お見送り
これは、どちらかというと「北海道1977〜1980」の範疇に入るんでしょうが…。(^^;
鉄道写真というより旅写真です。
学生時代、休みのたびに北海道を訪れていた頃。
中学高校時代の蒸機撮影行の頃と違って、バイトで稼いだお金で出かけられるようになったせいか、さすがに夜行列車での連泊や駅での寝泊りというのは回数が減っていました。それでも宿泊は安いユースホステル。
最初のうちはただ「安いから」という理由だけで泊っていたのですが、次第に回数を重ねるにつれ、YH独特の出会い、楽しさというものに引かれて、YH宿泊そのものが楽しみで旅をするようにもなっていました。当時から「酒が飲めない」とか「消灯時間が決められてる」とか文句を言う人も多かったですが(でも実際には、夜通しお酒飲めるYHもあったんですよ…ナイショでしたけど)、それを割り引いても、旅する仲間と出会って屈託なく話をし、翌日には意気投合して同じ方向に…という楽しさは何者にも替えがたいものでした。
これは帯広YHの夏の朝。
広尾線の朝の列車で出発していく仲間を皆で見送るシーン。
帯広YHも、面白いところでしたねぇ。
「ウルトラじゃんけん」「ウルトラセブン踊り(罰ゲーム)」…。
今でも体が覚えてたりして。(^^;
写真は色褪せてますが、想い出は決して褪せることのない…過ぎ去りし青春の一コマです。
(1978年8月 帯広駅付近)