第三十七回、吉例顔見世歌舞伎、十代目坂東三津五郎襲名披露」と銘打った、招き看板も掲げられ、賑やかに開幕を待つばかりとなりました。
30分程ビデオ撮影を、してきました。

戦争が始まるかもしれないという情勢の中、こういう行事が楽しく行われる事は平和だからこそです。
平和を守る為に心掛ける気持ちを忘れないようにしましょう。





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