2011.10.29更新

はんぐっくの部屋へようこそ


最終日昼以降を追加。これにてソウル旅行記終了!

5月7日(土)最終日。朝食は、ベストウェスタンニューソウルホテル2Fの松竹(ソンジュッ)店紹介1)(店紹介2、どちらも忠武路店の情報です)で、アワビのお粥。アワビのスライスが散らされたお粥に玉子黄身、ごま、刻み海苔が乗っている。アワビから出た出汁がよく効いていていい味出してます。もちろんアワビスライス自体も柔らかくて上品な味。付け合せはキムチ、イカ塩辛、豆もやしナムル。淡白なお粥にはいい口直し。お腹に優しく、朝食にピッタリの食事でした。

松竹画像  店内画像
日本語の説明。日本人客が多いのか?             落ち着いた朝の店内


粥画像  付け合せ画像
アワビの旨味が染み込んでる             付け合せ


食後、世界遺産の水原華城(スウォンファソン)へ(こんなとこ1)(こんなとこ2)。ソウル市内から南へ車で約1時間。広大な城を城壁に沿ってぐるりと半周。一日中いても飽きないと思われる見所満載の観光スポットであった。

城内画像  門画像
広大な城内             蒼龍門


城壁画像  月見画像
延々と続く城壁             「訪花隋柳亭」月見処


水門画像  龍車画像
「華虹門」水門             城内バス


昼は紫霞(ジャハ)店紹介)へ。高台にある一軒家風の店。座敷に上がって、出てきたのは「饅頭グック」。要するにこれは水餃子ですな。韓国にも水餃子があるのかというベタな感想。普通に美味かった。ここではマッコリを1瓶、仲良くなった他ツアー客とシェアして飲んだが美味いマッコリだった。

ジャハ画像  店画像
「じゃは そんまんどぅ」って読めるよね             小高い丘の上にある店


店内画像  饅頭グック画像
店内。家族連れが多い             饅頭グックと呼ばれるただの水餃子


カクテキ画像  マッコリ画像
付け合せのカクテキ             このマッコリは美味い


食後、昨日フリーで来たばかりだが仁寺洞を散歩。ジルシル店紹介)というお茶屋で、五味子茶(オミジャチャ)のおやつ。

店画像  店内画像
店             店内


五味子茶画像  お菓子画像
五味子茶はさっぱりしてて体にもよさそう             お菓子


仁寺洞画像  スタバ画像
仁寺洞は何度来ても飽きない             世界で唯一の現地語看板を使っているスタバ


これにてすべての行程が終了。金浦空港まで送ってもらって、現地旅行社の皆様お世話になりました。飛行機にはまだ時間があるのでブラブラしてたら、金浦空港内2Fにフードコートを発見。ここで韓国おでん2500ウォン(200円)を肴に缶ビール。韓国風おでんっておもしろい。魚のすり身でつくられたさつま揚げみたいな具、唯一それしか入ってない。日本のおでんと違う、実に単純。でも味はいい。出汁が美味い。安くて素朴ながらなかなかイケる喰い物でした。しかし、こんな安く喰えるフードコートが空港内にあるなんて、金浦ってヘンな空港!

フードコート画像  フードコート2画像
フードコートは大繁盛             空港内に映画館もあるようだ。なんて庶民的な空港!


店画像  メニュー画像
日本語だらけで実に分かりやすい             ラーメン3000ウォンも魅力的


セット画像  おでん画像
韓国海苔、沢庵付き             ほにゃほにゃでうすっぺらいさつま揚げのよう。味はいい


大韓航空で羽田へ帰還。今回の旅行は、ソウルでの美味い店が把握できたのが最大の収穫。今度はフリーで行って、今回行った店にブラリと寄ればいい訳だから。グルメ三昧で実に充実した4日間でありました。(ソウル旅行記終わり)

