『UNBREAKABLE』 SCORPIONS (2004)


1. NEW GENERATION
2. LOVE 'EM OR LEAVE 'EM
3. DEEP AND DARK
4. BORDERLINE
5. BLOOD TOO HOT
6. MAYBE I MAYBE YOU
7. SOMEDAY IS NOW
8. MY CITY MY TOWN
9. THROUGH MY EYES
10.CAN YOU FEEL IT
11.THIS TIME
12.SHE SAID

(BONUS TRACK)
13.REMEMBER THE GOOD TIMES

Produced by
ERWIN MUSPER AND SCORPIONS



5年振りの新作。BがPAWEL MACIWODA(発音?)に代わってます。


先ず1。イントロにワクワク。重厚ナンバーです。
声の変わらぬクラウスに驚き。期待感で一杯です。
曲展開も同様。歌メロも絶好調っ!途中の展開にも
グッと来ます。いいぞー!!キテるぞキテる!!!
Gソロは、やはりマシアス。彼には期待してない。
全体的にはまあまあレベル。でも十分レベルです。


2はスピードチューン。コレも歌メロが良い感じ。
サビなんか思いっきりグッと来ます。たまらあん!
Gソロは、もう語らん。マシアスに用は無いので。


3は重厚系。マイルドな歌メロがコレもキテます。
サビも実に良い。実に良い。ホント、実に良いよ。
Gソロも良しとしよう。マシアスにしては良い方。


4は、それこそ重厚系。この路線は不安を感じる。
でも展開&歌メロはナイス。部分は良い感じです。
んでも、3までと比べたらイマイチ。悪くはない。


5は疾走チューン。待ってましたーっ!いけーっ!
歌メロが気持ち良し!サビのコーラスも力強いぞ!
良い意味で爽快。燃えると言うか、なんか嬉しい。


んで6。先に言いますが、本作唯一のバラードね。
クラウスの演歌に変わりなし。まだまだ完璧です。
曲的にも文句無い。少し小粒だけど、感動します。


7は明るいROCK ’N’ ROLL。良いねー!
再スタートって感じです。歌メロが実に心地良し。
嬉しく成る曲調。サビなんかウルウルする程だよ!


8はマイルドなハードナンバー。歌メロが良いっ!
嬉しくてたまらん。HM好きで良かったと思うよ。
そういう曲です。コレぞ本領発揮。文句全くなし!


9もメロディアスチューン。80年代してますね。
歌メロ絶好調っ。こういうのを待ってたんですよ!
ある意味、押せ押せな感じです。いやあ良い良い♪


いきなりサビから始まる10は重厚チューンです。
やはり歌メロが光ってる。余裕すら感じますなあ。
少し抑え目な感じですが、サビがやはり良い感じ。


11もハードナンバー。捨て曲な感じですが、でも
サビは多少良い。そろそろ疲れたかな。まあいい。
近作の楽曲レベルと比べたら全然良い。マジにね。


最後の12はマッタリ系。クラプトンみたいだな。
コレが又、良いんだなぁ。ホント嬉しく思います。
光が差すと言いますか。実に美しき。感動です。。


そして13のボーナストラック。コレが外せんと。
明るいROCK ’N’ ROLLです。実に良い♪
思いっきり80年代。爽快です。素晴らしいっ!!


つー訳で本作、もう絶好調の一言です。何より歌メロが最高です。
曲展開もアリガチながら文句の付け様がない。完璧とすら思うね。
ルドルフのリフの説得力が足りないとか、バラードが少しだけ弱い
とか除けば、『LOVE AT FIRST STING』に匹敵っ!
リフやバラードが良かったんじゃないか!と思う方、聴いてみな。
このバンドの最たる魅力は、歌メロだった事を痛感するハズです。
しいて言うなら様式美ではない。でもそれがなんだっ!現時点では
本作こそ、このバンドの最高傑作とすら思うのです。完全必聴っ!


(2007/9/17)