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熱田祭・神楽
「熱田祭」はかなり以前に行きましたが、そのとき以来行った記憶がありません。
熱田様には、初詣、孫の宮参り、七五三など、度々は行っています。残念なのは美観を損ねるなどの理由で参道から撤去された土産物や縁起物、それに飲食をする店が無くなってしまった事です。
神社やお寺参りは、信仰の気持ちと共に飲み食い、遊山も大きな要素で伊勢参りが良い例です。芝居小屋、果ては遊郭までも有ったのですからそれが無いのは周辺商店街も寂れます。それにしても露店、人出の多さには改めて驚きます。残念ながら花火は高層建築で見える場所は限られそこは人が溢れていました。巻き藁も堀川から陸に上がってしまいましたが「何とか復活を」と、神輿が三輌参道を練って行きました。
今回行ったのは「熱田神楽保存会」の皆さんが大楠の傍で「神楽」を披露されるので、その曲目などを知りたいのと「一宮真清田神社桃花祭」の車楽や「那古野神社」片端壇尻車の中段で行われていた楽囃子の手懸りが得られないかと思ったからです。保存会の石川さんと少しお話出来ましたが永い消滅期間があり難しいようです。なお、資料の調査が必要と思いました。
今まで気が付かなかったのですが、一宮の周辺に伝わる祭礼行事のお囃子が「熱田神楽」と大きく共通している事です。考えてみれば当然な事だったのですが気付いていませんでした。
都市部は戦災で多くが消滅しましたが周辺地域では絆が強く世代の継承が根付いている事を知ります。
日本の伝統文化を都市部でも絶やさないよう梃入れする事が必要だと思います。
大楠前での熱田神楽保存会による演奏 参道を巻藁神輿が三輌練って行く 東西南と五つ点灯されました
2005年6月25日 東海高校で「サタデープログラム」という各分野での公開講座があり、その一つ「熱田神楽」の教室に伺いました。「熱田神楽」がどういうものなのかという興味と、東海高校の構内に入れるという機会、「カルチャーショックがあるかな」という気持ちで図々しく出掛けました。
石川会長さんに、お会いし、ビデオ撮影の許可を頂き「おてんとう神楽」の初体験の様子を撮影しました。
短い時間でしたが「カルチャーショック」大いに感じました。
ここ数年来前、述の「桃花祭車楽」が、かなり形が整い中段でかって行われていた「所作事」の復活の資料調査の過程に入りで「楽囃子」の演奏楽譜を支中の方が探しておられます。
「尾張年中行事絵抄」では音も所作も分かりません。まだ暫く時間が掛かりそうです。
石川会長・会員(東海高校学生)さん
模範演奏
おてんとう神楽 太鼓の楽譜 会長さん指導で初体験
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