5月6日(金)ソウル3日目。本日は自由行動日。事前に綿密に立てた計画にそって行動開始。明洞まで歩いて、朝食をキムガネ明洞店店紹介)で、キンパッ(韓国式海苔巻き)。ここは朝早く8時から開店していて、朝食を取るサラリーマンやOLで混んでいる。いかにも街の定食屋。道路に面したガラスの前ではおばちゃんがひたすらキンパを巻いている。メニューの写真を指差しながら、キムガネキンパッ2500ウォン(200円)とモンナニキンパッ3000ウォン(280円)を注文。店名を冠した前者は当店定番メニュー。いろんな具を巻いた太巻きで、ワサビ醤油をつけていただく。日本の海苔巻きと大差ない、普通に美味い。後者は一口サイズのおにぎりに韓国海苔をまぶした、見た目モンナニ(「不細工」という意味)な喰い物。こっちは単純な構造ながら、韓国海苔の風味が香ばしく、特にゴマ油が強く効いててかなりイケます。海苔が韓国海苔というのが味の大きなポイント。タクワンとスープがいい口休め。値段もメチャメチャ安いし、軽い朝飯として丁度よかった。韓国のサラリーマン達はインスタントラーメン喰ってるヤツが多い、ラーメンも美味そうだった。

店外観画像  キンパッ画像
キム家ネ。チェーン店             日本の海苔巻きと同じ味


モンナニ画像  スープ画像
見た目ブサイクだが味は抜群             イリコ?が効いたスープ


食後まず行ったとこは、世界遺産である宗廟(チョンミョ)(こんなとこ1)(こんなとこ2)。要するに歴代王様の墓(正確には「祖先祭祀場」)。王様全員ではなく、特に功績のある王様19人だけが祀られている。ちょうどいい時間に行けば日本語ガイドが説明してくれる。入場料1000ウォン(80円)。ところで、ソウル旅行が決まってから急に、にわか韓流ドラマファンになったかみさん。とりあえず彼女がDVD借りて見てたのは「宮廷女官チャングムの誓い」(放送は2005年だってさ。古っ!)。韓国料理の知識を得たいとの単純な理由なのだが、ここ宗廟がロケ地のひとつということもあり、かみさんは「ここ、ドラマに出てきた!ドラマを見といてよかった」と感慨深げだった(そもそもドラマのオープンセットがソウル郊外にテーマパークにもなってるらしい(こんなとこ))。ドラマに出てくる第11代国王である中宗大王も第6室に祀られてますよ、とのガイドからの説明。かみさんは感激していたが、そんなに大勢の日本人がチャングム見てると韓国人(ガイド)から思われてるとしたらしゃくだなあ。

宗廟画像 ガイド時間画像 チャングム画像
宗廟入口      各国語によるガイドあり     チャングム


3本道画像  墓画像
まん中の盛り上がってる道は王様や神様の通り道なので我々は通行不可    19室。ここから漏れた王様達はかわいそう


ガイド画像  ガイド2画像
日本語ガイド。つんけんして性格悪い          この子は何語ガイドだろう?やっぱりチマチョゴリってのはいいもんだ


昼は地下鉄で明洞に戻り、福清(ポッチョン)店紹介1)(店紹介2)で、焼肉。どんなガイドブックにも出ている有名な焼肉屋。韓国では焼肉としては豚の方が一般的らしいのだが、牛だって喰いたいよー!今回のツアーには牛肉焼肉は含まれていないので自主的にここへ来た。アットホームな雰囲気の店。店員さんは皆さん日本語を話せる。牛肉盛り合せ2人前63000ウォン(5000円)を注文。焼きましょうか?と店員に聞かれたんで焼いてもらう。どんどん焼けるんで片っ端からサンチュで巻いて喰う。国産肉とのことで、美味い、美味い。ビールが進むこと!同時に頼んだチヂミはまあまあ、全州会館の方が美味かったな。とにかく本場韓国で焼肉が喰えて大満足でございました。

