本の紹介 
メンバーによるお勧めの本の紹介です。
イベント 
絵本や行事に合わせたイベントの様子を紹介します。
きららを楽しむ会 
毎回色々なテーマで楽しく意見交換をしています。
きらら絵本館だより 
児童、保護者、先生に向けて新聞を発行しています。
校長先生のコーナー 
毎月「花と子ども」をテーマにした校長先生の俳句を紹介しています。
  でホームに戻ります。
 
 

2010年3月12日(金)

ちょろりんのすてきなセーター

(文) へびちゃん  No.5 

ちょろりんのすてきなセーター
  • 題名    ちょろりんのすてきなセーター

  • 作者    降矢なな

  • 出版社  福音館書店
  •  この本は、二人の息子が保育園の頃 大好き だった絵本です。

    その頃は、他の保育園のお友だちの中でもこの本が大ブームで、
    何度もリクエストに応えて読んであげていました。

    ふんわりとした色使いがきれいで、 ちょろりん のしぐさもかわいく、
     びきびきおばさん が出てくるところは、
    い・か・に・も・の カエルおばさん で思わず笑いがこぼれます。

    息子たちの通っていた保育園の敷地内にある山の斜面に、
    毎年カエルが冬眠する 穴 があって、

    冬に 穴 をのぞくと

    大きなカエルが眠っているのが見えて、
    子供たちは一層この話をリアルに感じていたようです。

    この絵本の影響か、今でも息子たちは とかげ  へび の類が好きで、
    本物をみても かわいい(?) と言っています。

    11月頃、ぜひ読んであげたい絵本です。

     
     


    2009年12月18日(金)

    100かいだてのいえ

    (文) ゆりぼん  No.4 

    100かいだてのいえ
  • 題名    100かいだてのいえ

  • 作者    いわいとしお

  • 出版社  偕成社
  •  あるひ、トチくんに 100かいだていえ のてっぺんにすん
    でいる「ぼく」 から てがみ がとどきました。
    トチくんは その 100かいだていえ に いってみることにしました。

    この いえ、
    10かいごとに ちがうどうぶつ が すんでいるんです。

    さて つぎのかいには だれが すんでいるの?

    つぎは?

    あてっこしたり、どうぶつたちのたのしいせいかつぶりを
    みつけたりするのに ワクワク する 絵本です。

    この絵本には 「ちか100かいだてのいえ」 もあります。

    2冊とも 4才と7才の わが家の子どもたちの
    大のお気に入り絵本です。


    ちか100かいだてのいえ

     
     
     


    2009年12月9日(水)

    やまんばのにしき

    (文) 伊藤 典子  No.3 

    やまんばのにしき
  • 題名    やまんばのにしき

  • 作者    松谷みよ子(文)
            瀬川康男(絵)

  • 出版社  ポプラ社
  • 瀬川康男さんのあたたかみのあるこの絵本は、
    私のお気に入りの一冊。 
    1年生から6年生まで楽しめるのが 民話のいいところだなぁと思う。
    本を読む前に、まず子どもたちに聞いてみる。

    に し き *** って知ってる?」

    子どもたちは大抵 首をふって

       「しらなーい。」

    「じゃぁ、 にしきごい とか にしきへび は?」 と聞くと、

       「あっ、しってる、しってる!」 と口々に言う。

    そこで "にしき" のことを少しだけ話してから お話しに入る。

    本の主人公の "あかざばんば" が私は大すき  

    おそろしい やまんば がいるといわれる山にも、
    村を助けるためならと ひょうひょうと出かけていく。

    村人に無理矢理、行かせられた 2人の男が途中 こわがって
    ふるえていると、あかざばんば がいう。

    「 なんでもねぇと思えば なんでもねぇ 」

    終始、この超楽観的思考で おそろしげな山道も
    やまんば の家での生活も ひょうひょうとのりこえ、
    へこたれない。

    お話を夢中で聞き入る子どもたちの顔は まだ とても あどけな
    い。  でも、これから、様々な困難やドキドキすることに
    出会った時、 あかざばんば

    「 なんでもねぇと思えば なんでもねぇ 」

    を ふと思い出してもらえたらな・・・と
    ひそかに願いながら この本を 読む、今日この頃です。

     
     
     


    2009年11月27日(金)

    かえってきた風来坊

    (文) 山田 由美  No.2 

    かえってきた風来坊
  • 題名    かえってきた風来坊

  • 作者    川端誠

  • 出版社  教育画劇
  • 1年生のあるクラスでこの本を読んだ時、
    あるページで、大勢の人物の中にこの本の主人公の風来坊が
    こっそり描かれている場面があるのですが、

    ある生徒が、

    「あっ、あそこにいた!」 と叫んだら、

    「えっ、どこどこ?」 と皆がさわぎだし、

    「ほら、あの端っこ」

    「あった、あった」

    「えー、わかんない」

    などと、『ウォーリーをさがせ!』状態になってしまい、
    私の読み聞かせはどこへやら。
    数秒間、声は出さずにいました。

    それにしても、子ども達が、風来坊を見つけた時の ヤッター と
    いう表情はこちらのきもちを明るくしてもらえますね。

    その後、話にもどり、いよいよクライマックス!

