王羲之(おうぎし)

[中国−東晋]

書聖と呼ばれる書道家。 東晋の貴族の生まれで、理想が高く、 常に華北を異民族に奪われていることに悲憤慷慨していたという。 政治的には理想を実現させることは出来なかったが、 その間に数々の書を残し、後の世に伝わっている。 文章の中で文字一つ一つの書体を変えるなど、 書道ではまさに天才であった。

見出しのページに戻る
歴史小事典+歴史世界地図に戻る