涼を納めて

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9月2日(土) 曇りときどき晴れ 
今年の夏はどこに行ってしまったのでしょう?
確か当初は「今年は酷暑」という予想でしたが。確かに7月にはそれこそ酷暑と言っていい暑い日が続きました。体力自慢のこの私が熱中症になったくらいですから。(^^;
でも8月に入って様相は一変。雨の日が続いて陽射しがほとんどなく「真夏」とは言い難い日が続きましたね。あまりの日照不足で野菜の値段が高騰するほどの異常な夏。
暑すぎるのも困りますがこういうお天気もちょっとね…。
8月末になってやや暑い日が戻ったと思ったのも束の間、月が替わるとまた曇り空。
今日はビール列車の予約を入れてある日です。
心配していた台風はどうやら東に逸れてくれましたが、今日の予想最高気温は28℃。普段だったら「涼しくていい」という言葉が出るところでしょうがビール列車に乗るならもうちょっと暑い方がよかったような。(^^;
TAKAさん、カモさんと連れ立って立った金谷の駅。
4カ月ぶりです。実は7月末に川根に来る予定を立てていたのですが、その直前に熱中症でダウン。元々は低血圧気味の私が206まで血圧が上がってしまうという異常事態。あの時はマジで死ぬかと思いましたよ…もう若くないなぁということをつくづく実感いたしました。
今日の5レは南海。
今日は1003レの「トーマス」と101レの二往復。
ビール列車に乗車するためには102レに乗って新金谷に戻ってこなくてはなりません。さてどこに行くか…。カモさんとTAKAさんはトーマスの撮影は初めてだというので最初は接近戦のほうがいいですかね。地名か田野口かはたまた徳山か、ちょっと迷ったのですがアングルの選択肢が多そうな地名へ。
夏休みが終わったばかりの最初の週末ということでちょっと人出は落ち着いているかなと思ったのですが、5レ、けっこうお客さんが乗ってきました。トーマス乗車で早めに着いた人たちですね。新金谷でかなりの乗客が下車。車内は6割程度の乗車率に。
トーマスが走り始めて今年で4年目。当初3年間と言われたライセンス契約を更新。おそらく来年以降もずっと走り続けてくれることでしょう。一時存続の危機に立たされた大井川鐡道にとってまさに救世主となったトーマス。それをよく言う人も悪う言う人もいるけれど、少なくとも根強いトーマス人気が続いていることは事実。
「蒸気機関車の保存運転はオリジナルでなければ」というSL原理主義者過激派(別名「カマス」といいます。鉄道趣味界の「IS」みたいな人たちですね〜)も多いけれど、私はこういう形での保存運転、あってもいいと思います。かつての豊肥本線「あそBOY」がそうだったように。
どんなにオリジナルにこだわろうが存続できなかったら意味はないんですから。かつての「C62ニセコ」の例を出すまでもなく…。
地名に着いた時はまだ青い空がのぞいていました。でも雲が多い。川根本町は一日中晴れの予報だったはずですが…。南と北に厚い雲。どうも天気予報通りにはなりそうもありません。
下泉で交換してきた6レを駅の横から。
駅のはずれには夏の名残。百合の白い花が。以前は沿線各所で見られた山百合、最近は数を減らしているようです。
トーマス運転日には臨時急行3801レ・3802レが運転されます。以前とは違い電車急行料金は必要なく、運賃だけで乗車できます。
今日は近鉄吉野が急行運用に入っています。「急行」のヘッドサインをつけた近鉄吉野の3801レを地名坂の登り詰で。
夏らしい絵にしたかったんですが、ちょうど通過直前になって日が陰り印象はいまひとつ。夏草の雰囲気をもっと出したかったんですけどね。
1003レもここで撮ろうかとも思ったんですがちょっと機関車が窮屈になるので今回はパス。トーマスでなければここでもいいんですけどね。
北側の小トンネルをモチーフにすることに。
1003レは地名で8レと交換となります。通過時刻にはまた日が差し込んできました。この時はけっこう気温も上がっていてさすがに煙はほとんどなし。(^^;
トンネルでいったん暗くなったトーマスの顏が再び白く浮かび上がる。ちょっとコワイ感じもあったりして。(^^;
そういえば、トーマスのこの立体造形、「コワイ」っていう人もいますね。間近に見るとデカイからなおさら。もっともそう言っているのは大人だけで子供たちにとってはそんなことはないのでしょうが。
次の7レで北に移動します。昨年からさっきの8レのスジができたおかげで笹間渡以南で撮った場合は101レを南に下がって撮るという選択肢もできました。しかしここ地名以北で1003レを撮った場合は場所を変えるなら北上するしかありません。
7レが来ました。この構内警報器はいまだに電鈴式ですが、いつ新型に換装されてしまうかわかりません。昔ながらの姿で残っているのはここ地名と駿河徳山のみ。今のうちに音声入りの動画で撮っておいた方がいいかもしれませんね…。
田野口へ。着いた頃には空は一面暑い雲に覆われ、今にも雨が降りそうな雰囲気。さっきの地名からは想像もできないほどあたりは暗くなってしまっていました。何だったんだ今朝の天気予報は…。
