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 週日すけっち 
3.1
せめて今月は可愛く行こう

暗い話題が多いので楽しい話題を探しましょう。
日本の国の歴史始まって以来のシステムが、世界のシステムと合わなくなってしまったので、民族性は維持しながらも、国際水準に合うような国に組替えなければ駄目でしょうね。
明治維新と敗戦後に匹敵する改革をしなければ当分立ち直りは望めないでしょう。
政治家の資質が問われていますが、その人達を送り出した有権者も意識を変えなければ駄目でしょう。
特に、選挙権を多く持つ高齢者が意識改革をしなければいけませんが、永年の意識が簡単に変わるとは思えません。
地元後援会のリモコン二世、三世議員や高齢(七十才以上)には投票しない位の事をして、純粋な政治理念を持った政治家が現れる機会を作らなければ希望は無いと思います。
少なくとも、五年位の間に将来を担う世代に希望を与える改革をしないと、この国は世界から相手にされなくなってしまうのではないかと心配しています。
明るい話題はどこにあるかな。

3.4
暫くは駄目だから

どうも、暫くは政治も経済も、どうしようも無さそうなのでジャーナリストに任せて高見の見物と行きましょう。
政治家も経済アナリストもお手上げの様子。落ちる所まで落ちなければ目が醒めないのでしょう。
そこで、若い人や、やる気のある人は、人には構わず、わが道を目指しましょう。もう人は当てになりませんから。以前、チョット書いた「VisualBasicスーパーテクニック」は’98年春改訂版でしたが、既に著者が「クラスライブラリー」を作ってVBの機能アップを図る事を書いていました。
それが、今度登場したVisualStudio.NETに取り入れられC#とVBの共通化が図られました。
クラスライブラリーは、今、ブームのJavaの考え方と同じです。そこにLinuxが絡んでコンピューターの世界も革命的。CPUもインテルをAMDが追い越しています。次世代携帯電話も5月には登場。
ネットの世界も DSLは当たり前、次の高速通信が、すぐ出てくるでしょう。
問題は人です。今、ITに関わっている人は環境が整わない中で自発的な独学で努力をした人達です。
教育が遅れたのです。新しい世代が登場するまでのブランクがポッカリ大穴(中年層)となっていますから簡単にはIT構築が出来ないでしょう。
政府主導のIT講座(テキスト代のみ)に来るのは、孫とメール交換したいという程度の老人ばかり。
簡単に「コンピューター教えて」は甘いです。本気なら、高い月謝払ってパソコンスクールに、チョット行って見たら覚悟が出来るでしょう。その気になるか、甘んじて落ちこぼれるか、そこで判断すればいいでしょう。
本気ならお金を使うべきです。高価な機種は要りません。
スーパーへ買い物に行くのに、ベンツに乗って行くようなものだからです。
軽四かバイク、又は自転車でも行けるのですから、その程度の所から、まず始める事です。
初期の頃、苦労した人から見れば10万円で買えるのは夢のようなコンピュータなのです。

8.9
物と人


物(ハード)は、買うまでは色々思考錯誤(これが楽しみでもあります)を巡らし手に入れますが、手に入れた途端、張り合いが無くなります。これがショッピング中毒でしょうか。
購買意欲をそそり、次々買った物がゴミとして溢れます。
不景気だと言いますが、これ以上もう要らないんですよね。
買っただけでは動かないのがコンピュータやビデオカメラなど。
他の機器(自動車、電気製品など)は他動や自動で動きますが、こちらは殆ど自力を加えないと反応しません。
それが、又張り合いでもあるので、自己啓発を促進します。
それが本来の姿なのでしょうけどね。学歴や資金だけではない「プラス何か」が必要です。
これが個性ですが、平均的な横並びの日本社会では疎外され勝ちです。
こういう所からも、言うだけではない、本当の社会構造が変わらないと、行き詰まり状態の日本は良くならないでしょう。
春も近いのでレベルアップや新しい事に挑戦しましょう。

