バビロニア王国(バビロニアおうこく)

[中東−古代]

  1. 古バビロニア王国。セム系アムル人の築いた王国。 ハムラビ王の時全盛期を迎え、メソポタミア全域を支配した。 ハムラビ法典が有名である。 やがてヒッタイト等の周辺部族が力をつけ、滅ぼされた。
  2. 新バビロニア王国。 1.の滅びたおよそ1000年後アッシリア帝国の衰退期に建国された。 アッシリアの出来なかったユダヤ人の完全征服を実現し、 住民の大部分を移住させた。 この事はバビロン補囚と呼ばれ、 バビロニアのイメージを悪化させることとなった (アッシリアに比べれば遥かに良心的なのだが)。 やがてアケメネス朝ペルシアによって滅ぼされた。

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