弥生時代(やよいじだい)
[日本]
弥生時代はそれ以前の縄文時代と比較し、
- 農耕生活-大陸から稲作が伝来
- 弥生式土器-薄くのっぺりした土器
- 身分差のある社会-ムラの有力者が生まれる
といった所に特徴がある。
ただし、「以前の縄文時代」と書いたが、
弥生人はのっぺり顔の北方系民族で、
角顔の南方系民族である縄文人とは人種的に異なる。
また、地域差があり、九州では紀元前後に農耕が始まるが、
関東では大和朝廷成立後も、
夷と呼ばれた人々が縄文時代に近い生活を送っていた。
普通は、弥生時代は農耕が始まってから
強力な国家が形成されるad3世紀頃までを指すことが多い。
なお、この頃は金属の使用はあるものの、
まだ武器以外あまり普及していない。
見出しのページに戻る
歴史小事典+歴史世界地図に戻る