今回は古鉢・旧作・新作、混ざって６点です。

　　４１−１は、尾張には珍しく、胴に複雑な線の縁取りがあり、その中に染付で千鳥が描かれています。　　　　　尾張らしい重厚な作りと、繊細な筆使いが調和した魅力的な鉢です。
　　　　　惜しむらくは鍔に窯の天井から落ちた土くれが付いたことですが、没にされずに伝承されたのは、　　　　　これもよしとする鉢好きの心意気を感じます。

　　４１−３も同様に避けがたい難点、鉄粉があります。
　　　　　鉄は地球上いたるところにあるもので、微細な鉄粉（釉薬に熔けこんで広がる）が粘土中に混ざる　　　　　のを完全に避けることはできません。
　　　　　この器を本来の用途で生かしてくださる方を待って、敢えて載せました。

　（価格は全て税込です）

　　（サイズ　単位Ｃｍ　口径×高さ　多角形鉢の口径は対角線のサイズです）

　　　全て一品物です。
　　　売切れ後の追加注文に応じられない物もあります。
　　ご了承下さい。