『LOVE AT FIRST STING』 SCORPIONS (1984)
1.BAD BOYS RUNNING WILD
2.ROCK YOU LIKE A HURRICANE
3.I'M LEAVING YOU
4.COMING HOME
5.THE SAME THRILL
6.BIG CITY NIGHTS
7.AS SOON AS THE GOOD TIMES ROLL
8.CROSSFIRE
9.STILL LOVING YOU
前作の全米ブレイクで名実共にトップバンドへ伸し上がったバンドは
満を持して本作をリリースします。
1は重厚チューン。ノリに風格すら感じますね。
歌がメロディアス。サビも実にキャッチーです。
マティアスのGソロは相変わらず、節操ないと。
曲自体の完成度は非常に高し。さすがですなあ。
2は中ヒットした曲。イントロが「NO ONE 〜」風。
つかこの曲は完全にLEPS「PHOTOGRAPH」。
Gの絡みとかモロだし。Dの音とかもそうだね。
良く出来てます。売れて当然。Gソロも合格よ♪
3は軽快なナンバー。歌が実にメロディアスね♪
ちょっと嬉しくなるぐらい良い。実に心地良し♪
ちゃんとROCKしてる点も注目。ベテランね♪
個人的には本作で最も好きな曲です。文句無し♪
4は疾走系。静かなイントロがASHしてるね。
一気に怒涛のHMへ展開っ!!!実に劇的です♪
歌メロ、攻撃感、疾走感、Gソロ、キレ具合等々
どれも良い感じでしょう。否定する要素が無い。
爆発的なイントロの5もスピードナンバーです。
「NOW!」に近い感じもする。前作の延長的な
雰囲気も持つ本作です。悪い意味ではないけど。
この曲はスリリング感が良し。曲的には並かな。
6は歌謡曲系。モダンな感じと言いましょうか。
つまり産業ROCK。産業ROCKの何が悪い?
何よりメロディアス。都会感が好感持てるかと。
都会は嫌い?じゃあ東京に来るなっ!なんてね笑
7は陰鬱な雰囲気な感じと。サビは逆に明るめ。
実験的な曲調ですが、歌メロは何気に良い感じ♪
なんかウリ時代の曲調を思い出したり。近いね。
マティアスの無機質Gソロは、7には合っとる。
8は悲壮感強い曲。実にドイツな感じ。重い↓↓
アルバム構成的に、大きな存在感を出してます。
この曲だけ聴いても?かと。雰囲気モノですな。
最後の9は御約束のバラードです。チョウ定番♪
実に感傷的なイントロから、重厚に展開します。
歌メロにウリ時代を思い出したり。んな雰囲気。
つかコレは「荒城の月」。サビが最高に劇的っ!
クラウスの独壇場ね♪あまりにも完璧でしょう!
むしろ出来過ぎかと。名バラード♪素晴らしい!
(2009/1/26)