問1 aかんだちめ(かんだちべ)、bもろこし、dおのこみこ
問2 cよい評判、eお寝過ごしなさって(お寝過ごしおそばして)、f気の毒に
( f「心苦し」には、見る目に苦しく思われる=気の毒だ・かわいそうだの意があります。 )
問3 @「候ひ」は作者から帝への敬意を表す謙譲語で、「給ひ」は作者から女御・更衣への敬意を表す尊敬語。
( 敬意の方向は、地の文〈会話文・心中文以外の文〉では「作者」からととらえる。そして、尊敬語の場合は「動作の主」へととらえ、謙譲語の場合は「動作の受け手」へ、丁寧語の場合は、聞き手・読み手へ敬意を表すととらえる。)
問4 A帝は気兼ねすることがおできにならず
( え〈副詞〉…打消し→不可能、デキナイ。基本知識です。「せ給ふ」は最高敬語、現代語には該当する敬語はない、オ〜ナサル・アソバスと訳すことになります。)
問5 (敬語に注意する。また、誰ガ〈主語〉とドウスル・ドンナダ〈述語〉が文の骨格になるが、日本語では主語が省略される場合が多く誤読する。文脈や敬語に基づき正確にとらえるように筋トレ。)
B女主人公の更衣が、恐れ多い帝のご寵愛が比類ないのを頼りとして、内裏で交際(宮仕え)なさるということ。
C一の皇子が光源氏の照り映えるお美しさにお並びになりようもなかったということ。
D帝が光源氏をかわいい秘蔵っ子とお思いになり大切にお世話なさるということ。
E帝が(女主人公の更衣を)分別なく絶えずおそばに付き添わせなさりすぎるということ。
F一の皇子の女御が他の后妃より先に入内なさったといこと。
( 「参る」は、行ク・来の謙譲が基本、参詣する・〈身分の高い人のところへ〉参上する・〈身分の高い人のところへ〉出仕する・入内すると文脈に応じて訳語を考えます。ここでは、一の皇子の女御が后妃として宮中に上がる、つまり入内するということになります。「入内」はジュダイと読みます、間違って読まないでね。)
advanced Q.1 D「この君をば、私物に思ほしかしづき給ふ」とあるが、「一の皇子」ではなく「この君」へ格別の情愛を抱いた理由を30〜35字で説明しなさい。
advanced Q.2 Gなかなかなるもの思ひとあるが、どういう気苦労か。その気苦労を、具体的に説明せよ。
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