商[革央](しょうおう)

[中国−春秋・戦国時代]

法家の最初の実践者と言われる。 もとの名を公孫[革央]と言ったが、商の地を与えられ商[革央]と呼ばれた。 秦の孝公に理想的な帝道・王道を話し、 最後に本命の覇道を説いて受け入れられる。 厳格な法による政治を唱え、 農業と軍功を重視する政策で秦を戦国時代の超大国にした。 孝公の死後反対派の保守的な貴族や新王によって殺される。 しかし、秦は結局商[革央]の路線を進むことになる。

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