『PAINKILLER』 JUDAS PRIEST (1990)

1.PAINKILLER
2.HELL PATROL
3.ALL GUNS BLAZING
4.LEATHER REBEL
5.METAL MELTDOWN
6.NIGHT CRAWLER
7.BETWEEN THE HAMMER & THE ANVIL
8.A TOUCH OF EVIL
9.BATTLE HYMN
10.ONE SHOT AT GLORY

(BONUS TRACK)
11.LIVING BAD DREAMS
12.LEATHER REBEL (LIVE)



前作のツアー後にデイヴが脱退します。疲労との事ですが
前作のドラムマシン疑惑を考慮すると、時代にそぐわない
技術面とかだったかもしれません。代わりに加入したのが
元RACER Xのスコット・トラヴィス。なんとアメリカ人です。
更に、長くプロデューサーを務めたトム・アロムと決別。
2ndでエンジニアを務めたクリス・タンガリーディスを
プロデューサーに起用します。90/9リリース。


1は攻撃的なナンバー。スコットの雷鳴の様なDからスタートっ!
刺激的ですねー♪ロブの歌も実に凄まじき。凄い覇気を感じます。
グレンのGソロもナイス。ライブ録音されたバックにも注目です。
終盤のしつこい展開も強力っ!完璧でしょう。素晴らしいの一言!


2もハードチューン。シンプルなイントロが王道してて良い感じ。
歌もメロディアス。1の無機質感とは逆ね。伝統的なHMですな。
Gソロを含む中間部も魅力的。この曲も完成度高いね。良いぞー♪


ロブの熱いシャウト!から始まる3は疾走系。やはり覇気強しっ!
サビはそこそこ。でも悪くない。Gソロの展開は1に近い感じと。
あまりメロディアスではないな。普通の弾きまくり。それも良し。


イントロが超カッコ良い4もスピード系。スリリングに疾走ーっ!
歌がメロディアス。サビもナイスです。バッキングもカッコ良し!
ツインGソロも印象的♪短めの曲だけど完成度は抜群っ。最高っ!


Gソロから始まる5も爆走ナンバー。1に近いハイテンションっ!
サビ前の跳ねたノリが面白し。サビはアリガチかな。悪くはない。
掛け合いのGソロはナイス。しっかし熱い!壮絶的なパワーなり。


6も攻撃的なチューン。歌がメロディアス。サビもナイスですね。
中間部のオカルトチックな展開も面白い。音作りのセンスも抜群!
この辺はさすがです♪もっと長い曲でも良かった。贅沢な要求か。


重厚に始まる7も、スグにノリ良く展開。本作は早い曲が多いな。
サビがカッコ良し。難しい事してないですが、センスがたまらん。
6同様、細かい装飾音にも注目。聴きどころです。Gソロも良い!


8はシンセギターのイントロより。良い意味で新鮮な気がするね。
曲調は「BLOOD RED SKIES」路線。Gソロが感傷的。
劇的かつバラード的な曲調が実にナイス♪ライブでも熱い曲です。


9は劇的かつ短いインスト。続く10は軽いノリのナンバーです。
しいて言うなら「DEVIL’S CHILD」路線。モダンかと。
歌がメロディアス。サビもナイス。アルバムラストにも合ってるね♪


(2008/8/1)