店画像  店内画像
裏道にあるが目立つんですぐわかる             時間が早かったんで一番乗り


あばら肉画像  盛り合せ画像
写真を撮る間もなくチャドルベギ(あばら肉)を焼き始めた        後は味付けカルビ、生カルビ、ロース、タン


並べ画像  焼けた画像
肉並べたとこ             焼けました


チヂミ画像  おまけ画像
普通に美味いチヂミ             おまけの品々


食後行ったのは、これまた世界遺産である昌徳宮(チャンドックン)(こんなとこ1)(こんなとこ2)。ソウルの超有名観光スポット。実は宗廟と昌徳宮はお隣同士。ほんとは続けて回ればいいのだが、双方の日本語ガイドの時間が合わなくて、一度飯喰いに明洞へ移動してまた戻るという変則スケジュールになってしまった。ここは約300年間朝鮮王朝の政務が行われた王の御所。庭園が美しいことで有名。12時半からの日本語ツアー(1時間コース)に合わせて入場、入場料3000ウォン(240円)。ガイドがお笑い系のノリで解説してくれて大いに笑えた。このガイドは皆様にお薦めします、昌徳宮にお出での際はでひどうぞ。

昌徳宮画像  仁政殿画像
入口             正殿である仁政殿


色合い画像  トイレ画像
いかにも韓国風な色使い             トイレ


西遊記画像  ガイド画像
屋根の上には西遊記の登場人物が             しゃべりの上手いガイド。吉本に入ってもやっていけそう


その後、仁寺洞(インサドン)に歩いて移動。伝統茶院店紹介1)(店紹介2)でティータイム。

伝統茶院画像  庭画像
入口             美しい庭園


柚子茶画像  ナツメ茶画像
私は柚子茶6000ウォン             連れはナツメ茶6000ウォン


韓菓画像  のんびり画像
韓菓4000ウォン             のんびりまったりと癒された


一度ホテルに戻る。夜はオプショナルツアーで韓定食+伝統芸能鑑賞。本当は、夕食と芸観覧のセットが1ヶ所で済む「コリアハウス」(こんなとこ)というオプショナルツアーを希望したんだが、満員ということなので断念。まず夕食で連れて行かれたのは味香(ミヒャン)@明洞店紹介1)(店紹介2)。ここで韓定食を食す。韓定食というのは韓国伝統料理のフルコース。何十種といういろいろなおかずが楽しむことができた。仁寺洞から移転したてということで店員が張り切っており、車で送り迎えしてくれたり、手鏡のお土産くれたりいろいろと一生懸命サービスしてくれて気持ちよかった。

店画像  店内画像
「福清」のすぐ近く             綺麗で落ち着いた店内


チャプチェ画像  チヂミ画像
春雨がプリプリのチャプチェ。こんな感じで次々と料理が出てくる             ミニチヂミ盛り合せ


プルコギ画像  アワビ画像
プルコギもこの店ではおしゃれ             コリコリしたアワビバター焼き


神仙炉画像  七折坂画像
神仙炉(シンソルロ)。なかなか上手い煮物             七折坂。真ん中の皮で包んで食べる


ポサム画像  小皿画像
ポッサム。サンチュはなくキムチを乗せて食べる             各種小皿


人参画像  チゲ画像
高麗人参の天ぷら。体によさそう             チゲもいい味


cass画像  手鏡画像
ビールはcass             土産にくれた手鏡。なかなかサービスがいい店


飯喰った後は、貞洞劇場で伝統芸能舞台「美笑(ミソ)」 (こんなやつ)を鑑賞。伝統芸能というよりは単なる韓国舞踊ですな、こりゃ。たいした内容ではなかった。公演終了後、出演者と記念撮影。タクシーでホテルに戻り3日目終了。

記念写真画像  チャミスル画像
出演者と記念撮影      コンビニで買ったチャミスル。Freshはおじさんの絵じゃなかったっけ?もう絵の意味が訳分からん


5月5日(木)朝食はホテルのバイキングでなく、一日三食すべてしっかりとちゃんとした飯屋に連れてってくれるという、これがこのツアーの大きな特徴。朝食を里門(イムン)店紹介1)(店紹介2、4/15に移転したばっかりですがどちらも旧店の情報)で。メニューはソルロンタン。この店は開業100年、ソルロンタン元祖の老舗ということで名店らしいです。牛骨、牛肉を何十時間も煮て白濁したスープに、茹で牛肉スライス・白飯・そうめんが入った料理。調味料は牛肉から出たエキスのみ、塩・コショウを好みでかけて食べる。刻みネギがかけ放題、これがまた薬味としてよく合う。スープが濃厚で牛骨の旨味が凝縮されている、これは非常に美味い!私はもともとこういう牛を煮込んだ味が大好き(例えば「牛骨ラーメン@香味徳」とか)。これはまさに私のツボにドンピシャ!舌休めにキムチがまたよく合うこと!コクがあるのにさっぱり、朝食にピッタリ。この料理は完璧です、参りました。ソウルに来てよかった!大々満足でした。