3.12
デフレだというが


デフレだと言います。そうでしょうか。日本の物価は世界の中では突出して高いと言われてきました。
これくらいが普通ではないでしょうか。
私は、日本人は世界の中では随分、贅沢な事をしていると思います。
私達の年代は、戦後飢えた時代を経験しています。着る物も乏しく、盆、正月に下着を新調してもらうのがせめてもの楽しみでした。そこまで現代に言うことは出来ませんが、食べ残しやら、殆ど着ないタンスの衣服は必要の限度を超えています。それに較べて人間性とか向上心はレベルが落ちています。
日本は金持ちだと言われます。そうでしょうか。株価や土地などの資産価値は二桁の兆円単位で消えています。
ある日、気が付けば借金だらけの貧乏国になっていたと言う事になるでしょう。
太平洋戦争が始まる頃、神の国日本は世界の中で一等国不敗の国だと教育されました。
結果はどうだったでしょうか。騙されてはいけません。
国民の一人一人が贅沢をやめ、自己啓発の為の有効な投資をしないと、産業は海外に流失し、国内は失業者が溢れ、優秀な人材は国を見捨てて去るかもしれません。
私は心配しています。

3.15
腰痛との付き合い

ランナーのMIZOさんがギックリ腰だというので、腰痛OBの、私の体験を書きます。
まず、第一にする事は、骨、又は筋肉の怪我ですから、それを直す事です。
椎間板など、骨の場合は整形外科でレントゲンなどで診断するのですが、私の場合は椎間板ヘルニアではなかったので、その手当てはわかりません。
多くは筋膜炎のようです。私も整形外科では筋膜炎だといわれました。
手当ては、始めは冷やして、痛みが軽くなったら温湿布というのが
定番で、低周波やバイブレーターによる筋肉マッサージでの治療後は、個人差はありますが、時間をかけて炎症が収まるのを待つしかないようです。
接骨院でも同じような事です。
低周波は市販の治療器でも、かなり効果があると思います。

¥6−7.000の物でも、かなりキツク感じ、効果があると思います。
一旦痛めると、程度にもよりますが、かなりの時間がかかる覚悟をした方が焦らなくて良いかもしれません。
私は60kg弱の体重ですが、腰の一部の筋肉を痛めただけで、立ち上る事も出来ず、自立歩行も自由に出来ない人の身体の脆さを、つくづく思い知らされました。
身体のバランスが、如何に大切さを知りました。
かなりの時間が掛かった後、大体、後遺症も無くなったら、後は普段の生活での再発予防となります。
整形外科医も言われましたが
「治療のお手伝いはしますが、要は自分で直すよう心掛けて下さい
」と言う事でした。
腰痛体操のやり方を教えられます。
私は、毎朝、起き上がる前に寝床で十分程やっています。
寝てやるのは体重が掛からなく無理な負担が掛からないからです。

痛める前は25年間、近くの、裁判所前、お旅所への朝参の後、屈伸運動をやっていました。
それが、ある日の天突き運動が、突然衝撃になったのです。
良いと思ってやっていた永年の習慣が悪い結果になったのはショックでした。

朝起きて、すぐの運動が、弱っていた筋肉には耐えられなかったのです。スッパリやめました。
私の年令では、鍛える事よりも身体の柔軟性を保つ事の方が必要だとわかりました。
身体の緊張を続ける事は悪い事なので、同じ姿勢を長い時間続けないようにする。
同じ運動を続けるのではなく変化を与える。私の場合は体操より「踊り」が合います。
今までも自律神経など体調が悪くなると、踊りの稽古に行くと調子が良くなりました。
盆踊りのようなテンポが早めのものが合います。
日本舞踊もやりましたが、これは「お金」がかかるのと、かなりのレベルが要求されるので続きません。
それと「こまめ」に歩きます。私の歩きは「町歩きレポート」を兼ねているのでスポーツ歩きではありません。
ビデオ取材しながらですから平行距離ではなく、上下左右なので、観光で行く人とは全くテンポが合いません。
一箇所を、くまなく観察するので、それだけで、その日は終わりという事になります。
最近は腰痛は発生していません。腰痛体操は毎日、欠かさずやっています。
これには含まれていませんが「腕立て伏せ」と「猫のあくび」それと、寝ての「ヘソ見」寝床で反身になって「カカト」を左右交互に見る。
その後、寝たままで思いっきりの「背伸び」などバリエーションを加えています。
低周波は毎日はやりませんが「あれ」と思う時は、やります。
日常、簡単な事から習慣付ける事が何となく効果として現れているのだろうと思います。
300M位の所まで行くのが苦痛だった事を思い出し、自然に歩ける事の有り難さを喜びながらトコトコ歩いています。

