呂尚(りょしょう)

[中国−商・周]

周の軍師。別名姜子牙とも言う。一説には羌族の出身とも言われる。 伝説では周の文王に釣りをしているときに出会い、 太公(先代)の望んだ逸材であると評され、太公望と呼ばれる。 文王次いでその子武王に軍師として仕え、 商に対する戦いで周を勝利に導く。 その後、斉(今の山東半島近辺)の地を領地としてもらい、 そこで経済の発展に尽くす。 斉の地は後に最も豊かな地方となる。

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