店画像  店内画像
引っ越したばっかで新しい             気軽に入れる大衆料理屋風


ソルロンタン画像  ネギかけ画像
濃厚な牛骨エキスの出た元祖ソルロンタン             刻みネギ入れ放題。ベストパートナーです


キムチ画像  キムチ切り画像
キムチも食べ放題なのが嬉しい             自分で切って食べる


メニュー画像  カレンダー画像
ソルロンタン7000ウォン(560円)。安!             5日は子供の日で日本と同じ。10日は釈迦誕生日


午前は、ソウルと平壌を結ぶ「京義線」に乗るローカル鉄道の旅。Digital Media City(DMC)駅からムンサン駅まで乗車。そこから北朝鮮との国境ツアー。自由の橋と鳥頭山(オドゥサン)統一展望台(こんなとこ)へ。展望台からは臨津江(イムジンガン)の向こうに北朝鮮が見えた。

DMC駅画像  ムンサン画像
DMCって、英語名の駅?             ここが韓国北の果てか


車内画像  切符画像
日本とちっとも変わらん             ICカード切符。保証金500ウォンは降車時に換金機で戻る


自由の橋画像  汽車画像
南北をつなぐ唯一の橋。途中までしか行けない             生々しい戦闘の跡


展望台画像  北朝鮮画像
板門店よりも気軽に北朝鮮を眺望できる             北側は見られてる事を意識してここに立派な建物を並べてるらしい


でソウルに戻り、昼食をウォンハルモニ本家店紹介)にてポッサム定食。茹でた(蒸した)豚肉を、ポッサムキムチ(当料理専用の浅漬かりキムチ)などと一緒に葉物野菜に巻いて食べる料理。茹で豚のさっぱりとした口当たりがヘルシー。また茹で豚の淡白な食感にあっさりキムチがピッタリとマッチ。この店もいちおう元祖らしく、今では全国チェーン展開している有名店。ここの豚肉がまたレベルが高く、三枚肉と赤身の2種類どちらも正解です。シンプルだけど美味い、奥深い喰い物でございました。私が肉好きってことが大きいのかもしれないが、当店も完全な合格点、朝に続いて大々満足でした。

店画像  店内画像
「ウォンおばあさんの店」って意味             広い店内


ポッサム画像  キムチ画像
高グレード茹で豚             ポッサムキムチと野菜


チゲ画像  おまけ画像
チゲ。淡白な茹で豚と一緒に喰うとちょうど合う            おまけの小皿たち


箸画像  大男画像
テーブル横に箸入れの引き出し。これが韓国スタイル?             なんだこの大男は?韓国ってホントに楽しい国


ところで当然だろうが、どこ行ってもキムチが出てくる。これがまた店によって全然味が違うところがおもしろい。最も多いパターンは、発酵がかなり進んでて酸っぱいヤツ。おそらく韓国ではこの味が好まれてるのだろうと推察される。我々日本人客はだいたい酸っぱいキムチは苦手。今まで食べた中で一番口に合ったのは、朝喰った「里門」。辛いだけでなく味に深みがありしかも酸っぱくない。勝手に取り放題ということもあって大量に喰ってしまった。キムチを土産に買うなら味見が絶対に必要と痛感した。

午後は、ロッテ免税店と明洞(ミョンドン)散策と東大門市場散策。明洞ではクリスピー・クリームドーナッツがおやつとして提供された。なんでこんなアメリカンなもの明洞で喰わなきゃならんのかよくわからんが。

ロッテ画像  両班画像
ロッテ免税店ってロッテデパートの9,10Fだったのか   デパート地下で両班(ヤンバン)を購入。韓国海苔の中で当銘柄が一番美味いと私は思う


