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唐の太宗李世民の没年です。
全世界的に新たな秩序を生み出す大国が固まりつつあります。
ビザンツ帝国 (ByzanzEmpire)
はササン朝やアヴァール人は退けましたが、新興のイスラム勢力にシリア・アフリカを奪われ、
劣勢に立たされています。
フランク王国 (FrankKingdom)
はメロヴィング王朝のもと部族を統合し、
ロンバルド王国 ( ) や
西ゴート王国 (VisiGothKingdom)
と並んでヨーロッパの強国の地位を得ています。
ビザンツの首都コンスタンチノープルに攻め込んだ
アヴァール族 (Avars)
は、攻略の失敗で勢力がやや落ち目になっています。
また、この頃後にユダヤ教への改宗というユニークな選択をする
ハザール族 (Khazars)
が、自分達の王国を建国しています。
イスラム勢力 (IslamEmpire)
は教祖ムハンマドの死後も拡大を続け、唐と並ぶ大帝国を築きつつあります。
インドでは、ヴァルダナ朝 (VardhanaDynasty)
が覇権を握っていましたが、名君ハルシャ王の死後、衰退しつつあります。
東アジアでは、唐 (Tang)
が太宗李世民の治世で大きく発展しました。
特に東突厥を滅ぼし、
西突厥 (=WesternTurkut>WesternTurkut)
も圧迫して領土を広げました。
次の高宗の代には高句麗・百済を滅ぼし、また西域に進出して大帝国に成長します。
朝鮮半島 (Korea)
新羅が唐と同盟し、高句麗・百済と対立しています。
日本 (Japan)
は大化の改新によって律令国家の体制が固まりつつあります。
この時点で朝鮮の百済の同盟していますが、後に唐・新羅に大敗し、
半島の勢力を失うことになります。
サハラ砂漠以南のアフリカでは、
キリスト教のアクスム王国 (Axum)
へは、脅威であるイスラム教が迫りつつあります。
ガーナ王国 (Ghana)
はこの時点ではサハラ貿易で繁栄していました。