SL冬の湿原号
〜 鶴の国の煙 〜
私がタンチョウを撮り始めるきっかけとなったのは、この「冬の湿原号」の撮影でした。
走り始めて17年。すっかり冬の道東の風物詩として定着しましたが、
JR北海道の経営危機の影響を受けて2台あったSLのうち1台が他社に貸与(実質譲渡)され、
現在はC11171号機のみによる運行で予備の機関車がいません。
蒸気機関車というのは動かさなければダメになってしまう機械であるだけに、
年一回の冬場だけでなく、他の季節にも定期的に無理のない運行スケジュールを組めたらよいのですが…。