内容

  1 股関節を安定させる運動
  2 股関節の可動域を広げる運動
  3 股関節を上手に動かして、歩行と動作をスムーズにする運動
  4 chair dance(チェアーダンス=椅子に座って踊りましょう)
  5 骨盤体操
  6 全身のリラクゼーション→疲労回復
  7 股関節ほぐし
  8 患脚側への荷重訓練
  9 上肢・下肢および体幹アンバランスの改善
  10 正しい(きれいな)歩き方の指導


  ☆ 1〜3 を音楽に合わせて、椅子に腰掛けて行います。
  ☆ 4の chair danceで たとえ椅子に座っていても、
    体操では味わえない〔踊る楽しさ〕を体感することが出来ます。
  ☆ 5の骨盤体操は、どうしても股関節症のために歪んでしまう
    骨盤を正しい位置にもどします。
  ☆ 6は音楽に身をゆだね 全身の力を抜くことによって、
    体の中の「気」を充実させ 疲労を回復させます。
  ☆ 7は 股関節まわりを自分(あるいは二人組み)で、
    もみほぐし、筋肉を直接ストレッチすることによって
   、股関節痛を軽減させます。
  ☆ 8は患脚側の筋力を正しくつけるために行います。
    (痛みのために正しく荷重がかけられず
          筋肉が弱くなり細くなっている脚のため)
  ☆ 9と10は正しく歩くために、自分の身体と歩行の「くせ」を
    発見し歩き方を改善します。
    正しい歩き方をマスターすることによって痛みも軽減します。
    そうすると 生活も明るく楽しくなります。


          
目的
変形股関節症に負けない〔心と身体〕を作るために

 −運動することによって−

   1 自分のの身体を知る
 
   2 股関節が痛い → 痛いから動かない 
        →動かないから可動域が狭くなる 
        →股関節の役目を他の体の部分で補うため、
          代償として 膝・腰・背中 あるいは正常な反対の
          脚までも痛めてしまう場合がある
      この 悪循環の連鎖を断つ
 
   3 一人では続かない運動も、大勢で「楽しく 仲良く」
    することによって元気が出て長く続けることが出来る
 
   4 同じ股関節症の仲間作りを通して、支えあい 助け合う