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  一宮の歌、唄 
まだ、あるかも知れませんが7曲ほど紹介します
昭和50年頃、民謡(踊)」ブーム時、本町商店街が始めた
「おいち祭り」協賛として作られました。初版
追加第二版のジャケット(いずれもEPドーナツレコード) 戦後まもなく始まった「七夕祭り」協賛。
大人気の一宮出身「舟木一夫」が歌いました。
特筆すべきは次に紹介する「イットショ節」「ハッチャエ節」です。
作詞、作曲者に注目して下さい。蒼々たる日本を代表する方々です。
作られたのは昭和初期と思いますが、戦後一宮は繊維製品の大好況に恵まれ、いち早く復興。
駅ビルは全国にも誇れる自慢のものでした。
ガチャ万(織機の一織りが万円)景気の中、盆踊りも盛んに行われ、現在の民踊連盟(故、堀豊香さんを始めとする人達が組織化)に迄発展しました。
当時、地元の作曲家「森 一也」氏が編曲。振付を名古屋の民踊研究会(島田豊年会長)が振付。
島倉千代子、中島孝を迎えて一宮体育館(現、スポーツ文化センター地)で大発表会を開催。盆踊りでは盛んに踊られました。
当時の世相にも良くマッチし、良く出来た名曲だと思います。
北原白秋、中山晋平、大村能章、永井白眉という大先生が当地まで、お出でになったのかどうか、わかりませんが、良く一宮の情景が表現されていると思います。
森 一也先生は知る人は知る「共同募金赤い羽根の歌」(トンボが見送る赤い羽根、トンボも秋の赤トンボ・・・)の作曲者で、多くの名曲と音楽評論、解説で活躍されました。
私も「レコードコンサート」でクラシックを始め、多くの名曲を教えて頂きました。

イットショ節

永井白眉 作詞
中山晋平 作曲
森 一也 編曲
島田豊年 振付
  歌 島倉千代子 中島 孝
三味線豊吉・豊藤 コロンビアオーケストラ

(一)
桃花祭 町の繁盛も 真清田様よ ヨイヨイ
  景気引き出せ 飾り馬 ヨイヨイ
ヨイショ イットショノ 
    イッショ コリャサ

(二)
大江川 春はおぼろの 堤の桜 ヨイヨイ
  夏は 夜空に 咲く花火 ヨイヨイ
ヨイショ イットショノ
イッショ コリャサ

(三)
西尾張 機で賑わう木曽川ほとり ヨイヨイ
ほかじゃ出来ない 毛織物 ヨイヨイ
ヨイショ イットショノ
イッショ コリャサ

(四)
世に広く ひびく名前もいの一の宮 ヨイヨイ
機の栄を 見にござれ ヨイヨイ
ヨイショ イットショノ
イッショ コリャサ

「ハ やっとか待たせて いつ、いりゃあす
どうでも今度は よってちょう

一宮ハッチャエ節

北原白秋 作詞
大村能章 作曲
森 一也 編曲
島田豊年 振付

歌 島倉千代子 中島 孝

(一)
お宮ばかりか 真清田さまよ
ハッチャエ
うちの機場も チョンガラ トンガラ
一宮 ハ 一宮
ハッチャ ハッチャ
ハッチャ エット
(二)
わんさわんさの 三八市で
 ハッチャエ
見たよ あの子の チョンガラ トンガラ
桃われを ハ 桃われを
ハッチャ ハッチャ
ハッチャ エット
(三)
春が来たせか 糸目がかすむ
ハッチャエ
明日は お宮の チョンガラ トンガラ
桃花祭 ハ桃花祭
ハッチャ ハッチャ
ハッチャ エット
(四)
水は木曽川 毛すじも糸も
ハッチャエ
好きな思いの チョンガラ トンガラ
色に染む ハ色に染む
ハッチャ ハッチャ
ハッチャ エット
(五)
市じゃ名が立つ 機場はひびく
ハッチャエ
ならば大江の チョンガラ トンガラ
おぼろ月 ハおぼろ月
ハッチャ ハッチャ
ハッチャ エット


