バビロニア王国(バビロニアおうこく)
[中東−古代]
- 古バビロニア王国。セム系アムル人の築いた王国。
ハムラビ王の時全盛期を迎え、メソポタミア全域を支配した。
ハムラビ法典が有名である。
やがてヒッタイト等の周辺部族が力をつけ、滅ぼされた。
- 新バビロニア王国。
1.の滅びたおよそ1000年後アッシリア帝国の衰退期に建国された。
アッシリアの出来なかったユダヤ人の完全征服を実現し、
住民の大部分を移住させた。
この事はバビロン補囚と呼ばれ、
バビロニアのイメージを悪化させることとなった
(アッシリアに比べれば遥かに良心的なのだが)。
やがてアケメネス朝ペルシアによって滅ぼされた。
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