『TROUBLE』 WHITESNAKE (1978)
1.TAKE ME WITH YOU
2.LOVE TO KEEP YOU WARM
3.LIE DOWN
4.DAY TRIPPER
5.NIGHTHAWK
6.THE TIME IS RIGHT FOR LOVE
7.TROUBLE
8.BELGIAN TOM'S HAT TRICK
9.FREE FLIGHT
10.DON'T MESS WITH ME
(BONUS TRACK-THE SNAKEBITE EP)
11.COME ON
12.BLOODY MARY
13.STEAL AWAY
14.AIN'T NO LOVE IN THE HEART OF THE CITY
バンドとしてのデビュー作です。PURPLE解散後、デヴィッドはソロ作を2枚発表。
「WHITESNAKE」(1977)、「NORTHWINDS」(1978)です。
多くのミュージシャンを集めて作った二枚ですがツアー等は行わず、バンドを結成します。
メンバーはソロ作にも参加したミッキー・ムーディー(G)、御大ジョン・ロード(Key)
元コロシアム2のニール・マーレイ(B)、キャリアを積んでいたバーニー・マースデン(G)
そしてデイヴ・ドウル(D)と言う面々。78/10発表です。
1はスピードナンバー。覇気が感じられますね。
抑え気味に歌うデヴィッドに余裕すら感じたり。
中間部の展開はもう一つ。Gソロが欲しかった。
2はマイルドなチューン。歌がメロディアスね♪
サビも実にナイス♪コーラスも心地良いですな♪
Gソロはまあまあってとこ。ちょっとメロ不足。
3はROCK ’N’ ROLL。アメリカンしてます。
サビがキャッチー。デヴィッドもノビノビ状態。
途中の歌はバーニーかな。Gソロはノリ一発系。
4はビートルズのカヴァー。やや意外な選曲か。
ユニゾンが続くアレンジがなんか面白くないな。
歌もオリジナルを踏襲。ボーナストラックだな。
5はスピードチューン。アレンジがスリリング。
ニールが凄いですな。さすが元コロ2違います。
歌メロはそれなり。Keyソロはちょい短すぎ。
6はTHIN LIZZY風のROCK ’N’ ROLL。
サビが良い感じ。ちょっと普遍過ぎるけどねえ。
ツインソロもLIZZY風。少しメロが足りん。
7はマイルド系。2同様、コーラスが爽やかね♪
歌もメロディアス♪デヴィッドに合う曲調です。
Gソロもそこそこナイス。でもまだ足りないな。
8はミッキー作のインスト。スタスタ疾走です。
ツインギターが印象的。Keyソロは消化不良。
本作のKeyは後から被せたモノ。仕方ないか。
9はバーニーが歌うナンバー。歌、上手いです。
歌メロも良い感じ。Gより歌の方が評価できる笑
他の曲にも負けてなし。ソロでもやれそうだな。
最後の10は疾走系。気持ち1に近い感じです。
サビの展開も面白し。Gソロも実にノッてます。
ブルーズ調の終わり方もアリガチながらナイス。
続いてボーナス。11は後のライブの定番です。
普通のROCK ’N’ ROLLです。いたって普通。
ライブだとテンポアップしてカッコ良いけどね。
12もROCK ’N’ ROLL。泥臭い感じです。
露骨にアメリカンしてますな。方向性が見える。
曲自体は悪くなし。ソロ作の収録曲風だけどね。
13はミッキーのスライドからスタートします。
歌との絡みとか、結構ZEPしてる雰囲気です。
まあでも主役はミッキーです。スライド全開と。
んで最後に14。後のライブの大定番曲ですね。
浪々と歌うデヴィッドがナイス。歌メロも良し。
凄く良い曲とも思わないけど、なんか良いです。
Gソロもコレはナイス。泣きた足りないけど。。
(2010/9/23)