劉協(りゅうきょう)

[中国−後漢末]

漢の献帝。後漢最後の皇帝である。 董卓によって兄劉弁に代わって皇帝に立てられた。 しかし、後漢は既に手の施しようのない状況になっており、 董卓・李[イ寉]・郭[シ巳] ・曹操といった実力者の傀儡となる以外に道は無かった。 220年曹丕によって帝位を禅譲させられ、山陽公となり、 政治との縁が切れる。 その14年後に死去するが、 この最後の皇帝の心中はどの様であったろうか。 ちなみに生まれた年も死んだ年も諸葛孔明と同じである。

見出しのページに戻る
歴史小事典+歴史世界地図に戻る