ピューリタン

[ヨーロッパ−近世〜]

イングランド国教会の改革を求めた一派。 その名は清純・潔白に由来するため日本では清教徒とも呼ばれる。 国教会に属しているが、改革派 (カルヴァン派) の影響を強く受けている。 世俗の権威に否定的であったため弾圧を受け、 アメリカに渡ったピルグリム=ファーザーズなど国外に逃れた者もいた。 彼らが北米では植民地の中核となった。 一方イングランド本国では清教徒革命の母体となったが、 指導者クロムウェルの死後革命は頓挫し、ピューリタンの活動も下火となった。

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