着物の本/雑誌

着物一般を扱う本のガイドです。

女性向けの本が中心ですが男性が読んでも有益な本を集めたつもりです。
さらに詳しい着物の知識を扱った本は「もっときものを知る本」を参照ください。


着物一般を解説した総合テキスト

きものに強くなる -きものの基本と着こなし
世界文化社
「家庭画報」「きものサロン」でおなじみの世界文化社の「きものに強くなる、シリーズ」。
私はこれで学習しました。
女性向けの本は写真が多く文章が少ない印象があるのですが、これくらい厚い本ですと、必要なことはほとんど網羅しているようです。
男性でも本棚に置いておくといろいろ役にたつ教科書です。
「続・きものに強くなる」
世界文化社
「帯の常識と帯結び -きものに強くなる
世界文化社
「きものの基本
 (きもの文化検定公式教本 T)

アシェット婦人画報社
平成18年より、社団法人全日本きもの振興会が主催する「きもの文化検定」が始まりました。
昨今は、宣伝や資金集めのためになんでもかんでも「検定」を作る動きがあり、うんざりすることもあるのですが、検定を行う際に専門家、知識人や出版社が協力して「公式テキスト」が作られるのは、検定の良い副産物だと思っています。
もちろん、テキストに書いていることが金科玉条ではないわけですが、学びやすさの点で格段の進歩があるのです。
「きものの基本」は入門用の基本教科書。
「きものの楽しみ」は上級の3級、2級を目指すための教科書。
問題集も知識の確認のためにとても役に立ちます。
きものの たのしみ
(きもの文化検定公式教本II) きもの文化検定3級・2級試験公式教本

世界文化社
きもの文化検定問題集 最新版-
5・4級、3級対応

アシェット婦人画報社
「きものの基本一問一答 全日本きもの振興推薦模擬問題集
辰巳出版


着付け関連:まずは、自分で着られることから!

一人で着るデイリー着物 -基本の着付けと帯結び (別冊NHKおしゃれ工房)
日本放送出版協会
男性の場合、帯結びができれば何とか着られるのですが、女性の着付けはもう少し複雑です。同じ着物でも着付けによって表情がガラリと変わってしまうのも着つけの恐ろしいところ。
現代人は子供のころから着物を着ていたという人が皆無に近い為、誰もが「着付け」を学ばねばなりません。
そこで、考えられる選択肢としては、

@本や、ネットを見て独学で覚える。。
A家族や親せきなどに教えてもらう。
B着付け教室に通ったり、プロの着付け師に習う。

以上のことが選択肢にあげられます。
因みに私及び私の細君は@です。

最初のうちは半泣きになりながらでしたが、いったん覚えてしまえば大丈夫です。とにかく回数をこなすことですね。

ここでは、自分で着物を着ることを学ぶために有用と思われる本を紹介します。
最後の「森田空美の知的きもの新ルール」には着付けのDVDも付属しています。

着付け教室についてはこちらを参照ください。
「ひとりでも着られるはじめての着つけと帯結び  -二人で楽しむゆかたのカンタン着つけも紹介
笹島寿美
ナツメ社
「石田節子流着付けと帯結び -仮紐づかいがコツ
石田節子
世界文化社
「森田空美の知的きもの新ルール」(着付けDVD付)
森田空美

小学館


着こなし、色と柄

「森田空美の知的きもの入門」
森田空美
小学館
シックで現代的な森田空美さんの本です。
「キモノを着こなすコツ -153の質問に答える」
笹島寿美
神無書房
笹島寿美さんも着付けを教えるかたわらで、たくさんの本を書いています。
「安心の着物あわせ -もっと品よく着こなすために…」
主婦と生活社
洋服ときものはやっぱり色の感覚が違うと思います。正統派の着方をまずは学びましょう。


いわゆる、普段着派、自由派

「きものであそぼ -カジュアルに着る、粋に遊ぶ1万円でできるお洒落な着物スタイル
遠藤瓔子
築地事務所
2000年あたりから、普段着として自由にきものを着ようという趣旨の本が出版されはじめました。
女性のきものがファッションとしての多様性を取り戻しつつあるわけで、とてもよい傾向だと思います。(男性の方はまだまだです)
遠藤瓔子さんはこの種の本の草分け。
きくちいまさんは着物でくらすだけではなく、着物で出産や育児の本も書いています。
「着物がくれるとびきりの毎日」
きくちいま
リヨン社
「平成着物図鑑」
君野倫子
河出書房新社


染、織、日本の色

「産地別 すぐわかる染め・織りの見わけ方」
丸山伸彦
東京美術
わかりやすさで定評のある東京美術の「すぐわかるシリーズ」の一冊。
全国の染と織を簡潔に紹介しています。
「染と織の歴史手帖 -「きもの」と「きれ」をもっと深く知るために
吉岡幸雄
PHP研究所
吉岡幸雄さんは京都の「染司 よしおか」の代表で、染や色のついての多数の著作があります。
「日本の伝統色 -その色名と色調
長崎盛輝
青幻社
青幻社文庫は日本の意匠や工芸に関する本がたくさん入っていてとても貴重な叢書なのですが、この二冊も日本の伝統的な色、色合わせについてコンパクトにまとまっていて、本棚に常備しておきたい本です。
「かさねの色目 -平安の配彩美
長崎盛輝
青幻社


きものの雑誌

「美しいキモノ」
「きものサロン」
「和楽」 
「七緒」
「着物いろは」 現在休刊?
「kimono姫」
「京都できもの」
「大人の和生活
「助六」  現在休刊?
「サライ」
「Sakura」
「銀花」
繊研新聞社

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