◇このＨＰについて
  このホームページは東京電力福島第一原発事故を目の当たりにし、何かしなければと考えた一個人が開いているものです。
  ３・１１以降さまざまな脱原発関連のイベントにでかけていき、またときにはイベントの作り手も経験しました。
  参加者としての立場にたっている時は、「イベント等の情報がなかなか得にくい」と思いました。またイベントを担う立場になったときは、スタッフが仕事も家事も、ときには介護もしながら活動に参加していて、本当に大変なのだということが分かりました。
 それで、脱原発社会の思いを抱く誰もが、講演会・映画会・デモ・裁判傍聴・原告募集・署名・パブコメ・書籍などの情報を得ることができる「情報誌」のようなものがあれば、参加者とイベントや裁判や署名活動を担っている人たちを結ぶことができるかもしれない、と考えました。
  「街へ！」欄の掲載記事は主催関係者の了承を得て掲載したものです。
  なるべく札幌以外の地域のイベント等も掲載したいと考えています。
  署名活動のお知らせや原告募集情報、パブコメ情報、電力会社や政府機関、政党や議員の連絡先も載せました。活用してくだされば嬉しいです。
  なお、申し訳ありませんがこのホームページには投稿欄やメールアドレスがありません。情報収集と編集の作業で手がいっぱいで、投稿を管理する能力も、メールを読んで返信する時間と体力も、私にはないと考えたからです。
  また「街へ！」欄に掲載されたイベント等が突然中止になった場合、中止の情報掲載が間に合わない場合があります。ご不安な場合は主催者にお問い合わせください。
  見る人が増えていかなければ、このＨＰもあまり意味がありません。お知り合いの方にこのＨＰの存在を知らせていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。（開設者・井上）
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  ２０１５年１２月２５日金曜日、原子力規制委員会が、泊原発の基準地震動を確定しました。
  先行して審査が進んだ原発では、基準地震動確定から設置変更許可まで川内1号機が6か月、高浜３・４号機は9か月、伊方3号機は7か月でした。そして川内と伊方では設置変更許可が出て3か月以内に「地元合意」が出されました。
  つまり、泊3号機の審査が先行原発と同じように進んでいたら、２０１６年の夏には「設置変更許可」が出されて「地元合意」が問われていたことになります。
  さいわい現在、泊原発の審査は足踏み状態にあるようです。
  斉藤海三郎さんや小野有五さんら｢行動する市民科学者の会･北海道｣の活動の成果や、大津地裁による高浜原発運転差し止め仮処分決定の衝撃、北電の仕事の進め方や、九州大地震の影響、それに規制委が泊原発より柏崎・刈羽原発などの審査を優先しているためもあるでしょう。
  川内や高浜、伊方の場合より、私たちには少しだけ猶予の時間があります。だとしたら、「事前合意」を止めるために、私たちは今、何をするべきでしょう。

(２０1７年１月３日、開設者・井上）
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