    木彫りの観音さまがずらっと並んでいるあのページを見せる
    瞬間、私はいつものように胸が高鳴ります。
    そして、子ども達があの反応をしてくれた時、
    至福のひとときを味わうのでした。
    ずらっと並んだ観音様は私の目の前に並んでいる子ども達と
    ダブってしまうのですね。

    そして、

    「おれは天下の風来坊」

    と、おなかの底から声を出して、本を閉じるのでした。

     
     

    2009年11月13日(金)
    びくびく ビリー の
    しんぱいひきうけ人形作り
     
    本日、2時間目後の長放課を使って、
    びくびく ビリーのしんぱいひきうけ人形作りを行いました。
    今回の対象は3年1組の子ども達です。

    朝のきららの時間にK子さんが「びくびく ビリー」の読み聞かせをし、
    「長放課に人形作りをするから作りたい子は来て下さいね♪」と声を掛けました。
    はてさて、何人の子ども達が来てくれたのでしょうか?

    その前に、本の紹介をいたしましょう。

    びくびくビリー
  • 題名    びくびく ビリー                          
  • 作・絵   アンソニー・ブラウン / 訳 灰島かり
  • 出版社   評論社

    出版社の内容紹介

    ビリーは、とってもしんぱいや。
    いろんなことがきになって、ベッドにはいっても、ねむれない。
    おばあちゃんにはなしたら、ちいさな人形をくれた。
    [しんぱいひきうけ人形]なんだって! 
    これでねむれるかな…?

    子どもの心のおくをあざやかにきりとる、国際アンデルセン賞受賞作家の絵本。

  • メンバー作・見本の人形 クリックすると大きくなります
    きららのメンバーが見本で作った人形!

    各人の個性がでてますねぇ〜 (^^ゞ 

    準備万端?
    人形作りキット


    上段左から、

  • 「人形を入れる袋」
  • 「人形の骨組み」・・体は黄色いモール、髪の毛は毛糸、顔は色紙


    下段は、

  • 「色んな模様のはぎれ」・・・あれ?なんか足りないな。
  • 準備万端!クリックすると大きくなります
    上半身に巻く、
  • 「刺繍糸」も揃えて準備万端!

    みんな来てくれるかな (-_-;)

  • さぁ、長放課だ!
    わっ!来た来た !!(^^)!!
    どの場所で作る?
    そんなに焦らなくてもちゃんと材料はたくさんあるよ (^_-)-☆
    まずは説明を聞いて・・・
    「どうやってつくるの?」

    『まずはこうやって体に糸を巻きつけていくんだよ』

    「むずかしいかな?」

    「わたしにできるかな?」

    紐をぐるぐるぐる
    ぐるぐるぐるぐるぐる、
    ふ〜、
    グルグルグルグルグルグルグル ぐるぐるぐる・・・・

    うでをまいて、からだをまいて・・・・巻くのってけっこうたいへんだぁ〜

    小さくてむずかしい・・
    「う〜ん、小さくてむずかしいな〜」

    『大丈夫、出来る!出来る!!』

    布はどれがいいかな?
    ズボンにしようかな?
    スカートにしようかな?
    どの布にしようかな?

    ボク、お母さんの分と、いもうとの分もつくりたいんだよね・・・

    みてみてー!上手? クリックすると大きくなります
    やったね!完成〜 (*^^)v
    みてみて、すごくじょうずにできたでしょ?
    びくびくビリー
    あっという間の長放課。
    みんなとってもステキな人形を作れたね。

    みんなが来てくれるのか心配でしたが、なんと、クラス全員が来てくれました!

    担任の先生も来て下さり、優しいまなざしで子ども達の写真を撮ったり、
    声掛けをしたりされていました。

    残念なことに、今日は6人の子が学校を休んでいましたが、

    その子たちの分はメンバーが作って、
    仕上げの顔書きだけ残してちゃんと先生に渡しましたよ。

    「昼の長放課もやる?」
    「明日も出来る?」
    なんて嬉しい言葉に後ろ髪ひかれつつ本日のビリーさんは終了。
    3−1のみんな、先生、ありがとうございましたm(__)m

    次の授業に時間が食い込んでしまいました・・すみませんでした。

     
     


    2009年11月13日(金)

    こいぬがうまれるよ

    (文) 渡邊 花  No.1 

    こいぬがうまれるよ
  • 題名   こいぬがうまれるよ

  • 作者   ジョアンナ・コール (文)
            ジェローム・ウェクスラー (写真)
            つぼいいくみ (訳)

  • 出版社  福音館書店
  • 1年生で読み聞かせをしました。

    白黒の写真で犬の母さんからこいぬが生まれるところや、
    こいぬの様子が書いてあるお話です。

    生まれたてのこいぬは目や耳があいていないという
    シーンでは・・・・
    実は私も "耳もあいていないんだ" とびっくりだったのですが、
    子ども達も
    「へー」と驚いた様子で新たな発見ができたのでは・・・?!

    読んだ後に、私の写真 (こいぬが生まれた時の) と、
    生まれた時と同じグラム(65g)の
    「みかん」「小麦粉粘土」
    子どもに見せたり、子ども達が実際に持ってみると、

    「ちっちゃーい」

    「かるーい」

    と、犬の赤ちゃんってこんなに小さいんだと
    大きさのイメージが出来、子どもも興味津々でしたよ。

    この本は写真ということや、身近にいる犬ということで、
    より現実的に子ども達がそれぞれ何かを感じてくれたり
    発見が出来たのでは・・・と思います。

    写真のこいぬの表情もとってもかわいいので、
    ぜひ読んでみて下さい