一宮七夕祭り シンボルソング
織姫音頭

城 ゆたか 作詞
森 一也  作曲
山路進一  編曲
歌 舟木一夫 青山和子
振付 今泉かほる


(一)
尾張よいとこ 機織どころ ハイハイ
春は 真清田 春は真清田 桃花祭 ソレ
さっさ踊ろよ 織姫音頭
ほんに世界の糸の町
サテ サテサテ ヨイヤサッサ

(二)
花の吹雪か 七夕祭り ハイハイ
染めて 五色の 染めて五色の 一の宮 ソレ
さっさ踊ろよ 織姫音頭
ほんに世界の糸の町
サテ サテサテ ヨイヤサッサ

(三)
故郷の 妹へ 便りに添えた ハイハイ
紅葉錦の 紅葉錦の ニュールック ソレ
さっさ踊ろよ 織姫音頭
ほんに世界の糸の町
サテ サテサテ ヨイヤサッサ

(四)
木曾の流れでみがいた肌は ハイハイ
粋ないぶきの 粋ないぶきの 雪よりも ソレ
さっさ踊ろよ 織姫音頭
ほんに世界の糸の町
サテ サテサテ ヨイヤサッサ

(五)
娘心を 七重に 八重に ハイハイ
織って自慢の 織って自慢の 生地の良さ ソレ
さっさ踊ろよ 織姫音頭
ほんに世界の糸の町
サテ サテサテ ヨイヤサッサ
しあわせの星二つ(七夕の歌)

富山紫峰  作詞
上原げんと 作曲
歌 舟木一夫
コロンビア女声合唱団 コロンビアオーケストラ
振付 今泉かほる


(一)
こがね しろがね 七いろかざり
ゆれて きらめく 花模様
虹のトンネル ゆきかう人の
ああチョイと 顔も 顔もあかるい 七夕まつり

(二)
たそがれて絵のよな 銀河の岸へ
思いとどけよ 笹かざり
はずむ話も ロケット旅行
ああチョイと 若い 若い二人の 七夕まつり

(三)
淡いあこがれ 幼い夢に
書いて 結んだ あの色紙
竹の青さも 瞼に浮かぶ
ああチョイと 遠い 遠いふるさと 七夕まつり


おいち踊り

さえぐさ奈々 作詞
佐々木忠孝  作曲
近藤たかし  編曲
唄 川崎千恵子
振付 堀 豊香


春は ハヨイトナ
春は桜にうつつをぬかし
(ハ ヨッサ ヨッサ ヨッサ ヨッサ)
酒に ハヨイヨイ よいとこ一の宮
酒に呑まれる心地よさ
(一ぺんいりゃーせ一の宮)
*以下( )内繰り返し

尾張 ハヨイトサ
尾張思えば七夕まつり
みんなで ハヨイヨイよいとこ一の宮
みんなで朝まで踊りゃんせ

恋と ハヨイトナ
恋と豊年真清田様に
祈る ハヨイヨイよいとこ一の宮
祈る心のいじらしさ

伊吹 ハヨイトナ
伊吹おろしに負けてはならぬ
みんなで ハヨイヨイよいとこ一の宮
みんなで織った布を着る
一宮ばやし

ふせやつとむ 作詞
さえぐさ奈々 補作
佐々木忠孝  作曲
近藤たかし  編曲
唄 藤原 良
振付 堀豊香


(一)
ハアー
春が来ました 私の街に 桃に桜の 花祭り
花の香りに さそわれて 心うきうき飲む酒に
水も浮かれる 大江川
ソレ
日本列島 その中で
一によいとこ 一の宮

(二)
ハアー
夏が来ました 貴方の街に 今も昔も 一筋に
糸に命を かけてきた 年に一度の 七夕に
踊る浴衣の 織姫さん
ソレ(以下繰り返し)

(三)
ハアー
秋が来ました 真清田様に みのり豊かと 祈る手に
一人ひとりの 人生が 汗と涙で つづってる
明日のしあわせ 来るように
ソレ(以下繰り返し)

(四)
ハアー
冬が来ました 毛織の街に 肩を寄せ合う 人と人
恋も芽生える この街で 夢と希望を いだきつつ
育てゆこうよ 良い人を
ソレ(以下繰り返し)
 2001年 市制80周年記念として作られました 
一宮市シンボルソング
-人・街・未来へ-
作詞 松島賢一 作曲 新実徳英

(一)
真清田の 杜に生まれた そよ風が
やがて大きな風となり 人・街・未来へ吹き抜ける ルルルルル
やっぱりいいよねぇ 一宮 やさしい心があふれてる

(二)
織姫の 愛を飾った七夕の
まつり大きな 花と咲き 人・街・未来へ夢つなぐ ルルルルル
やっぱりいいよねぇ 一宮 みんなの笑顔が ここにある

機織唄、尾張糸引き唄など
労働歌として伝えられ民謡会、舞踊会による保存会が結成されています。
舞台踊りは「銭太鼓」や織姫が踊ります。


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