『5150』 VAN HALEN (1986)
1.GOOD ENOUGH
2.WHY CAN'T THIS BE LOVE
3.GET UP
4.DREAMS
5.SUMMER NIGHTS
6.BEST OF BOTH WORLDS
7.LOVE WALKS IN
8."5150"
9.INSIDE
元モントローズ!ソロでもアメリカでは大人気だった
サミー・ヘイガーがデイヴと交代っ!大事件でした。
以下がVAN HALEN加入までの、サミーの経歴。
MONTROSE
『MONTROSE』 ('73)
『PAPER MONEY』 ('74)
SOLO
『NINE ON A TEN SCALE』 ('76)
『SAMMY HAGAR』 ('77) =GOLD
『MUSICAL CHAIRS』 ('77)
『STREET MACHINE』 ('79)
『DANGER ZONE』 ('80)
『STANDING HAMPTON』 ('81) =PLATINUM
『THREE LOCK BOX』 ('82) =GOLD
『VOA』 ('84) =PLATINUM
日本では無名でしたが、アメリカではアリーナ系でした。
日本では84年に、ニール・ショーンを含めた4人で製作
した『HSAS』が話題に成った程度。基本、無名です。
サミーのVOICEから始まる1は、軽快な
ROCK ’N’ ROLL。サミーのハイトーンが
実に新鮮です。前作とは別のバンドですな。
サビはイマイチ。サミーが作ったのかもね。
エディはいつものエディ。変わってません。
2は全米3位を記録した、大ヒット曲です。
イントロにワクワクしますね♪シンセ主体の
曲作りは明らかに「JUMP」の延長かと。
こっちも歌メロがナイス。サビも良いです。
Gソロはカッコ良くキメて欲しかったなー。
3は豪快なハードドライヴィングチューン。
サミーの絶叫から爆走っ。実にスリリング!
キレた演奏です。壮絶な覇気を感じますね。
サビも超刺激的っ。サミーも全開モードっ!
Gソロもラストも壮絶っ!素晴らしいっ!!
4はシンセ主体の曲。「I’LL WAIT」風かな。
歌メロがクサいぐらいにポップ。個人的には
少々抵抗あるけど、良質な曲には違いなし。
メロディアスなGソロも良い。完成度高し。
5はシブいGより。アレンジが凝ってます。
サビはそれなりに爽快と。デヴィッド時代の
曲作りに近いかな。もうこの路線はいいよ。
6は重厚。リフがイマイチ。サビも冴えん。
個人的には捨て曲の部類。つーか実に退屈。
7はシンセ主体のバラード。産業系ですな。
歌メロが4同様にクサい。一般リスナーには
絶好調かもしれないけど、私には限界です。
8はHRナンバー。一応「PANAMA」してます。
ノリが心地悪い、歌メロがしっくり来ない。
色んな意味で届かず。なんかダメダメだな。
最後の9は意味不明。何コレ?ふざけるな。
(2008/11/10)