雍正帝(ようせいてい)

[中国−清]

清の第5代皇帝。康煕帝の4男であり、 宮廷の兄弟で殺しあう権力闘争の末即位した。 康煕乾隆の世という言葉に表わされるように、 在位期間の長い名君に挟まれて少々地味ではある。 しかし、彼もまた清の全盛期を築いた名君であった。 彼は生真面目な人物であり、 在位14年で死去したのも心労のせいだという説もある。 (本人ばかりではなく、 この人の部下も気が休まることは無かったであろう。合掌。)

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