『PHYSICAL GRAFFITI』 LED ZEPPELIN (1975)
(DISK ONE)
1.CUSTARD PIE
2.THE ROVER
3.IN MY TIME OF DYING
4.HOUSES OF THE HOLY
5.TRAMPLED UNDER FOOT
6.KASHMIR
(DISK TWO)
1.IN THE LIGHT
2.BORN-YR-AUR
3.DOWN BY THE SEASIDE
4.TEN YEARS GONE
5.NIGHT FLIGHT
6.THE WANTON SONG
7.BOOGIE WITH STU
8.BLACK COUNTRY WOMAN
9.SICK AGAIN
前作から2年振りの75/2にリリースされた2枚組のスタジオ盤です。
本作用に録音された曲も有れば、過去に録音されたまま発表されずにいた曲も有りと、録音時期は多岐に渡ってます。
その辺にも焦点を当てて聴いてみましょう。
1は74年の録音。つまり本作用に作られた曲です。
ジョンジーのクラヴィネットが特徴的に響いてます。
曲的には「DANCYING 〜」風と言うか、リフ中心ですな。
1曲目にしては地味な曲調。Gソロは良い感じです♪
2は72年。前作制作時です。リフが実に印象的ね♪
サビもナイス♪ゾクゾクする程にメロディアスです♪
Gソロも同様。さすがジミーって感じのGソロです♪
なんとも不思議な魅力を持った曲ですな。超最高っ!
3は74年。ジミーのスライドギターがメインです。
巨大なドラムサウンドが極めて強力!圧倒されます。
リズムチェンジ後のボンゾも凄しっ!完璧でしょう。
Gソロはウーン。この曲はなんたってボンゾですよ♪
4は72年。雰囲気明るし。前作も明るかったしな。
Gの音が特徴的。リフは多少1に近い感じですかね。
少しずつ変わるアレンジが面白し。それぐらいかな。
5は74年。1同様、クラヴィネットが特徴的です。
微妙にファンクしてますが、基本はハードロック調。
プラントの歌がカッコ良しっ!ガッツ入ってますね。
Keyソロは良く解らないな。つかちょっと長過ぎ。
6も74年。あまりにも特徴的なアレンジでしょう。
上昇するリフ、クラシカルな音色、凄いセンスです。
重厚なリズムはバンドの大きさそのものと言えます。
個人的には5同様、ちょっと長過ぎ。結構疲れます。
ではCD2へ。1は74年。イントロの幻想的な音は
インドの「シェーナイ」という楽器を使ってるそう。
歌の後の展開が良い感じ♪光が見えてくるみたいね。
全体的にはコレもやや眠い。実験色が強過ぎる感じ。
2は初期のライブから演奏されていたジミーのソロ。
録音も70年です。最も古い、3rd制作時ですね。
短い曲ですが、とってもメロディアス♪実に美しき♪
アコースティックの名手、ジミーの魅力全開です♪♪
3は71年。4th制作時です。マッタリしてます。
開放感が実にナイス♪こんな曲も作ってたんですな。
途中のリズムチェンジはウーン、無くても良かった。
それを除けば完璧です。コレは良い意味で眠くなる♪
4は74年。バラード系です。実に感傷的な始まり。
序盤の雰囲気からして最高っ♪劇的な展開もナイス♪
Gソロが又、良いんだよなあ。あまりにも心地良し♪
その後の展開もナイス♪ホント、良い曲作りますな♪
5は71年。再スタートって感じの曲調が良い感じ♪
なんかワクワクしますね♪ポップな歌メロもナイス♪
プラントはジャニスしてますね。成りきってますな。
曲自体の完成度も高し!一気に終盤モード突入です♪
6は74年。ハードナンバーです。待ってましたっ!
リフが超カッコ良し!ボンゾのDも実にスリリング!
プラントもカッコ良いね♪歌の後の展開も超ナイス♪
Gソロも嬉しい程にメロディアス♪完璧っ!最高!!
7は71年。一転して楽しいアコースティックです♪
ピアノはイアン・スチュワート。「ROCK AND ROLL」の人です。
肩の力が抜けますね♪歌も楽器もメロディアスです♪
4th制作時ってアイディア一杯だったんですなあ。
8は72年。コレはマッタリ系のアコースティック。
途中からハードに展開。3rd収録曲に近い感じね。
前作には「THE CRUNGE」よか、コレを入れて欲しかったな。
「THE CRUNGE」も、ココの方が面白かった気がするんです。
最後の9は74年。王道系のヘヴィーチューンです。
気持ち2に近い曲調ですな。サビ部分がナイスです♪
アルバムラストに相応しい雰囲気も持ってましょう。
繰り返し聴きたくなる気もするしね♪さあリピート♪
(2010/5/19)