3.19
花粉症に立ち向かう

三月は寒暖の差が激しく、雪が舞うかと思えば、ポカポカ陽気になったりで体調を壊した人が多かった様子。
他人事みたいに言っていますが、私は、いままでの所風邪もひかずに持ち応えています。
昨年春から、朝起きて顔を洗うついでに体拭きを始めました。乾布摩擦ではありません。
半乾きのタオルで上半身を擦っています。夏は濡れタオルを絞って擦ります。
真冬は、さすがに冷たいので無理はしないで、前夜入浴後、干しておいたタオルがちょうど、いい加減に半渇きになっているので、冷たくもなく柔らかいので、それで擦ります。
乾いたタオルは痛いのですが半渇きが、ちょうど良いのです。その効果もあるのか体調を保っています。
花粉症ですが、四年程前、いきなり発症しました。夜明け頃、鼻ツンツン、鼻水ダラダラ、猛烈なくしゃみ、毛髪はカサカサ、目は真っ赤、顔は黒ずみ、熱っぽくなりました。
「さくら男」が花粉に悩まされるという酷い事になりました。所が、年々症状が軽くなってきました。
これは、敢えて花粉症に立ち向かったからだと自分では思います。
症状が発生しても、構わず、メガネ無し、マスク無し、無防備で出歩きます。
くしゃみは出ますが、それ用に古いハンカチは持ち、出かけます。逃げ切れる事はまず無理だと覚悟すべきです。花粉は、太古の時代から有るのが自然の摂理ですから、現代の花粉症は花粉だけのせいではなく、大気汚染との複合作用ですから、自動車やフロンなどの公害物質が存在する以上無くならないでしょう。
薬で症状をコントロールするのは、薬害による副作用を承知の上でないと使うべきではないと思います。
昨日あたりは、自転車で走るとクシャクシャになりますが、しばらく経てば治まるので構わないと開き直っています。花粉症の為に、花の季節を苦しむなど、こんな馬鹿な事があってたまるかと立ち向かっています。

3.22
コンピューターの改造は五月にしよう。


まず、どれ位のグレードアップをするかが問題ですが、最近は1GHzがかなり普通になっていますが相当な高熱が発生するようです。
メーカー完成品は問題無いでしょうが、自作になると、冷却ファンの設定を失敗すると、高価なCPUが焼き鳥になって、あの世行きという事例が多いようです。
リテール(メーカー箱入り)は、そのCPU対応のファンが同梱されていますが、バルク(メーカー保証無し)はファンは無しですから、別途購入となり高性能なファンで対応する事が多いようです。
Pentiumは高価ですが安定度があります。AMDが廉価で性能も充実していますが、色々癖があるようで、マザーボード、電源の相性を確認するよう相談コーナーで情報が飛び交っています。
自作ショップでは、完成品が6〜7万で売られていますが、手持ちのパーツを活用できれば、CPUとマザーボードだけの交換でグレードアップ出来ますから、AMDなら¥2,5000位あればOKです。
私はCPUは入手(秘密)出来たのでマザーボードを物色しています。大体目星はつきました。
今、改造を始めると4月の「さくら道」があるので、もしトラブルと情報発進不能の心配があるので、4月はこのままにして5月になってから改造にかかります。
それにしても、時々ショップで¥4〜5万で目玉商品が売られると「ここまで来たか」と思います。
英語が出来ない私は、翻訳ソフトが是非欲しいと思います。

