Northern White 〜北の絵日記〜

 
 2月1日(火) 快晴 
 
昨日の朝よりも20分遅く音羽橋へ。気温-21.5℃。昨日の朝よりは高いですけど…。

やっぱり寒い…。(^^;
まるで凍り付くような朝日が。

気嵐は今日もすごいです。風はきのうほどないのですが、そのせいか却って晴れる時間が短い。合間を見てシャッター切るような状態。

なぜか昨日は左岸側に集まっていたタンチョウたちでしたが、今日はゾロゾロと右岸側に歩いていく連中が多かったような。

あるいは昨日はあの気嵐で見えていなかっただけかな。右岸側ほとんど見えなかったですものね。

この後気嵐が濃くなってほとんどホワイトアウト状態に。(^^;
やっぱりもうちょっと気温が高めの方がいいのかな。ま、今朝はこんなところで。
宿に戻って朝食。
NORIさんは今日の昼便で帰京なので、これから荷造りとチェックアウト。私はサンクチュアリへ。
来月の再会を約して別れました。

今日も寒かったせいで飛んでくるのはけっこう大きな編隊が多かった。でも足曲げは昨日ほど多くなかったような…。

それにしても、なんで後から飛んでくる連中は他のツルがいる場所の近くに下りたがるんでしょうね。(^^;
その都度ケンカが起こったりするんですが。もっと空いてる場所あるんですけどねぇ。謎です。

ちょっと流し撮りで遊んでみました。(^^;
ランディングの時は滑空することが多くて胴体の上下動がないので飛び立ちの時より流し撮りには楽です。

さて、見ていてちょっと面白かったのはこの番。

片方が踊りたくて一生懸命モーションをかけているんですが…。

相方はイマイチ乗り気でないようで知らん顔。(^^;

夫婦でもこういう時ってありますよね、人間でも。

これ以上無視すると夫婦ゲンカに発展する?ので相方も渋々踊り出したようですけど。(^^;

この日はコンビニでおにぎり買ってサンクで昼食を取りました、気温こそ低かったですけど風がなくて体感的には暖かかったですから。雪の輻射熱がすごいんですよね。
気を付けないと思い切り顔が焼けます。日焼け止めは必須。
タンチョウたちもノンビリマッタリ。

やがて午後の給餌の時間。

ゴハン食べた後はけっこう皆ハシャギ出します。(^^;
特に幼鳥は…。(^^;

もう体格は親鳥と変わりません。あとひと月ちょっとで子別れの時が来ますが…そのことを彼らはまだ知らない。
突然、北側の林のほうで数羽のタンチョウが鋭い声で警戒発声。
するとあちこちからワラワラと皆集まってきます。どうやらキツネでもいたようで…。

これだけ集まってくると威圧感ありますよね。ほとんど「数の暴力」の世界。(^^;
キツネはほうほうの体で逃げていったようです。

陽が傾いてきました。さて、今日は菊池さんのところに行きましょうか。
十三号線を歩いていると、早くも塒帰りの一団が。
やっぱり今日も皆「早退」するみたいだね。(^^;
寒いものなぁ。
あ〜、私もサラリーマン時代「今日は寒いから早く帰ります」って言ってみたかった。(即クビだろ!)

太陽はあんな高い位置にあるんですが…タンチョウたちは次々と上空を飛んでいきます。

まだ空には色もつかない時間です。もっと落ちてればもうちょっと赤くなるんだけどね。それに今日は雲がないから…焼けないしね。

Mさんたちはスマホでサンクチュアリのライブカメラを見ているんですが、サンクに残っているツルの数がどんどん減っていく。
「今、上に12羽、下に20羽〜」
え〜!もう30羽ちょっとしかいないの??。
しばらくするとまたひと編隊。
これは東側を飛んできた。羽に夕陽を受けて。

朝のアオテンとは違って、どことなく陰影を宿したこの風情もいいんだけど…。

でももうちょっと遅く飛んできてくれればなぁ。(^^;
最後の編隊。
夕陽が落ちかかるところに飛んできた。先頭の一羽は羽上がってるけど、あとは全部滑空状態。

本当なら陽が沈んだ後の余韻の色がいいんですけどね。ま、明日、明日。(^^;

明日も快晴の予報。気温はいくらか今日よりも上がるようです。
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