明洞画像  クリスピー画像
明洞の賑わい             こんな店日本にもあるぞ




東大門画像  チマチョゴリ画像
私、東大門は初めて             周辺は衣料品屋だらけ。子供のチマチョゴリは可愛いなあ


夕食は辛氏火爐(シンシファロ)店紹介)にて、サムギョプサル。「サム」は3「ギョプ」は層「サル」は肉という意味。つまり三枚肉(バラ肉)のこと。要するに豚の三枚肉の焼肉料理。韓国といえば当然焼肉でしょう!2日目夜になって、ようやく焼肉にありつけることと合いなった。厚めにスライスした味付けしていない豚の三枚肉を網上で焼いて、あとはごま油や味噌につけたり、サンチュに巻いたりご自由にどうぞ。本場で喰う焼肉はやはり格別。この豚肉は厚みがあるのに柔らかい。たいへん美味しゅうございました。辛氏火爐というのはチェーン店で、上記紹介文は貫鉄洞店のもの。我々が行ったのは大学路店。ここは2008年オープンの新しい店、店内は少し照明を落としてジャズが流れているおしゃれな雰囲気。締めはジャンチグッス(韓国そうめん)。あっさり麺がさっぱりして肉の後にはちょうどいい。結局、朝は牛肉スープ、昼は茹で豚、そして夜は焼肉と肉尽くし。本日は大満足の1日でありました。

店画像  店内画像
店外観             ワインの似合いそうなおしゃれな店内


肉画像  焼肉画像
>肉を並べたとこ             もう食べられます


つけダレ画像  サンチュ画像
つけダレ             青唐辛子と一緒に喰うのも可


そうめん画像  OB画像
あっさりそうめんがいい口直し             OBビール


夜はオプショナルツアーで垢すりに初挑戦、「明洞瑞草火汗蒸幕」(店紹介)へ。明洞のど真ん中にあるビルの3階。まず火汗蒸幕と呼ばれるサウナに入って汗かいて垢が出易くする。中はものすごい高温、クラクラして倒れそう。5分も入ってられない。休み休み何回かに分けて入る。垢すりしてくれるのは残念ながら男。そういう店(?)ではないのでしょうがない。小汚いジジイ(私)が一糸まとわぬ素っ裸で台上に寝そべって垢すりを受ける姿って、傍から見たら非常にマヌケだろうと思う。私は垢すり初体験なんで大量の垢が出た。その後別室で若い女性からのマッサージを受けた。ただしその室内はガウン着用。またもや残念!完璧なほど健全な店である。でも垢を出したからなんだというんだろう、実際は痛いだけで全然気持ちよくなかった。私は垢すりはもう二度と御免だな。肉三昧だった2日目もこれにて終了。

TV画像  TV画像
むこうのTVに出てくる子はみんな同じような顔で、私にはKARAか少女時代にしか見えない


(2日目終わり)

2011年5月4日(水)連休を利用してかみさんとソウルツアー。かみさんは韓国は初、私は3回目。日本旅行主催の「観る!味る!ソウル4日間」、HISとかと比べると比較にならないぐらい高いが、毎日朝昼晩、豪華食事7食付きの喰い道楽にとってはたまらない企画。出発は羽田。亀戸から浜松町経由モノレールで家からは1時間強、我が家からは成田より近くて便利。この新しい国際線ターミナルには初めて来たが、新しくて綺麗。エスカレータで上階に登るとそこはこれまで何度もテレビで紹介されてた店舗街、まだ早朝で営業してる店はわずかだった。

