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東山動物園・植物園開園 昭和十二年三月

パンフレット・入場券
開園記念観覧券


動物園


植物園
交通案内 新名古屋駅や汎太平洋博も記載
開園時発行の絵葉書五枚組 ケース その1 温室の一部
その2 植物園全景 昭和十二年 新愛知新聞掲載の写真
現在の様子の一部 南東角の軽食喫茶
(創立時から有ったと思われる)

植物園開園時、完成していたのは温室のみで他の施設は殆どが未完成でした。
施設は順次整備されていきました。
私が、幼時行ったときは動物園の賑やかさとは全く違う雰囲気でシーンとした静寂と散水でビチャビチャした通路など子供には面白い所ではなかった記憶が有ります。
植物園の向こうは「五色園」と言ってゴルフ場などが有ると聞いた記憶が有りますがどうだったのでしょう。
今回、重文に指定される前館は、幅約66メートル、総面積約596平方メートル、中央の椰子館を真ん中に左右対称、東側、花卉室・羊歯室、西側、花卉室・多肉植物の構成で今も開園時と殆ど変わらないという事です。
現在は、北館も含めて公園内のエネルギーセンターの温湯利用の暖房で管理されています。
開園後は、順次、木造の栽培室やラン室が造られました。暖房は温室地下にボイラー室が有り石炭暖房がなされ煙突が立ってました。
戦時中は、園内の松で木炭使用、空襲の爆風によるガラス破損、伊勢湾台風被害などの困難を経て現在に至りました。
来年は開園七十周年。園内は整備も進み、四季の木々花々の変化も楽しめ心癒されるオアシスになりました。
交通の便も良く入園料も安いので気軽に出掛けましょう。
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