トップへ

 古川美術館と為三郎記念館 

古川古川美術館
古川美術館


5月5日ジュデイオング展最終日、展示を見てきました。20点の展示でした。
阿部 肥さんの人形(22点ほか)と共にギャラリーに展示されていました。木版は、私も、年一度、年賀状の版を20年ほど続けましたが今はやめています
期待してくれた人達がいたので、頑張ってやりましたが、なかなか大変です。4版迄重ねると、流石に出来栄えは良くなりますが、大変な作業です大作よりも小品の方が難しいと思います。8版迄重ねた作品がありました。
人形は大きな作品が多く、違う視点からの鑑賞になります。 古川美術館、記念館共に周囲の環境も良く、再々訪ねる気持ちになれます。

為三郎記念館ジュデイ版画

為三郎記念館

古川為三郎氏(1890-1993)
愛称フルタメさんは洋画配給の日本ヘラルド映画など数々の事業を起こされました。
その私邸「為春亭」は1934(昭和九年)に茶席料亭として建築されました。
造りは、数奇屋建築で、床の間や、欄間、ふすま、障子など部屋ごとに異なる意匠が施され、傾斜を巧く利用した
庭園は深山幽谷の雰囲気を醸し出し、都会の中の異空間としての佇まいです。
敷地は1678平方メートル。ひさごの間など大小4つの客間(茶室)に洋間、桜の間(展示室)などがあります。
死去後邸内は一部改装され、名古屋市出身の女流画家・田村能里子さんが居間の天井に桜吹雪を描かれ「桜の間」となりました。
春と秋一般公開されます。

為三郎居宅を開放。作品展示と庭園茶室など拝見できます。
傾斜の地形を巧く応用した配置で、門を入り玄関から座敷に入ります。
下に向かって階段があり、そこにも座敷があります。
座敷から東前面に傾斜を利用した庭園があります。
中腹に小さく台地があり庭園上部に茶室があります。都会の中で山の中にいるような木立と静寂の世界に浸れます。

「華堂初夏」はジュデイオング作。為三郎記念館を庭園から眺めたモチーフによる大型木版画作品です。

http://www.furukawa-museum.or.jp/index.html

トップへ