乾隆帝(けんりゅうてい)

[中国−清]

清の第6代皇帝。康煕・雍正帝に続き清の全盛期を築いた。 彼の代に清は絶頂期を迎えたが、その晩年から徐々に衰退が始まった。 彼自身相当な教養人であり、また極めて有能な為政者であったが、 晩年は老いたのか失政が目立った。 何となくソロモン王や玄宗李隆基のようである。 こういった人も大帝国のお約束的存在なのかもしれない。

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