『FLY TO THE RAINBOW』 SCORPIONS (1974)

1.SPEEDY'S COMING
2.THEY NEED A MILLION
3.DRIFTING SUN
4.FLY PEOPLE FLY
5.THIS IS MY SONG
6.FAR AWAY
7.FLY TO THE RAINBOW



2ndです。デビュー作は71/2発表の『LONESOME CROW』(1972)。Gはマイケル・シェンカーです。
そのマイケルがUFOに引き抜かれた為、ウリ・ロート(G,Vo)を迎えて制作されたのが本作です。
他のメンバーはクラウス・マイネ(Vo)、ルドルフ・シェンカー(G)、フランシス・ブッフホルツ(B)、ユルゲン・ローゼンサル(D)。


1はハードナンバー。イントロのGがキてるね♪
サビもカッコ良し!疾走感も実に心地良いです♪
Gソロもウリ節が全開!既に新人離れしてます。
曲全体の完成度も高し!インパクトも強烈です。


2はバラード調より。クラウスの歌が良い感じ♪
途中からハードに展開。変則的なDが特徴的ね。
Gソロは官能的。説得力の強いプレイが凄しっ!
曲全体の暗い雰囲気も、今の時代では新鮮です。


3はハード系。ウリの歌に好み分かれましょう。
Gが凄いだけに、クラウスに歌って欲しかった。
曲自体は実験的な雰囲気。Gだけが光ってます。
つかちょっと長過ぎるな。ライブならともかく。


4は重厚なバラード。極めて陰鬱な雰囲気です。
クラウスは完全に演歌モード。見事な歌唱です。
歌もメロディアス。泣きのGソロも素晴らしき!
Gが凄い分、歌が霞んでるとも言えるかもね。。


5は軽い感じ。少しだけ雰囲気明るい感じです。
サビも他の曲と比べると明るし。基本暗いけど笑
Gソロは悪くないけど、やや消化不良な感じか。
っても凄いGだけどね。ウリのソロみたいだな笑


6は美しい始まり。WISHBONE ASHしてますな。
途中からハードへ。ウリのGがやはり良い感じ♪
歌もそこそこメロディアス。実に心地良いです♪
繰り返しますが凄いGです。別次元に居る感じ。


最後の7は10分弱の大作。先ずはアコギより。
歌メロは明るめ。煮え切らない明るさだけどさ。
続いてハードに展開。中盤までは2に近い感じ。
終盤はウリの世界。語りもあり。ジミヘンだな。
終盤は劇的に展開します。溜息しか出ません。。


(2010/4/22)