『THE FINAL CONCERTS』 DEEP PURPLE (1996)


(DISK ONE)
1.BURN
2.STORMBRINGER
3.GYPSY
4.LADY DOUBLE DEALER
5.MISTREATED
6.SMOKE ON THE WATER
7.YOU FOOL NO ONE

(DISK TWO)
1.SPACE TRUCKING
2.GOING DOWN/HIGHWAY STAR

(BONUS TRACK)
3.MISTREATED
4.YOU FOOL NO ONE



リッチー脱退直前の欧州ツアーから編集収録されたライブ盤です。
CD1の1と2、CD2の1、3、4がグラーツで、残りがパリ。


先ずは1。イントロ前のリッチー、実にシブいプレイです。
そのリッチーは中央の位相、ジョンは左右に広がってます。
演奏は上々。Gソロも弾きまくりっ!気合い入ってますね。
ギターサウンドはもう一つだけどさ。Keyソロは並かな。


次は2。アルバムよりも遥かに攻撃的です。コレに慣れると
アルバムは聴けまへん。スライドのGソロは実に悩まし気。
面白いです。Keyソロも有り。コレはいつものジョンね。


3は、貴重なライブテイク。アルバムでは地味に思ったけど
前2曲の後だと効果的です。哀愁の漂った雰囲気がナイス。
良い感じでメロディアスです。ラストのGソロも結構グー。


更に4へ。飛ばしてますねー!リッチーのGが燃えてます。
Gソロもノッてる。Keyソロはオフ気味で良く解らない。


さて5です。注目ですね。イントロのリッチーが激しいっ。
『LIVE IN LONDON』とはエラい違いだよなァ。
Gソロはシブめ。RAINBOW時代に近付いてるかなと。
最後のキメも劇的です。デヴィッドは、全体的にウーン。。
正直言って、良いと思ったテイクが一つも無かったりする。


次は6。冒頭のリッチーがノリノリ。「LAZY」も有り。
歌部分は、第二期とノリすら違いますね。コレこそ好みか。
私はこのアレンジも好きだな。Gソロも終わり方が面白い。
ラストはグレンの独壇場。デヴィッドの比でなし。上手い!


んで7。冒頭のジョンが良い感じです。歌も実にノリ良し。
長めのGソロは雰囲気モノです。あまり弾いてないかなと。
続いてDソロ。なんか迫力無し。寂しさすら感じますが。。
つか音質が。。プレイは凄い!最後は「THE MULE」。


CD2へ。先ず1。イントロの即興はウーン。カッコ悪い。
歌部分はまあまあか。Gソロは「CHILD 〜」が出ます。
デヴィッドの「GYPSY EYES」はダメ。恥ずかしい。
続いてグレンのソロ。キャーキャー歌ってる。面白くない。
更にKeyソロ。変わった音を出してます。その程度かな。


ラストは2。セッション風から「GOING DOWN」へ。
グレンのアドリブを挟んで「HIGHWAY STAR」へ!
最後にコレっつーのは凄い!あまりにも強力な選曲ですよ!
ノリも快調っ!Keyソロは無し。でもGソロが超長いっ!
壮絶っ!リッチー、大全開っ。興奮必至っ。凄い破壊力っ!
エンディングも大興奮っ!凄いテイク!!素晴らしい!!!


(2008/2/27)