『SLIDE IT IN』 WHITESNAKE (1984)

(ORIGINAL VERSION)
1.GAMBLER
2.SLIDE IT IN
3.STANDING IN THE SHADOW
4.GIVE ME MORE TIME
5.LOVE AIN'T NO STRANGER
6.SLOW AN' EASY
7.SPIT IT OUT
8.ALL OR NOTHING
9.HUNGRY FOR LOVE
10.GUILTY OF LOVE


(U.S. VERSION)
1.SLIDE IT IN
2.SLOW AN' EASY
3.LOVE AIN'T NO STRANGER
4.ALL OR NOTHING
5.GAMBLER
6.GUILTY OF LOVE
7.HUNGRY FOR LOVE
8.GIVE ME MORE TIME
9.SPIT IT OUT
10.STANDING IN THE SHADOW


(AMERICAN REMIX (JAPAN))
1.SLIDE IT IN
2.DAVID COMMENT #1
3.LOVE AIN'T NO STRANGER
4.DAVID COMMENT #2
5.GUILTY OF LOVE
6.SLOW AN' EASY
7.DAVID COMMENT #3
8.GAMBLER
9.DAVID COMMENT #4
10.NEED YOUR LOVE SO BAD



先ずはメンバーチェンジから触れましょう。
前作製作後、バーニーが脱退しちゃいます。
ペイシー&ニールもゲイリー・ムーアへ。。
代わりに加入したのが、デヴィッドをMSG
に誘ったコージー・パウエル。逆引きです。
そのコージーのソロ作に参加した経緯がある
メル・ギャレーとコリン・ホッジキンソンを
引き込み、ジョンとミッキーを加えた6人で
制作されたのがオリジナルバージョンです。
このメンバーで、83年モンスターズ・オブ
ロックに出演してます。本作発表前ですね。


無事リリースされた本作ですが、ゲフィンが
アメリカでのリリースに、難色を示します。
な訳でキース・オルセンがリミックスを行い
な状況でミッキーとコリンの代わりに入った
ジョン・サイクスとニール・マーレイ2人の
音に差し替えたのがU.S.バージョンと。
コレを放っておけなかった日本サイドです。
U.S.バージョンにデヴィッドの声を加え
カセットのみに収録されていた10を加えた
形でリリースしたのが一番下のヤツですね。


ココではU.S.バージョンを使いましょう。
オリジナルのリリースは、84/2。


1は「COME AN’ 〜」風のHRです。
早速、コージーが存在感を発揮してますね♪
デヴィッドの歌に強い覇気も感じましょう。
グッと盛り上がるGソロも実にナイスです♪


2は重厚チューン。スライドがシブい感じ。
歌部分はまるでコージーのソロです。豪快!
ミッキーのGソロがメロディアス。良いね♪
でもこの曲の主役はコージーです。圧巻っ!


3はHR系。始まりの歌にウットリします♪
デヴィッドの本領発揮です。サビも快調っ!
シンプルなアレンジが歌を引き立ててるね♪
Gソロもメロディアスかつ雰囲気ナイスっ!


4もハードナンバー。歌がメロディアスね。
サビもキャッチー。アメリカ志向してると。
Keyソロは良く解らず。説得力も無し。。
あのぅ、元DEEP PURPLEでしたよね?!


5は超重厚チューン。イントロにワクワク♪
「WALKING 〜」を意識した様な曲調だけど
コレも中々イケます。コージーに合ってる。
Keyソロ→Gソロの流れも良い感じです♪


6は本作唯一のスピードチューン。何となく
LIZZY風ですが、ジョンは本作の作曲に
全く絡んでません。つかこの曲のコージーは
ノリが合って無し。シンバルの違和感強し。


7はHR系。先に言うけど捨て曲してます。
悪い曲でもないけど、他の曲ほど魅力無し。
前作収録曲よりかは全然良いんだけどさあ。


8は3に近いノリ。上昇するリフが良いね♪
歌もメロディアス♪サビも実にナイスです♪
Gソロも良しっ!強い覇気も感じられます。
個人的には本作のベストチューン。最高っ!


9は7に近い雰囲気。つまり捨て曲な感じ。
でも7同様、前作収録曲よりは全然上です。
この曲だけ単体で聴いたら悪くないと思う。


10は「DON’T BREAK 〜」な曲調です。
アレよかスピード感が有り。勢い感じるね♪
Gソロ&後の展開もイケる。佳曲でしょう♪
ライブの演奏記録なし。生で見たかったな。


(2009/1/30)