室町時代(むろまちじだい)

[日本]

1338年足利尊氏が征夷大将軍となってから 1573年最後の将軍義昭が追放されるまでを指す。 最初の70年程は吉野政権との争いが続き、南北朝時代と呼ばれる。 また1467年の応仁の乱の後幕府は全国をまとめる力を失い、 各地で大名が戦いを繰り広げたので、中国に倣って戦国時代と呼ばれる。 その間の比較的平穏な時代でも、 将軍に直轄領が無いなど極端に地方分権が進んでいた。 政治的にはまとまりを欠く反面、生産力が向上し、 庶民の力が向上した時代でもあった。

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