羽田画像  コーヒー店画像
写真では雄大さが伝わらず残念             レストラン街のコーヒー店で一服。朝のグラスワインを飲んだ


便は大韓航空、9:15発のKE2712。機内でチキン弁当が機内食として提供された。飛行機降りたらすぐ飯が待っているんだが、出されたものは喰うという悲しい性で、しっかり喰ってしまった。ソウルなんてホントに近い、缶ビール飲んでたら2時間であっという間に金浦空港へ。日本人客2組4人と合流。さっそく昼飯として連れて行かれたのは全州会館店紹介)。元祖石焼ビビンバの店として有名な「全州中央会館(本店:明洞)」(店紹介1)(店紹介2)の北倉洞支店。熱々の石の器に十種類以上の具が乗っかって彩り鮮やか。ぐじゃぐじゃに混ぜて、オコゲも一緒にどうぞ。この日本人にも馴染みの深い韓国を代表する喰い物であるビビンバ、でも本当に美味いビビンバってなかなかないが、このビビンバは美味い!味付けが違う感じ。混ぜてもごはんがペチャっとならないとこがまたいい。さすが元祖!当店はチヂミも美味いとの現地ガイドからの情報を元に、これも別途注文。13000ウォン。チヂミも美味いですねえ、日本で喰うやつとは全然違う。イカや海老など具沢山で外はパリッ、中はフワッ。最初からアタリの店で幸先がいい、今後の食事が楽しみ。

店外観画像  店内画像
店外観             店内。気軽な大衆料理屋


ビビンバ画像  チヂミ画像
見た目が美しい元祖ビビンバ             海鮮チヂミ


おまけ画像  ビール画像
サービスのキムチ他。おかわり自由             hite beer

午後は、景福宮(キョンボックン)内を見学。ソウル五大宮のひとつ。非常に大きな宮殿で見応えがあった(食事以外は雑な説明ですみません)。(こんなとこ1)(こんなとこ2)。北裏口から出るとそこは大統領の住居である青瓦台(せいがだい)。記念写真の後、南大門市場へ。連れの客が眼鏡を作りたいと言い出し、ガイドに「チンヤンメガネ」を紹介される。かみさんも、安いんなら私もと、眼鏡作りに付き合う。30分で完成、35万ウォン。確かに安いかもしれんができた眼鏡はチャチですぐ壊れそう。私は韓国なんて信用しない、日本製でいいや。市場内を散歩。新羅(シーラ)免税店へも連れて行かれた。

景福宮画像  2ショット画像
景福宮正門を裏から見たとこ             守門将と2ショット


青瓦台画像  居酒屋画像
この程度の警備で大丈夫か?             車から見えた「居酒屋さちこ」。なかなかシュールそうな店


南大門画像  眼鏡屋画像
雑然とした南大門光景。道路上でも商売してる             眼鏡屋。店員が調子よくて全く信用できん


龍のヒゲ画像  ホットク画像
南大門でのおやつ(1)龍のヒゲ             おやつ(2)ホットク


夜は土俗村店紹介1)(店紹介2)で参鶏湯(サムゲタン)。ここはサムゲタン専門店として超有名店とのこと。韓国伝統家屋風の店内。食前酒として人参酒が振る舞われた後、メインディッシュの参鶏湯が登場。鶏が丸ごと1羽、豪快にドカンと鎮座。高麗人参とか栗、なつめなどいろんな具が鶏の中に入ってる、見た目はまさに究極の参鶏湯!持ち上げるとホロホロと崩れ落ちそうな柔らかい鶏肉に、鶏肉エキスたっぷりの白濁した濃厚なスープの組み合わせ。骨をどけながら食べ進む。鶏肉を煮込んだだけで味付けは特にしていないので、足りない分は塩、コショウで味付けしろと言われた。栄養満点とは思うが確かに味は弱い。塩コショウをかけたが味気がないなあ(今思えばもっと大量にかければよかった)。本場の参鶏湯は素朴な喰い物のようである。私としては小骨が多くて食べるのが面倒くさいのと、量が多過ぎるのとで完食はできなかった。初めて参鶏湯なるものをまともに喰ったがこんなもんなのか?逆にかみさんには好評で、美味い美味いと絶賛しながらペロリと完食してしまった。

土俗村画像  参鶏湯画像
店外観             本格的な本場参鶏湯


その後、ソウルタワーに連れて行かれ夜景を鑑賞した。展望台は日本人だらけで大混雑。なんだこりゃ?ここは日本か?

ソウルタワー画像  トイレ画像
夜のソウルタワー             去年も撮影したがタワー内ガラス張りトイレ。地上に放尿するような感覚の開放感


ホテルは明洞近くのPJ(旧豊田(プンジョン)ホテル)。部屋は座敷もあって広くて快適。バスタブ付きで、シャワーのみだったibisとは雲泥の差。とりあえず1日目終了。

PJ画像  PJ2画像
5つ星のホテルPJ             室内の座敷


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