ブロック塀改修 ~その8~


今回の施工例は上の画像のように基礎の表面モルタルがはがれ落ち中のコンクリートとまで風化しボロボロになってどうしても気になるとお客様からご相談がありました
何回かはがれては塗り、はがれては塗りとその場しのぎの応急処置をしてきたそうですが50年は経過している構造物なのでここで限界と判断し一旦すべて取り壊し、新しく基礎コンクリートと化粧ブロックを作り直し、フェンスは再利用してよみがえらさせました


解体してみると案の定、コンクリの強度は著しく劣化し、鉄筋はもちろん腐って意味をなしていませんでした
倒壊するのは時間の問題だったように感じました
新設した基礎は「打ちっぱなし工法」でつまりお化粧のような仕上げモルタルを表面に塗らず、型枠を外したままのコンクリートそのものを見せる仕上げを採用しました
これでモルタルがはがれる心配はなくなりました
型枠専用の塗装合板と専用の充填工具を使い表面に気泡が現れないように生コンを流し入れるかが仕上がりを左右します
つまり古い例えになりますが「餅屋の餅」、素人でもまねごとはできますが専門家にはかなわないといったところでしょうか



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