<岩内>
添田孝史氏講演会
講師 添田 孝史(そえだ たかし)さん 
1964年生まれ.大阪大学大学院基礎工学研究科修士課程修了.サイエンスライター.1990年朝日新聞社入社、大津支局、学研都市支局を経て、大阪本社科学部、東京本社科学部などで科学・医療分野を担当.2011年に退社、以降フリーランス.1997年から原発と地震についての取材を続け、東電福島原発事故の国会事故調査委員会では協力調査員として津波分野の調査を担当した。著書に「原発と大津波 警告を葬った人々」「東電原発裁判―福島原発事故の責任を問う」(ともに岩波新書)がある。

と き:2018年2月23日(金)18:30~(開場18:00)
ところ:岩内地方文化センタ― 岩内町万代51-7
資料代:500円
主 催: 後志・原発とエネルギーを考える会

◇2011年3月11日に起きた東京電力福島第一原発の事故から7年を経ようとしています。事故は風化されたがごとく人々の記憶から忘れ去られようとしている感があります。事故後、国会、政府、東電、民間の調査委員会が原因究明に当たりました。添田孝史さんは憲政史上初の試みとなる国会における第三者機関による事故調査を行った「国会事故調査委員会」において協力調査員として参加しております。
 添田さんは著書で「東電福島原発事故の後もしばらくは、エネルギー政策を急転換させることによる弊害や、原発に依存してきた立地自治体の経済状態を鑑みて、――相対的にリスクの小さい原発を少数再稼働させるとこはやむを得ないのではないかと考えていた。しかし規制当局やや東電の実態を知るにつれ、彼らに原発の運転をまかせるのは、とても怖いことを実感した。――経済優先のため再稼働を主張し、科学者の懸念を無視して「リスクは低い」と強弁する電力会社や規制当局の姿は、事故後も変わっていない。防潮堤をかさ上げすれば済む話ではないのだ」と述べております。
現在の福島第一原発の状況について講演をしていただきます。




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