古代エジプト(こだいエジプト)

[エジプト]

ナイル川流域の肥沃な大地で農耕が始まったのは、 紀元前5000年頃といわれる。 その後紀元前3000年頃最初の上下エジプト統一王朝 (第1王朝)が誕生した。 それ以後、肥沃なこの地でファラオと呼ばれる専制君主の下で 幾つもの強大な国家が出現した。 特に現在ピラミッドやスフィンクスと呼ばれる巨大な建造物が有名である。 幾度もの興亡を経て紀元前1500年頃からの新王国時代に栄えた後、 混乱期を経てアッシリア・ペルシア・マケドニアの支配下に入る。 マケドニアの将軍プトレマイオスの下で再び独立するが、 クレオパトラの代で滅亡、 そのファラオの絶対性の強さという特殊事情から ローマ皇帝の直轄地となり、次の時代へと移る。

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