駅ホームのはずれにはコスモスは数輪花をつけていました。それをめざとく見つけたチョウがさっそく蜜を吸いに。
ツマグロヒョウモンですね。
昔はこのチョウは関西から西でしか見られなかったと記憶してますが、温暖化の影響でしょうかね…最近では関東でも普通に見かけます。会津で見たという写真仲間もいましたね。
すぐ隣に咲いていたヒマワリに飛び移って。
101レはC11190。
結局このヒマワリをモチーフに撮ることにしたのですが通過直前にまた一段とあたりが暗くなって、なんとも冴えないカットになってしまいました。
駿河徳山で101レと交換してやってきたのも近鉄吉野。さきほどのチョウは電車の到着などどこ吹く風。一心不乱にヒマワリの蜜を吸ってます。
後続の9レで千頭へ。
駅構内はトーマス・フェアを見に行く親子連れで賑やかでした。夏休みが終わったばかりとは思えないほど。
102レのSL急行券を窓口で購入してから駅南側の定番ポイントへ。1004レトーマスの発車を狙います。
まずは露払いの電車急行3802レを撮影。ここは千頭発車を撮るには本当にお手軽でいい場所ですね。
3802レが出て行くと、トーマス・フェア会場にいたC11227=トーマスが1番線に転線するためやってきます。
3802レの発車が14:00、1004レの発車が14:10。わずか10分間しか余裕がありません。ちょっと忙しい感じがあります。
この時、トーマスの目玉はやや左を向いています。ご存知の通りこの目玉は動くのですがトーマス・フェアの会場にいるときは横のパーシーやヒロを見るように動かしているようで。会場を出てくる直前はパーシーの方を向いていたんでしょうね。
1004レ発車。今度はトーマスの目は正面を向いてます。
駅に戻ります。
102レで指定された号車は最後尾の7号車。今日はオハフ33215です。あれ?この客車ってビール列車で使うんじゃ…?
すぐ後ろが補機のE101で先頭の190の息吹は聞こえないけど、この客車ならいいなぁ。
新金谷まで1時間ちょっと。夜へのウォーミングアップ?に各自缶ビールを買い込んで乗り込みました。(^^;
新金谷に着くとビール列車6001レまで2時間ほどあります。
まずは転車台に行ってC11190の転向風景をスナップ。
こういう写真は人をモチーフにしてナンボ、と昔から私は思っているんですが、最近人物入れ写真は難しくなりましたね。肖像権の問題があるからお顏の入る近景では撮れない。以前はそんなこと全然気にしないでバシバシ撮ってたものですけどね。まあそれをクリアして撮るのがウデなんでしょうが…。
そう考えると動物写真はその点だけはらくだなぁ。もっとも最近は町中で猫撮っていてもそれが飼い猫だったりすると「ウチの猫勝手に撮らないでください」と言われることもある、というハナシをある猫写真仲間から聞きました。ホンマかいな〜。(-_-;)
スナップを終えてプラザロコに入って出発までしばし休憩。なにげなく駅の方を見ていると、E101がオハフ33215を1両だけ牽いて転線中。
なるほど、あのままビール列車の先頭に着けるんだ。
さっき102に乗りながら「今日のビール列車の先頭は215以外の客車が入るのかな、とも考えたんですが杞憂に過ぎなかったようで。(^^;
無事連結が終わって6001レの列車組成が完了。
しばらくするとKzさんが合流。受付を済ませ、ホームに入ります。夕方になって日差しも戻って来たんですが、気温もいくらか下がってきていてビール列車に乗るにはいくらか涼しいかな、と。(^^;
でもまあ、ノンベは暑い寒い関係ないですけどね♪
私たちの座席は3両連なったお座敷車の先頭。102レで飲んだビールはもうすっかり抜けてしまっているので喉が鳴ってます。(^^;
さあ、乗りましょう、飲みましょう〜♪
この後はヤボな文章付け加えても興を殺ぐのでしばらく写真だけでどうぞ。
千頭に着いた頃にはもうとっぷり日が暮れて。折り返しまでしばし夜風に当たりに外に出ます。
トイレに寄るついでに、昼間賑わっていたトーマスフェア会場へ。さすがに夜は入場制限をしていないみたいで。まあ、観光客もみんな引き上げた後でしかも構内灯だけで真っ暗ですから入る人もほとんどいないんですけどね。
構内灯の灯りにかすかに浮かぶ「ヒロ」の顏。
こうやってみるとけっこうコワかったです。(^^;
ほろ酔い気分でやってきた人がみんな「コワイ〜♪」とか言いながら笑って写真撮ってましたが。
折り返し6002レと列車番号の変わったビール列車は千頭を後に新金谷に向けて発車。
それにしても…飲みましたね〜。
いつも思うんだけど、ビールってなんであんなにお腹に入るんだろう?同じ液体でももしただの水だったらあんなに量飲めないと思うんですけどね。ナゾだ。(^^;
帰りは途中からオハフ33215に移動して思い切り窓を開け放ち、夜汽車気分を満喫しながら。やはりこれが大井川のビール列車の醍醐味ですよね。
新金谷に着いた頃はさすがにちょっと足元が…。(^^;
ちなみに私、尿酸値が高いんで主治医から「プリン体、特にビールは控えるように」と言われているんですが、まあ今日一日は大目に見てもらうということで。
今夜の宿は藤枝。
明日は急行3801レで上がればいいからちょっと朝寝坊できますね。