[ヨーロッパ−中世]
中世のイングランド王。
百年戦争敗北時・薔薇戦争勃発時の王である。
父の早世により0歳で即位した。
当然政務どころではなく、政務は叔父の摂政ベッドフォード公が執った。
即位当初は父のおかげでイングランドが優勢であったが、
彼が物心ついたときには敗北は確定的になっていた。
さらに彼は母方の祖父シャルル6世と同様精神を病み、
今度はイングランドで権力抗争が起こった。
結局これが内乱にまで発展し、薔薇戦争となった。
ヘンリーは政敵エドワードに敗れて幽閉され、
その後暗殺された。
父よりも長生きしたが、病によってほとんど何も出来ず
利用され続けた生涯であった。