3.23
梶浦積舟絵画展


一宮市本町四 「ギャラリーるぼ」で三月二十六日まで

一宮市今伊勢町在住の梶浦さんは、花鳥画などの日本画を描かれますが地区の石刀祭りの「中屋敷車」や「唐子」も展示されています。
かって活躍され、今は消滅した北方町狐塚の伝統芸能「嫁獅子」を記憶を頼りに描かれた作品も展示されています。
「石刀祭り」では、度々お目にかかってビデオ取材させて頂いていましたので展示を拝見しました。
「獅子芝居」は戦後まで各地で盛んに行われていましたが完全消滅に近く、記録も僅かです。
過去にNHK「にっぽん真ん中紀行」で放送された三河の「形原獅子芝居」の数分のカラー映像を持っていたものを会場へ届けてきました。
「石刀神社」の山車は老朽が激しく修理の手を加えて保存の強化が始められているとのお話でした。
会場では素晴らしい作品三十四点が展示されています。
期間終了後は、寄贈などで散開されますから纏めてご覧になるには、いい機会だとお薦めします。

3.25
祭りは神社行事だけになってしまうのか


私の住む、一宮市では四月三日に桃花祭が行われます。
元々は、桃の節句を起源とした祭礼ですが、旧暦を、そのまま新暦に変えたのでは季節が合わないので四月の三日に変えたと言われます。
そう定められた頃は、一日から三日までの神事が滞りなく盛大に行われました。
太平洋戦争では多くの飾り馬具が失われましたが、残った馬具を飾り立て、祭礼は続けられました。
近年は、平日開催という形態では、祭礼の為に休暇を取ることが出来ないサラリーマン時代となり、親類縁者を招待する事も出来なくなりました。
祭礼は、参加する氏子が減少して寂しい姿になりました。真清田神社は、三日間の祭礼行事を完璧におやりになりますが、氏子は神輿渡御
のコースに当たる、1.5Kの周辺だけが、数時間祭りの雰囲気を感じるだけになりました。
私の住む殿町は、総ての飾り馬が神社に奉納された最後に、「押さえ馬」として、子供の若殿と奴踊りで〆括る特別な役目を持つ町内です。
如何なる支障があろうとも、祭礼がある限りは避けられない義務として役目を果たして来ました。
それも難しくなって来ました。それは、祭礼準備の為の提灯柱立てとか、当日の押さえ馬(今は張り子)のトラックによる奉納が、男手が確保出来ない事や、事業用のトラックの終日借用が難しくなってきました。
日曜日なら何とかなりますが、仕事を休んでまでの協力はお願い出来なくなりました。
そうなれば、祭礼は神社が行われる行事だけになるという事になります。
それで良いのでしょうか。
この問題は、十年以上も前から言われていますが、伝統を重視するとか、政権分離との建前から、行政が一切関わらないとか、議論が袋小路に入ったまま、一向に前進しなくなってしまっている状態のようです。
この地方でも「犬山まつり」「津島祭り」など、行政は観光文化として「町起こし」の一端としての活性化の事業と割り切って協力しています。
政教分離を徹底したら日本中の伝統行事は消滅してしまうでしょう。
何とか知恵を働かせて、街や人の活性化を図って頂きたいものだと願っています。

3.31
コンピューターで感情表現も


Macの生みの親、ステーブンジョブスがNHK「クロ−ズアップ現代」で国谷裕子さんのインタビューに答えていました。
多いに共感出来る所が多くありました。
強調されていたのは、今や、コンピュータは単なるデータなどの数値処理の段階を超えて、人の感情や情操を表現できる事が可能になった事。
その一例としてCGのよるアニメーション「トイストーリー」が紹介されていました。
ビデオの編集も、今や高価なDV機器や編集機器を設置しなくても、コンピュータと周辺機器とソフトで、BGM,ナレーションまで、デジタルの強みである、ダビング劣化が無い特徴を活かし、高度な作品が作れます。
但し、ここまで来ると人の能力(センス、感性、体力、教養、人格など)が必要になりますから、おのずと限界があります。
今や、ゲームソフト一本作るのにスタッフ70人、経費10億という時代です。
アマチュアは、身近な話題などから、三分〜十五分くらいの密度の濃い丁寧な作品を、楽しく作るのが良いのでしょう。
随分、便利になりました。難しく考えないで、折角の利器ですから大いに楽しんだら良いのでしょう。

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