順治帝(じゅんちてい)

[中国−清]

清の第3代皇帝。名はフリン。 父ホンタイジが若死したため幼くして即位し、叔父ドルゴンの補佐を受ける。 ドルゴンの下で清は発展し、中華の大部分を支配下に収めるが、 順治帝が成長すると対立が目立つようになる。 ドルゴンの死後順治帝は親政を始める(うるさいのがいなくなったか?)。 しかしその政策はドルゴンのものを踏襲したものであった。 ただ、順治帝は中国文化に傾倒していたため、 いっそう騎馬民族から離れ中華的な国家に近づいた。 中華統一をほぼ完成させるが、早世する。 次の康煕帝も幼くして即位することとなった。

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