※このページではHTML5を使用しています
この年はイエス=キリストが生まれた年であるため紀元0年のはずなのですが、
実際にはもう少し早く生まれていたようです。
ローマ帝国 (RomanEmpire)
は神君アウグストゥスが帝国の基盤を着々と固めています。
相棒アグリッパを失った痛手は大きいものの、
ゲルマニア (Germania)
に勢力を広げ、エルベ川まで属領にするべく行動しています
（結局は失敗するのですが）。
ダキア (Dacia)
方面は、手が回らないというのが実状です。
ローマの間接支配国であるユダヤ王国 (Juda)
ではイエスが生まれています。
が、今のところ世界はおろかユダヤ王国でも大して注目はされていません
(当然でしょう)。
パルティア (Parthia)
はアウグストゥスとアグリッパの働きにより、
ローマとは大きな衝突はありません。
カスピ海・アラル海の北に
アラン人 (奄蔡 Alan)
と呼ばれる遊牧民がおり、
康居 (Kangli)
と呼ばれる国がありますが、これらの国は記録が少なく、
詳しいことはわかっていないのが実状です。
インド (India)
では、相変わらず分裂状態が続いています。
前漢 (FormerHan) と
匈奴 (Tsongnoo)
は比較的平穏な状態ですが、
前漢はこの8年後に外戚王莽によって滅ぼされます。
よってこの時期外に目を向ける余裕は無いでしょう。
当然、西域 (WesternRegion)
もほとんど手付かずだったはずです。